ヒデの考察、分析

2022年7月31日 (日)

凡走こそ輝く⁉︎ クイーンS分析

 こんばんは、ヒデです。いよいよ夏の札幌で重賞が今週から施行されます。牝馬限定の重賞クイーンSで今年はどのような戦いが繰り広げられるのでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いします。

※今回は2016~2020年をデータ集計の対象としています。昨年は函館での代替開催でしたのでデータ対象とはしていません。あらかじめご了承ください。


< 目次 >

1.まだまだ開催前半、綺麗な芝で内枠有利!



2.牝馬G3から出走してきた馬がねらい目⁉



3.瞬発力勝負になるならやっぱりサンデー系の出番!?



4.該当馬


1.まだまだ開催前半、綺麗な芝で内枠有利!

 2018年まで開幕週に施行されていたこの競走、それだけに内枠有利な傾向が出ています。2週目に移動した19年以降も内枠優位は変わらずで、20年には1枠のレッドアネモスが11人気ながら勝利するなど、穴を開けたこともしばしばです。まずは内枠から馬券を組み立てて行くのがよいでしょう。また、外枠も穴を開けやすく、極端な枠のほうが有利な傾向が出ています。8枠からは2019年9人気3着カリビアンゴールドが入っています。穴馬は極端な枠から狙っていくのがいいでしょう。

 一方脚質的にはかなりフラット。札幌競馬場は平坦なコース形状に加えて緩やかなR(コーナー半径が広い)であるため、加速しやすい特徴があります。その影響か差し馬も好調で過去5年の結果として【 2- 3- 3-16/24】で単勝回収率195%、複勝回収率156%と単複の回収率が100%を超えています。一方で逃げ馬は17年に1着だったアエロリットしか勝利しておらず、全体的に不利な傾向が出ていますので軽視が賢明かもしれません。馬群の2列目から中団当たりの馬を狙っていきたい所です。



2.牝馬G3から出走してきた馬がねらい目⁉

 牝馬限定重賞ということもあり、前走牝馬重賞組から狙っていくのが中心になります。中でもマーメイドSを好走した馬は特に好調で、過去5年は【1- 2- 1- 8/12】で複勝率は33.3%で単複の回収率は100%を優に超える数字になっています。その他のローテで見てもヴィクトリアマイルの【1- 2- 2- 5/10】で複勝率50%となっており、馬券の軸には向いている印象。ただ、オークスからの出走は馬券になっていないため注意が必要です。

 そして注目したのは着順。前走掲示板内だとそこまで好走出来ず、6~9着くらい凡走となった馬の巻き返しが期待できる結果となっています。特にヴィクトリアマイルで後方で差しあぐねた馬やマーメイドSで中団にいながら差された馬はここで巻き返す可能性が高く、ねらい目と言えます。前走の着順と脚質を見たうえで狙い馬を決めていくと穴馬を見つけられそうです。



3.瞬発力勝負になるならやっぱりサンデー系の出番!?

 大回りのゆるやかなカーブから差し込んで来るとなれば馬券になりやすいのはもちろんサンデー系。このことは今の日本競馬ではセオリーになっていますが、この競走もその例に漏れず好走しており、サンデー系全体で見ると単勝の回収率は100%を超えています。種牡馬別ではヴィクトワールピサ産駒やディープインパクト産駒がよさそうです。特にヴィクトワールピサ産駒は過去5年【1- 1- 1- 2/ 5 】で一番信頼できるレベルの種牡馬であると言えます。

 サンデー系以外では札幌らしく欧州ノーザンダンサー系が活躍しているほか、米国ミスプロ系や米国ノーザンダンサー系が好走していることからコーナーでの加速力というところが強く求められていると言えるでしょう。加速力のありそうな産駒を見かけたら近走凡走していても馬券に絡めるのが得策かもしれません。



4.該当馬

 それではクイーンSの該当馬を見ていきましょう。

3.ホウオウピースフル

3枠◯  脚質◯   前走△   血統◯?

巴賞を差し切ったその脚はきっと札幌でも活躍すること間違いなし。内枠のオルフェーヴル産駒が強いことはもはや周知の事実。前走と同じ枠ならば今走はもっと活躍すること間違いなしですので、引き続き期待できます。

8.ラヴユーライヴ

5枠△   脚質◯  前走◎   血統◯

前走はマーメイドSを先行しながら全く人気がなく、まさしく狙い目になっていると言えそうです。この馬はラヴズオンリーミーが母ということでラヴズオンリーユーの全妹。血統的にも期待は高まります。


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2022年7月23日 (土)

持続よりのパワーで押し切れ!? 中京記念分析

 こんばんは、ヒデです。今週から北海道で行われる競馬の舞台が函館から札幌競馬場へ開催が変わりますが、重賞が行われるのは小倉競馬場で代替施行される中京記念です。サマーマイルシリーズですが、小倉大賞典と同様の芝1800mで施行されます。今年はどのような馬がイレギュラーな開催で輝くのでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いします。

※ワールド・ベスト・レースホース・ランキングで区分されるマイル(M)は1301~1899(北米は1600~1899m)となっており、一応国際レーティング的にはマイルコースと区分されているようです。

※小倉の中京記念は昨年しか施行されていませんので過去5年の7~8月、開催3~8日目に施行された2勝クラス以上の11レースも参考にしています。「コース傾向」などと表記している場合はこの条件になります。ご了承ください。


< 目次 >



1.極端な枠が有利に!?



2.前走はオープンクラスの同距離以上で⁉



3.中心はサンデー系...そのほかで狙えるのは!?



4.該当馬





1.極端な枠が有利に!?

