同舞台のセントライト記念を攻略した半笑いさんに「オールカマーの狙い方」を聞いてみました
今週の競馬王ブログは阪神の芝にフォーカスしてきましたが、今回は中山の重賞・オールカマーを取り上げます。セントライト記念と同じ中山の2200mで行われますから、セントライト記念を的中させた半笑い氏にオールカマーの狙い方をお聞きいたしました。
<半笑いのオールカマー攻略法>
先週のセントライト記念は、◎ダービーフィズ(5番人気2着)、○アドマイヤスピカ(6番人気3着)という予想だったので、勝ち馬ユールシングング(3番人気1着)は押さえの×印だったんですが、馬連と3連複を楽に的中できました。◎=○の馬連(38.5倍)を個人的に16,000円勝負していたので、直線半ばではこの本線的中を夢見たんですが、そこまでは甘くなかったですね。まあ押さえとはいえ、予想としても馬券としても一応は満足の行く結果でした。
さて、今週末はセントライト記念と同じ舞台・中山芝2200mでオールカマーが行われます。今度は古馬戦ではありますが、同じ舞台ということで狙いどころの共通点は当然あるので、これを踏まえて考えて行きましょう。冒頭でセントライト記念の話をしたのは、決して自慢のためではないのです(笑)。
中山芝攻略の大きなポイントは、前回もお話ししましたが、恐らくエクイターフの影響で「向正面の下り坂で加速して最後まで長くいい脚を使うタイプ」が、以前よりも格段に活躍するようになったこと。セントライト記念で言えば、スローペースの青葉賞で先行して恵まれたヒラボクディープ(1番人気)よりも、後方からヒラボクより0.6秒も速い上がりを使ったアドマイヤスピカ(6番人気)の方がむしろ買いやすい舞台だったということになります。
従来の感覚だと「東京で差せない馬が、直線短い中山で差せる訳がない」と考えがちですが、その辺は柔軟に考えましょう。もちろんアドマイヤスピカが中盤速い若竹賞で2着していたように、中山中距離で持続力を問われるレースで好走していれば、更に心強い材料になります。
オールカマーでも、長くいい脚を使える差し馬を重視してみたいと思います。特にスローで差し損ねている馬の巻き返しには注意したいところですね。
※半笑い氏の予想情報などは『半笑いの予想』でご確認ください。
今日も引き続き競馬王ライター陣の見解をお届けましますので、お楽しみに!