 まずは枠を見てみると1~3枠や6~8枠が有利な傾向になっています。昨年も勝利したアンドラステは3枠、追込んで3着となったクラヴェルは8枠と極端な枠が有利になっていると言えます。2勝クラス以上の傾向で見てみるとさらにこの傾向は加速。1枠と6枠以降が特に好調になっています。1枠と6枠以降から狙っていくのが良いでしょう。

 脚質的に見ると逃げ先行が有利に。昨年は2・3着に来た馬が差しや追込みでしたが、小倉1800m全体でみると差しは人気馬が中心になっている結果となっています。追込みは相当脚が抜けていないと厳しく、結果として昨年追い込んできたクラヴェルはエリザベス女王杯で穴を開けました。その他小倉日経オープンで差し切ったサラキアもそのあと府中牝馬Sを勝利、有馬記念でも穴を開けていることからG1レベルの脚が求められます。ここを追い込んだ馬はしつこく追いかけるのが良いでしょう。



2.前走はオープンクラスの同距離以上で⁉

 1600mで施行されていた時には延長馬がよく激走していた競走ですが、小倉開催では短縮が良くハマる印象です。コース傾向の複勝率的には延長がよいのですが、昨年も1着のアンドラステと3着クラヴェルは短縮から来ていますし、短縮を狙っていくほうが面白いでしょう。

 また、場所は阪神競馬場と東京競馬場が優勢。これは昨年馬券圏内に入ったはいずれも前走東京・阪神競馬場でした。特に東京競馬場からのローテは妙味十分で、コース傾向的にも【 2- 2- 1- 5/10】と勝率20.0%、複勝率50.0%となっています。ローカル場からであれば新潟競馬場や小倉競馬場などが優勢です。



3.中心はサンデー系...そのほかで狙えるのは!?

 このコースは持続力寄りのパワーが重要なコースになっています。サンデー系ではディープインパクト産駒やTサンデー系など、芝の中距離に適性があって比較的パワータイプの産駒が優勢になっています。そのため、米国ノーザンダンサー系や欧州系も活躍する傾向となっており、ベーカバド産駒のダブルシャープが3勝クラス突破&オープン競走2着となったり、頻出しているクラヴェルのエピファネイア産駒も1勝3着1回と馬券圏内率100%。ストロングリターン産駒もプリンスリターンがオープン競走を勝利したりと欧州系が強い傾向が出ています。

 サンデー系の母父を見てみても米国ノーザンダンサー系や欧州系が強い傾向はよく出ており、サンデー系×母父米国ノーザンダンサー系は【 4- 2- 4-12/22】で複勝率45%超&単複回収率100%超、同じくロベルト系も【2- 1- 0- 3/6】で複勝率50%。ここまでを見てみると米国ノーザンダンサー系とロベルト系がポイントになり続けていますので、この2系統は注目して見てみるのが良いでしょう。



4.該当馬

 それでは中京記念の該当馬を見て行きましょう。

3.コルテジア

2枠〇 先行〇 同距離〇? 前走東京◎ 血統〇

 父ロベルト系は出走メンバー中唯一となっています。この馬は前走久々の出走ながら先行、粘れなかったものの健在っぷりを見せてくれました。前走の敗因は瞬発力勝負のレースになったことにほかなりません。そもそもこの馬は芝1800mの持続レースが得意で、きさらぎ賞を勝ったことからもこの条件が得意であることがわかるでしょう。内枠からマイペースに進めることができれば馬券圏内に入る可能性は十分。復帰後初勝利を期待したいところです。

4.ダブルシャープ
2枠〇 差し脚◎ 短縮〇 血統〇
 前述の本文にも出てきたダブルシャープは今年も大注目。昨年7月の1800m戦不知火Sで昇級、その後8月末に施行される小倉日経OPでは2枠から2着。内枠もこなせるベーカバド産駒です。末脚は2歳から衰えがなく、2歳の札幌2歳Sででも上り最速を4走前の小倉2000mオープン競走関門橋Sでも上り最速を出しているなどG1でも通用しそうな脚をもっています。この人気(土曜21:30現在9人気)であれば狙ていくのも良さそうで、期待です。

7.スーパーフェザー

4枠△ まくり〇 延長△? 血統〇

 サンデー×母父米国ノーザンダンサー系というコース傾向合致馬。小倉は大が付くほど得意な馬で、昨年はダブルシャープが勝った不知火Sで捲りながら上り最速で3着、格上挑戦となった小倉記念では9頭立ての8人気ながら3着と結果を残しています。ここのところの凡走で人気を落としていますが、馬券のヒモに入れておきたい一頭です。できれば8枠が欲しかったところです。

※激走候補の一頭は『編集部の重賞予想』内で公開します。ぜひこちらもご覧ください!


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中京記念といえば阪神代替開催されたときのメイケイダイハード。メイケイの活躍はこのころから余地されていたのかもしれません。はたして今年は...!?

それでは!

ヒデ

2022年7月22日 (金)

今年はこの馬に注目!?札幌競馬場のねらい目を分析!

 こんばんは、ヒデです。今週から札幌競馬場での開催が始まります。昨年は東京五輪開催のため6月からの開催と8月後半の開催で2つにわけられていた札幌開催ですが、今年は通常の開催に戻ります。これにより昨年から傾向がどう変化するのか確認していきたいと思います。それでは本日もよろしくお願いいたします。




< 目次 >

1.芝は綺麗な状態が長続きしない…でも!?



2.オマタセシマシタ!? 平坦ダート開催




1.芝は綺麗な状態が長続きしない…でも!?

 昨年は前半3週、後半4週の施行となった札幌競馬場。前半開催は外枠有利、後半開催は内枠有利という不思議な傾向になりました。その中で唯一不振だったのは後半開催の1枠。連続開催だった19~20年は【22- 13- 16-112/163】複勝率31.3%、 単勝回収率112と超が付くほどの好調であった一方で、短い開催になった21年は【0- 1- 5-48/54】で勝ち馬なし、複勝率11.1%とかなり低調な成績になっていました。

これは外枠が有利になると内を開ける外差しの形になるため、結果として1枠の馬がロスなく回って来ることができ穴を開けているということになります。実際に20年には開催最終日、9/6の10レースすずらん賞ではラストリージョが10人気1着、19年にも開催後半の8/31に行われた日高特別でハウエバーが8人気1着になるなど開催後半の札幌芝では1枠の激走に注意が必要です。

 それでは脚質はどうでしょうか。札幌競馬場は緩やかな3・4コーナーから差しが決まっている印象を受けますが実際はそんなことはなく、逃げや先行馬が圧倒的に強い競馬場です。では連続開催ではどれくらい芝の影響を受けるのか、特に顕著に傾向が出る逃げ馬の成績を比較してみたいと思います。(データ集計期間各年8/15~開催最終日まで)

19-20年

【 22-  12-  14-  89/ 137 】勝率16.1% 複勝率 35.0% 

21年

【 10-  5-  2- 28/ 45 】勝率 22.2%  複勝率 37.8% 

こう見ると拮抗しています。それでも若干ではありますが19-20年の開催は勝率・複勝率が21年よりも低く、逃げ馬の信頼度は下がりそうです。それでも差し馬の成績は19-20年も21年も大きく変化しておらず、開催終盤は先行馬の優勢がより顕著になると判断できるでしょう。先行馬は開催を通して信頼できます。

まとめ!

・札幌芝は芝が荒れる開催後半は1枠の激走に要注意!

 前半:内枠有利 後半:5枠以降有利

・逃げ馬を軸にできるのは開催前半のみ、先行馬は常に軸向き



2.オマタセシマシタ!? 平坦ダート開催

 現在京都競馬場(3・4角は下り坂)が施行されていない影響で平坦ダートは新潟競馬場と札幌競馬場、小倉競馬場(3・4角は下り坂)のみとなっています。そのため、特に坂のきつい阪神競馬場や急坂に加えて直線が長い東京競馬場からの激走馬が多い結果となっています。

特に前走阪神競馬場×4~9着に限定(データ集計期間:過去5年の札幌開催)すると【 17-  7-  6- 72/102】で勝率 16.7% 、複勝率29.4% 。前走凡走しているにもかかわらず複勝率3割ということは坂の影響がどれほど強い影響を与えているかがわかっていただけると思います。特に坂で失速しやすいサウスヴィグラス産駒やパイロ産駒などを見かけた場合は確実に抑えたい所です。

 枠的なバイアスが出現しにくいのも札幌競馬場ダートコースの特徴で、ある程度中枠有利という程度。それでも脚質の傾向はかなりはっきりと出ています。過去5年で比較してみると逃げ先行馬は【 265- 222- 179- 764/1430】勝率18.5% 複勝率46.6%で単勝回収率は170%複勝回収率は138%となっており、サンプルが1000頭オーバーしているとは思えない成績に。

一方、差し追込み馬は【 51-  94- 137-2243/2525 】勝率2.0% 複勝率11.2%で 単勝回収率23%複勝回収率45%と目を疑いたくなるような成績が残っています。差し馬は差せても3着までで、追込み馬の勝率は0.2%と、もはや天文学的な数字の片足を突っ込んでいます。無理せずに逃げ先行馬から狙っていくのがマストでしょう。

まとめ

・前走阪神競馬場出走してくる馬はねらい目

・逃げ先行が圧倒的。追込み馬は狙いにくい印象に


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[3レース質] 回収率5%アップを叶える福島・小倉の狙い方●立川優馬
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[5厩舎] 新馬戦・ローカル戦で本当に狙える厩舎●村山弘樹
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思えば重賞以外の記事を掲載するのは久しぶりかもしれません。

参考になればなによりです!

それでは!!

ヒデ

2022年7月17日 (日)

持続力勝負で妙味完成!? 函館記念分析

 こんばんは、ヒデです。いよいよ今年の函館開催も後1日となりました。明日はサマー2000シリーズ重賞函館記念が施行されます。毎年荒れるで同じみの競走で、過去5年最低三連単配当は52,140円でそれ以外はいずれの年も10万オーバー。波乱の要因はどこにあるのか、そして今年有利になりそうな馬はどの馬なのか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >



1.とにかく内枠不利になりやすい!?



2.一発の短縮、安定の同距離!?



3.開催最終週だけに欧州系をはじめ、持続力勝負になりがち!?



4.該当馬


1.とにかく内枠不利になりやすい!?

 この競走の特徴として2枠を除いた内枠、1・3枠が不利になりやすいというものがあります。特に重馬場で施行された2017年は外枠の3頭が馬券圏内を独占していましたから、馬場が重くなるにつれてこの傾向が強くなるようです。今年も雨模様の函館競馬場、2017年のように外枠優勢になる可能性が高いと想定できます。

 そしてこの競走は圧倒的に先行馬有利になっているのも注目ポイント。差しが決まった2020年を除いたほとんどの年で馬券圏内に穴馬が入ってきています。一例を上げると21年は12人気3着バイオスパーク、19年9人気2着のマイネルファンロン、18年13人気3着のエテルナミノルなどです。人気薄でも先行馬というだけで馬券に入れておく価値はありそうですから、重馬場施行となりそうな今年は先行馬に特に注目すべきでしょう。



2.一発の短縮、安定の同距離!?

 この競走は同距離ローテがかなり相性の良い競走。過去5年の成績は【 3- 0- 3-19/25 】で単複の回収率は100%を超えている条件となっています。20年に15人気1着のアドマイヤジャスタ(前走鳴尾記念6着)や前述のエテルナミノル(前走マーメイドS11着)など阪神2000mからのローテだと決まりやすいようです(10走1勝3着2回)。とうけいばさんが言っていましたが、これが降格ローテに当てはまっているということでしょう。

 また、サンプル数は多くないものの短縮ローテでくる馬も好走しやすく、過去5年【 0- 3- 1- 8/12 】で複勝率は高く回収率も100%を超えています。特に2017年には天皇賞春組が2頭とも馬券になっているなど絶好調でした。そのほか目黒記念や日経賞から馬券になっていますから、2500m以上のG2競走から出走して来る馬に関しては要注意です。

延長馬はほとんどが巴賞組。同競走から馬券になるのは着外に終わった馬が多く、巴賞で掲示板に乗った馬は函館記念で馬券圏内はありません。逆に6着以下からの巻き返しはありますが、これは函館1800mは瞬発力勝負になりやすい一方で函館記念は持続力勝負の先行優位になりやすいから。求められる力が変わっているので好走馬が少ないと言えます。巻き返し組に期待しましょう。



3.開催最終週だけに欧州系をはじめ、持続力勝負になりがち!?

 この競走で単複100%を超えているのはサンデー系、ロベルト系のみ。欧州ノーザンダンサー系も単勝回収率100%となっていることを考えると持続力がかなり優勢になっているということができるでしょう。欧州ノーザンダンサー系でもメイショウサムソン産駒やローエングリン産駒が好走してハービンジャー産駒は凡走していることから馬券になるのはより持続力向きの産駒となっています。持続力の鬼とも称されるタフな馬場が得意なロベルト系も好調なことから、やはり欧州系の持続力が非常に重要になっていると言えるでしょう。

 サンデー系もステイゴールド系やハーツクライ系などのTサンデー系と括られる産駒が好調に。母父は欧州系でなくても好走していますので、特に注意したいのは父系ということになります。ステイゴールド産駒以外あまり人気にならない傾向にありますので、血統的に狙っていくと思わぬ高配当を得られるかもしれません。



4.該当馬

 それでは函館記念の該当馬を見ていきましょう。

2.ジェネラーレウーノ

内枠△ 先行〇 延長△ 前走巴賞凡走〇 血統〇 

 ついに来た!という形です。内枠は不利ですが、スクリーンヒーロー産駒は内枠が得意ですし、巴賞で逃げて止まっているのも巴賞がいかに「向いていないか」というのがわかると思います。ここは当然狙いですから期待です。

11.レッドライデン

6枠〇 先行〇 前走同距離△ 血統〇?

 外枠で先行したら怖いのはこの馬です。奇妙な共通点というべきか、17年に逃げ粘ったヤマカツライデンと同じ名前が入っているのも怖いところ。最後に伸びる力を持っているのはこのコースに今一番求められるもの。今回も期待です。

13.ギベオン

7枠〇 先行〇 短縮〇 血統〇

 宝塚記念では同タイプの馬が多く差しに回りましたが、本来は先行して坂などの不利な条件も逃げ粘ることができる馬。今回はアラタなどの馬がいますが、外枠からマイペースにいければ4番手には付けられるはずです。それであればこの馬の良さが出ると思いますので期待です。


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それでは!

ヒデ

2022年7月15日 (金)

外枠早熟に勝るものなし!? 函館2歳S分析

 こんばんは、ヒデです。いよいよ6月から開催された函館競馬場の開催も今週が最後。その函館では2つの重賞が土日1レースずつ施行されます。今回分析するのが函館2歳Sです。毎年のように1~4人気の2頭と10人気が馬券になるという『競馬は人気馬2頭+人気薄1頭の組み合わせでだいたい決まる 』と言ったレースですが、どのような馬が有利になっているのでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。




< 目次 >

1.開催最終週、外枠先行が有利に!?



2.函館競馬場デビュー組が中心も…!?



3.サンデーサイレンス系に勝るものなし!?



4.該当馬




1.開催最終週、外枠先行が有利に!?

 今年はBコースの2週目として施行されますが、近年はBコース替わりで施行されたりと芝が綺麗な状態で施行もされていました。芝が綺麗な中でも施行だった昨年もナムラリコリスが8枠で勝利したり、20年に10人気1着となったリンゴアメも7枠13番など外枠が有利な傾向は芝の状態不問で変化していません。人気薄は特に枠のバイアスが必要となるため今年も4枠以降から探すのがよさそうです。

 また、脚質も先行が基本的に有利となっており、前述のリンゴアメや19年11人気3着ビアンフェ、18年7人気2着のラブミーファインなどは先行して馬券になっています。結果として先行馬は過去5年【 2- 4- 2-10/18 】で複勝率44.4%。加えて単複の回収率100%を大きく上回っているという軸としても穴としても最適な成績です。そのため、先行馬を狙っていくのが基本になると言えます。差し馬は人気馬から選んでいくのが良いでしょう。



2.函館競馬場デビュー組が中心も…!?

 この競走は新馬戦と未勝利戦から臨む馬しかいません。これは1勝クラスがまだ施行されていないからです。この未勝利戦と新馬戦それぞれのローテを比較してみると若干未勝利戦が優勢。過去5年の成績も【 3- 0- 1-11/15 】で半分以上は未勝利戦から勝利しています。それでも3着以内で考えると馬券になるのは新馬戦組ですから、フォーメーションを組み立てる場合は未勝利組を軸に新馬戦組を紐になど意識してみるとよさそうです。

 

 また、新馬未勝利戦は毎日施行されていますから”間隔”も重要な判断基準になりそう。この競走で活躍しているのは多むん中2週以上。中2週以上に限定すると【 4- 3- 4-39/50 】で勝ち馬を探すのは中2週以上で一旦間隔を開けている馬。中1週は辛うじて馬券圏内があるものの、連闘馬に関しては馬券圏内がありません。中1週など間隔を詰めて出走してくる場合は決闘なども重要なポイントになるでしょう。そこは次項で見たいと思います。



3.サンデーサイレンス系に勝るものなし!?

 この競走はサンデーサイレンス系が圧倒的に強く、過去5年の成績は【 4- 2- 3-21/30 】で馬券圏内の半分以上がサンデーサイレンス系から出ています。穴馬としても前述のリンゴアメ(20年10人気1着・ジョーカプチーノ産駒)やラブミーファイン(18年7人気2着・ジャスタウェイ産駒)が飛び出しているなど回収率も100%を超えています。中でもパワー豊富な産駒が強く、キンシャサノキセキ産駒【 1- 1- 0- 3/ 5 】やマツリダゴッホ産駒【 1- 0- 1- 1/ 3 】が好成績を残しています。ただダイワメジャー産駒はあまり好調ではないですので注意が必要でしょう。

 また、この時期といえば芝短距離で活躍する米国系の存在。この競走でもその傾向が若干見られており、18年1着のアスターペガサス(父Giant’s Causeway)や21年3着だったグランデ(父ディスクリートキャット)、17年12人気2着のウインジェルベーラ(父アイルハヴアナザー)などが好走しています。米国系は早熟ですから早い時期は中団からの差しや先行から体力を活かして抜け出すことが可能であることに加えて間隔を詰めても好走しますので、馬券になりやすい特徴があります。

 ここまで上げたPサンデー系と米国系で共通しているのは「パワーがある」ということになりますから、パワーのある産駒には全体的に注意する必要がありそうです。



4.該当馬

 それでは函館2歳ステークスの該当馬を見ていきましょう。

3.クリダーム

先行〇 3枠△ 中4週〇 前走新馬戦〇? 血統〇

 前走は外枠で先行して勝利。同レースで2着になったミシェラドラータは次走の未勝利戦で勝利するなど全体的なレースレベルも高かった印象を受けます。今回はレース的に不利ながらも血統的には得意な内枠に入りましたから引き続き勝負になるでしょう。間隔も1か月開けられたのもプラスに働くはず。今回も期待できそうです。

9.ゴキゲンサン

先行〇 6枠〇 中3週〇 前走新馬戦〇? 血統〇

 中3週での参戦。母父ヨハネスブルグですし、米国系の血という側面で見ても大丈夫そうです。父を見てもリアルインパクトでディープインパクト系。早い時期から活躍できる血脈がそろっていますので、今回も期待が高まります。楽しみです。

10.ミシェラドラータ

先行〇 7枠〇 中2週〇 前走未勝利戦〇 血統◎

 過去にも実績十分のキンシャサノキセキ産駒。外枠に入って血統的にもレース傾向的にも絶好ということになりました。差してくる形になりそうなのが唯一の懸念点ですが、それでも相性の良さからは期待せずにいられません。楽しみです。


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今年は久しぶりに地方馬の出走が0ということで少し寂しい印象を受けます。札幌開催はどうなるでしょうか。

それでは!

ヒデ




2022年7月12日 (火)

雨降って前そのまま!? ジャパンダートダービー分析

 こんばんは、ヒデです。7月といえば3歳ダートの祭典ジャパンダートダービー。3歳ダート王者を決める1戦となっています。24年からは名称を変更したうえで秋に施行されることが先日発表されたこのレースですが、今年はどの馬が有利な傾向になるのでしょうか。今回も7月15日、今週の金曜日に発売される『南関東競馬徹底攻略BOOK』を参考に分析していきたいと思います。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.外枠先行馬が有利な傾向が加速中!?



2.今年はJRA勢の圧勝も…!?



3.欧州寄りの重さを重視すべき!?



4.該当馬





1.外枠先行馬が有利な傾向が加速中!?

 昨年は13頭立12人気の船橋馬、12.キャッスルトップが大番狂わせの快勝を見せましたが、このことからもわかる通り外枠が有利な傾向があります。特にここ2年は5枠以降の馬が馬券圏内を独占し続けており、この傾向が加速しています。これは馬場が渋っていたからですから、良馬場で施行される場合は内枠の馬や差し馬にも注意しましょう。

 ただ、今年は火曜の夜から水曜の朝にかけて雨予報。これによって稍重以上で施行されることが予想されますので、外枠有利になるでしょう。また、雨によって馬場が渋ると先行馬が有利になります。この競走でも良馬場で施行された2018年は4角9番手で通過したルヴァンスレーヴが勝利するなど4角6番手以下で通過した馬でも差し切れていました。一方で雨が降って馬場が重たくなった20年・21年はともに4角5番手以内で通過した馬が馬券圏内を独占をしていたため、雨の場合は前残りを意識するのがよさそうです。

 同じく大井2000m、今年は重馬場で施行された東京ダービーでも2番手を追走していた6人気カイルが勝利していました。やはり大井2000mで馬場が渋った場合は前残りを意識してみるとよさそうです。



2.今年はJRA勢の圧勝も…!?

 今年はJRA勢の激走を期待すべきかもしれません。地方馬が激走する年に見られる複数場で勝利した馬や重賞好走の馬が出走して来てないという条件が満たされていないからです。そうなると馬券の中心になってきそうなのはJRA勢。一口にJRA勢と言っても半分近くはJRA勢ですから、人気薄になることもしばしば。JRA勢が馬券圏内を独占したにもかかわらず三連単が77万円にもなった20年の結果を見れば明らかです。

 以上のことから注目すべきは評価されていないJRA勢馬。狙える前走として「前走オープンクラス以上凡走」という条件。前述の20年はその傾向がよく出ており、1着だったダノンファラオは兵庫チャンピオンシップ2着の実績があったものの前走鳳雛S14着で6人気でしたし、同3着のキタノオクトパスも前走ユニコーンS5着ながら8人気と低評価でした。

 つまり、多くの人が見ているのは「前走実績」であることがわかります。地方交流重賞で実績があったり、前走のオープンクラスだけ凡走しているような馬に関してはその1走で評価を下げるのは危険でしょう。狙いはJRA勢の前走凡走馬になりそうです。



3.欧州寄りの重さを重視すべき!?

 馬場が渋っていても良馬場でも活躍しやすいのが欧州系の血です。昨年1着だったキャッスルトップは母父マヤノトップガンでロベルト系が入っていましたし、2着のゴッドセレクションも父ノヴェリストで欧州系が入っています。この競走では欧州系の持続力が求められるレース展開になりやすいため、ロベルト系やキングマンボ系をはじめとした欧州系が入っているかを確認してみるのがまずオススメです。

 米国系を狙うのであればミスプロ系がオススメ。20年は1着にダノンファラオ(父American Pharaoh、エンパイアメーカー系)、2017年にもサウスヴィグラス産駒のヒガシウィルウィンが勝利しています。その他だとパイロ産駒も2019年に2・3着になっているところから相性自体は悪くなさそうですので米国系の狙い目はミスプロ系とパイロ産駒になっています。

 前述のキャッスルトップに入っていた通り母父で好走しやすいのはロベルト系。キャッスルトップ以外にもまた前述のヒガシウィルウィンや、20年3着のキタノオクトパスも母父グラスワンダーだったことからもロベルト系は母父に入っても優秀な働きをするといえます。帝王賞でも似たような成績になっていましたから、この時期の2000mはロベルト系の血が暗躍しており狙いです。



4.該当馬

 それではJDDの該当馬を見ていきましょう。

6.ブリッツファング

4枠△ 先行〇 前走兵庫Ch〇 血統〇

 中枠に入ったキングマンボ系のホッコータルマエ産駒ということでレースとの相性はよさそうです。また、ホッコータルマエ産駒が得意としている延長ローテですから今回も注目にできる一頭と言えます。脚質的にも絶好ですから、期待できそうです。

7.ペイシャエス

5枠以降〇 先行〇 前走ユニコーンS1着〇 血統〇

 前走は内枠からの激走でしたし、今回エスポワールシチー産駒初めてのJDD制覇も十分に可能でしょう。先行もできていますし、菅原騎手はよく追えていますから、人馬ともに大いに期待したいところです。

10.リコーヴィクター

5枠以降〇 先行〇 前走東京ダービー5着以内〇 血統〇 

 地方馬で激走候補なのはこの馬です。前走東京ダービーでは先行して馬券になっていますので、先行できれば好走することも十分に考えられます。また、母父シンボリクリスエスが入っている今回唯一の馬ということですから、血統的妙味はかなりありそうです。今回も期待できそうです。


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南関東競馬 徹底攻略BOOKは7月15日発売!

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先週のスパーキングレディーカップは該当馬3頭がそのまま好走しました。

今週はどうなるでしょうか。

それでは!

ヒデ

2022年7月 9日 (土)

斤量と前走3角位置チェックだけ!? 七夕賞分析

 こんばんは、ヒデです。今週は七夕の週ということで福島競馬場ではハンデ重賞の七夕賞が施行されます。4年連続で三連複万馬券の配当となっている波乱重賞、はたしてどのような馬が有利になるでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.中団前目有利に!?



2.斤量減らして距離伸ばせ!?



3.欧州気質な主流血統に願いを込める!?



4.該当馬




1.中団前目有利に!?

 このレースの中心になっているのは先行馬と差し馬。追込みは届いていませんし、逃げ馬は昨年ロザムールが2着に入った程度。穴となるのも先行馬と差し馬でしょう。中でも人気薄を狙う場合は3角8番手程度に付けているのがポイントになってきます。18年に11人気1着となった4.メドウラークも11-10-8-6と3角では8番手で通過したことからも狙える差し馬は3角8番手程度に付けている馬ということができるでしょう。

 過去5年間3角2~8番手で通過した馬は【3- 2- 5- 27/35】となりますが、前走3角1~8番手で通過した馬に限定すると【2- 2- 4- 21/29】で回収率は跳ねあがります。つまり、前走でも8番手以内で走れている馬は今回の再現性が高く、この競走で激走しやすいということです。穴馬を探す場合は前走3角何番手であったかを重点的に見てみるのがよいといえます。



2.斤量減らして距離伸ばせ!?

 ハンデ戦となるこの競走、過去5年も50キロ(18年パワーポケット・3着)から58キロ(21年クレッシェンドラヴ・14着)と様々です。52キロ以下や57キロを除いた56キロ以上はあまり成績を残せておらず、52~56キロと57キロの斤量を背負っている馬が有利な傾向になっています。その中でもポイントになるのは「斤量が変化している馬」が有利であるということ。

 人気馬の取捨で重要になりそうなのが斤量増。5人気以内×斤量増は【2- 3- 0- 4/9】で複勝率55.6%、単複の回収率100%超と安定しています。人気になりそうな馬に関しては斤量増かをまずはチェックしてみると良さそうです。反対に穴馬は斤量減の馬がよさそうです。中でも定量重賞から斤量を減らして来る馬は前走着順関係なしに活躍する傾向にあり、19年12人気3着のロードヴァンドール(前走天皇賞春56kg12着→55kg)など好走も見られます。

 また、全体的な傾向として延長馬のほうが活躍しやすい傾向にあります。特に1600mからの延長は昨年1着のトーラスジェミニ(2人気)や前述のメドウラーク(11人気1着)など穴馬の激走もありますから、前走1800m以下のレースに出走した馬が中心となりそうです。



3.欧州気質な主流血統に願いを込める!?

 この競走で血統的にポイントになりそうなのが「持続力」。瞬発力の持続が特に求められる傾向にあります。瞬発力の持続は、主流血統で考えると欧州系よりである場合に強く出る傾向で、七夕賞でキングマンボ系やロベルト系が走りやすいのはそのためです。その筆頭にあるのがキングマンボ系で、過去5年のキングマンボ系全体成績は【1- 2- 2- 8/13】と安定感はあります。特に昨年はキングマンボ系がトーラスジェミニが1着、ショウナンバルディが3着(ともにキングズベスト産駒)ロザムール(ローズキングダム産駒)が2着と独占していることからも瞬発力持続型が活躍しやすいことがわかります。

 この差しの持続力はサンデー系に限定しても同様の傾向があり、ステイゴールド産駒やディープインパクト産駒などともに父母父が欧州系である産駒が活躍しやすくなっています。サンデー系と一括りにするのではなくサンデー系を詳細に細分化する必要に迫られています。

 母父系には大きな偏りは見られませんが、米国系で馬券になっているのがノーザンダンサー系のみであるということから、こちらもパワーが必要になっているということでしょう。欧州系はオールOK、米国系はノーザンダンサー系のみが狙いどころのようですので、この点には注意が必要です。

 

4.該当馬

 それでは七夕賞の該当馬を見ていきましょう。

2.ロザムール

先行〇 前走3角8番手以内〇 延長〇 血統〇

 昨年と同じく1800m→2000mの延長、斤量54キロ→53キロというローテーションにもかかわらず人気がないのは前走殿負けが響いているのでしょうか。それでも昨年も二桁着順から巻き返してきていますし、血統的には昨年の再現性も十分ですから、引き続き期待できそうです。

10.ヤマニンデンファレ

逃げ△ 前走3角8番手以内〇 延長〇 斤量減〇 血統〇

 今回の激走穴候補はこちら。延長&大幅斤量減で江田照男騎手という組み合わせは18年

11.アンティシペイト

差し〇 前走3角8番手以内〇 斤量増×人気馬〇 同距離〇 血統〇

 人気馬で一番信頼できそうなのはこの馬です。前走福島でオープン特別勝利もありますし、斤量も増えますから好走条件は満たしています。また、血統的にも相性の良いキングマンボ系であるルーラーシップ産駒。血統的にも大いに期待できそうです。12頭立の12人気であったパワーポケットの再来を期待する組み合わせになっています。今回もそこまで人気にならないでしょうし、江田照男騎手はデビューから騎乗し続けていますから大いに期待したいと思います。


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七夕賞は荒れすぎるので狙い撃ちたい競走の筆頭ですよね。

それでは!

ヒデ

小倉開催でも外から前へ!? プロキオンS分析

 こんばんは、ヒデです。7月も2週目、今週は台風から変わった低気圧の影響で先週のような熱さが一旦引いたような天気になりました(身体が慣れただけかもしれません)。そんな夏はダート重賞も充実しています。今回はそのダート重賞プロキオンSを分析して行きます。この競走は例年中京ダート1400mで施行されていますが、去年今年は小倉1700mで代替されています。そのため、今回分析に用いるデータは過去5年の7・8月に同コースで施行された3勝クラス以上を基に分析していきますのでよろしくお願いいたします。

それでは本日もよろしくお願いいたします。




< 目次 >

1.はっきり出ている外枠先行!!



2.距離を変えるのが吉⁉



3.圧倒的な米国系。



4.該当馬




1.はっきり出ている外枠先行!!

 このコースの特徴として最初に上げられるのが「外枠先行有利」ということです。逃げ先行馬に絞ると1~4枠は【3- 6- 3-21/33】なのに対して5~8枠は【7- 8- 3-21/39】と圧倒的に外枠優位なことがわかります。外枠の逃げ先行馬は複勝べた買いでも回収率が209%に上るほど優秀で、複勝率も46%を超えていることから軸には最適といえるのではないでしょうか。

 傾向がはっきりと出たのが2021年8月に施行された阿蘇S。勝ったのは4-4-3-2で回ってきた8枠15.ケイアイパープル(10人気)。3着に入ったのも逃げた5枠8.ハギノアトラスで7人気でした。このレースは三連複35460円、ワイド8-15も6200円付くおいしい配当となっていましたから、狙いどころになることは間違いないでしょう。

基本的には5枠以降の逃げ先行馬がオススメです。



2.距離を変えるのが吉⁉

 小倉1700mという特性上、主場コースでの設定がないため距離は変更しているほうがよさそうです。前走の幅は広く、短縮であれば1800m、延長であれば1400m~1600mがスイートスポット。プラスマイナス100mで考えておくとよさそうです。実際に昨年のプロキオンSでも1着メイショウカズサはアンタレスS(阪神ダ1800m)からの短縮ローテ、3着のメイショウウズマサもアハルテケS(東京ダ1600m)からの延長ローテでした。メイショウカズサの激走理由についてはショックがあったからと今井雅宏さんが話していました。詳しくは競馬王7月号をご覧ください。

 前走着順も大きな影響はなく、オープンクラス6着以下でも単複の回収率が100%を超えています。昨年のプロキオンSも二桁着順からの巻き返しが上位2位を占めるという結果になりましたから、これは今年も活用することが可能そうです。プラスマイナス100mの距離変更、前走凡走が激走の条件になりそうです。



3.圧倒的な米国系。

 このコースは米国系が圧倒的で、米国系全体の成績(米国ノーザンダンサー系、ミスプロ系、ナスルーラ系など)は【10- 9- 4-56/79】で単複回収率100%を超える激走条件となっています。それに続くのがサンデー系で【5- 4- 7-68/84】となっていますが不安定な結果に。中心は米国系と判断して良いでしょう。とくに好走しているのは米国ミスプロ系や米国ナスルーラ系が良い傾向となっています。

 サンデー系は不安定ですが、合言葉はパワーとなっています。特に中心はDサンデー系で、ネオユニヴァース産駒は【 2- 0- 1- 9/12】で単複回収率100%超、ゴールドアリュール産駒も単複回収率100%超、カネヒキリ産駒も【 0- 0- 4- 4/ 8】で複勝回収率100%を超えている結果でしたのでDサンデー系はかなり強い傾向に。その他の系統であればオルフェーヴル産駒などのパワー豊富なステイゴールド系も好調な傾向です。

 母父系はあまり偏りはありませんが、米国ミスプロ系やサンデー系が若干有利になっています。また、ロベルト系や欧州ノーザンダンサー系などの欧州系は急上昇していますので、ロベルト系や欧州ノーザンダンサー系が母父に入っている場合は激走妙味があるでしょう。

4.該当馬

 それではプロキオンSの該当馬をみていきましょう。



5.メイショウウズマサ

3枠△ 先行〇 前走東京1600m〇 血統〇

 昨年12人気3着で今年は5人気と大きく人気を上げましたが、昨年同様アハルテケSからのローテになっています。昨年同様100m延長のローテですし、今年もバレンタインSで1着になるなどその逃げ足や粘り脚は持続していますので今回も期待できるでしょう。

10.ヒストリーメイカー

5枠以降〇 差し△ 前走1900m〇? 血統◎

 今回の激走注目馬の一頭です。前走の平安Sこそつまずきましたが、今年は3月に施行されたマーチSで3着になるなどまだまだ実力は衰えていません。昨年の阿蘇Sで7着に凡走したのは59キロを背負っていたからと判断するのがよさそうですから、改めて期待したいと思います。願わくば4角5番手に追走できれば。

11.トップウイナー

5枠以降先行◎ 前走1800m〇 血統〇?

 こちらも昨年2着の馬です。近走は大きく負けることもザラですが、去年も目黒記念殿負けから巻き返しての2着でしたし、もともとムラのあるタイプですので今回は条件的にも好走の番であると信じたいところです。『競馬王新聞』で見ても激走印が◎。馬券に絡めるのであれば大いに期待したいところです。

15.サンライズウルス

外枠先行◎ 前走東京1600m〇 昇級戦△? 血統〇

 昇級戦というのは若干割引ですが、前走東京1600mからの延長ローテということで期待したい一頭です。今回は横山典騎手がテン乗りですが、ヘニーヒューズ産駒だけにこのコースでも十分やれると思いますので、ぜひ和生騎手のように先行してほしいところです。


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昨年はトップウィナーに泣いた気がしますが、今年はあまり荒れなさそうなメンバーですよね。

荒れるならこの二頭だと思いますが…

それでは!

ヒデ




2022年7月 5日 (火)

極端を狙っていくのみ!? スパーキングレディーC分析

 こんばんは、ヒデです。3週連続南関東交流重賞中ですが、明日はその2週目川崎スパーキングレディーカップが施行されます。台風4号から変わった低気圧の影響で大雨に見舞われそうな川崎競馬場、果たして今年はどの馬に有利な傾向となっているでしょうか。早速今回も『南関東徹底攻略BOOK』を参考に分析していきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >



1.馬場が悪くなると顕著になる先行優位



2.牡馬と戦っていた馬が好走する!?



3.雨降れば米国系の激走に!?



4.該当馬




1.馬場が悪くなると顕著になる先行優位

 普段は差しが届きやすい川崎競馬場ですが、ひとたび馬場が渋ると前残りが多発する傾向です。今回スパーキングレディーCの施行される川崎1600mは良馬場時逃げの勝率19.9%なのに対し、重馬場では27.5%と8ポイント近く上昇するなど前有利が顕著になることがわかります。この競走も過去5年のうち近3年(19~21年)は重・不良馬場で施行されましたが、共に逃げ馬に近い4角2番手以内を通過した馬(21年サルサディオーネ、19‐20年リネンファッション)が勝利しています。明日も雨の影響を受けそうですから逃げ先行馬有利で考えるのが良いでしょう。差し馬は3着付けにするのがよさそうです。

 また、枠による有利不利が出にくいコースではありますが、この競走では内枠(1・2枠)と外枠(7・8枠)など極端な枠が有利な傾向になっています。4.5枠は人気であっても凡走することもあり(21年1人気5.テオレーマが6着など)、軸としては評価できない結果でした。



2.牡馬と戦っていた馬が好走する!?

 南関東の古馬牝馬ダート戦線はここが一旦の区切りのレース。これが終わると牝馬重賞はレディスプレリュードまでありません。それだけにメンバーレベルは厚くなる傾向にあり、牡馬との混合戦から挑んでいる馬が実績を残しやすい競走です。その傾向は年々顕著になってきており、昨年はかしわ記念(8着)から参戦してきたサルサディオーネが勝利、同3着のグランデストラーダも前走は浦和の混合戦水無月特別(2着)でした。近年一番人気薄で馬券内に飛び込んで来た19年11人気3着のローレライも前走東京スポーツ賞競走で1着と、牡馬との混合戦を前走経験している馬に注目です。

 距離は同距離以下が有利。同距離では【2- 1- 2- 15/20】で4頭に一頭が複勝圏内に入るなど安定しています。延長は前走1400mが中心で、前述のローレライなどが馬券になるなど複勝率26.7%となっておりこちらも有利な傾向があります。

 短縮ローテはあまり好走できていませんが、馬券圏内がゼロというわけではありません。距離短縮で来る馬には「初」という共通点があります。1800mから来た2頭はともにオープンクラスへの昇級戦でしたし、2100mから来た馬は関東オークスからの馬のみ。こちらも古馬混合戦が初めてですから距離短縮の場合は初物に注意が必要です。

 また、地方馬の激走は大井所属からのみ走っており、大井所属馬を狙っていくのがマストな状態となっているのも留意したいところです。



3.雨降れば米国系の激走に!?

 前述した通り、雨が降る確率が高いため馬場が悪化しやすい競走です。馬場が渋った場合は米国系やサンデー系が特に活躍しやすくなります。川崎競馬場は良馬場でもスピードが問われる展開になりやすいですが、雨が降るとこの傾向がさらに加速するといえるでしょう。昨年は父サンデー系×母父米国系が1~3着を独占していますし、ファッショニスタが勝利した20年も1・2着を父ミスプロ系が独占していることからもスピードが重要になっていることがわかります。

 特に抑えておきたいのはスピードと加速力に優れているミスプロ系やダートに強いサンデー系。母父ではクロフネなどのフレンチデピュティ系が優勢な傾向となっています。火曜日に施行された1600m戦でも同様の傾向となっていましたので、明日も持続すると考えてよいでしょう。



4.該当馬

 それではスパーキングレディーカップの該当馬を見ていきましょう。

1.サルサディオーネ

逃げ〇 1枠〇 前走古馬混合戦〇 延長〇 血統〇

 8歳になっても衰え知らずです。今年も川崎記念で凡走した以外は連対を外しておらず、前走さきたま杯では見事逃げ切り勝ちでした。延長はこなせそうですが、内枠をこなすことができるかどうかが人馬ともにポイントになりそうです。ただメンバー的には実力上位ですし期待です。

8.レディバグ<ヒデのオススメ>

先行〇 7枠〇 前走古馬混合戦〇 延長〇 血統△

 馬場とのマッチという面で不安が残りますが、延長時は安定して先行できており、今回は延長ローテの外枠ということでこの馬の良さが120%出せそうな予感です。前走栗東ステークス1着というのは左回りが合ってそうですから期待ですね。

10.ショウナンナデシコ

先行〇 8枠〇 前走古馬混合戦〇 同距離〇 血統〇

 前走かしわ記念では1馬身半差の快勝、2走前の牝馬限定戦マリーンカップでは8馬身差の圧勝ともう誰にも止められないという格好になっています。外枠でも好走していることから血統で語れる馬でもなくなってきていると思いますので、今回も好走間違いなしでしょう。


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南関東競馬 徹底攻略BOOKは7月15日発売!

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本日の記事は7月15日に発売となる『南関東競馬 徹底攻略BOOK』を参考に制作しました。競馬魂でもおなじみのオオタケさん初の監修本です。この本は南関東競馬を始める際にぜひ手に取っていただきたい一冊です。

内容は以下の通りです。

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南関東通だからこそ知っている通直伝の極意を収録。これを覚えるだけで意外な穴馬を見つけることもできるでしょう。

●コースごとのクセや強い種牡馬、騎手を収録
南関東4つの競馬場で施行されている主要28コースを徹底解説! コースごとのクセやどのような脚質、枠、種牡馬、騎手が強いかを掲載。南関東の馬券力アップに役立つ内容盛りだくさんです。

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【本書の内容】
1章 南関基礎五則
2章 南関応用五則
3章 徹底解剖! コースガイド
4章 南関東重賞攻略!

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昨年のグランデストラーダの激走を推奨できましたが、今年の該当馬は人気中心でした。

明日はどの程度雨が降るでしょうか。気になります。

それでは!

ヒデ

2022年7月 3日 (日)

狙いを逆にしてみると…⁉︎ CBC賞分析

 こんばんは、ヒデです。夏競馬らしい天気が先にやってきた2022年ですが、ついに今週から夏の福島小倉開催がスタートしました。毎年中京競馬場からスタートする夏競馬も、京都競馬場改修の影響から今年も小倉競馬場からスタート。その開幕週の重賞は今年もスプリント重賞CBC賞です。昨年はファストフォースがレコード勝ちという圧巻の結果となりましたが、今年はどのような馬が有利になるでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.差し優勢なデータも狙いは逃げ先行!?



2.善戦馬より巻き返しを狙いましょう!?



3.強さのサンデー系、穴目の欧州系!?



4.該当馬


1.差し優勢なデータも狙いは逃げ先行!?

 開幕週の中京・小倉競馬場とは思えないほど差し馬が有利な傾向で、昨年も2着ピクシーナイト、3着アウィルアウェイはともに差しだったことから小倉競馬場でもこの傾向は変わりません。ダートに近い芝の短距離(これは今年の高松宮記念覇者がゴールドアリュール産駒のナランフレグであることからもわかるためこう仮定しています)であることから、逃げ先行馬がオープンクラスほど集まりやすいということが要因でしょう。また、小倉芝コースは中山競馬場の芝1200mと同じくスタートしてからしばらく下り坂でペースが早なることも昨年の差しを演出したのかもしれません(詳しくは『競馬王7月号』安井涼太さんの特集ページをご参照ください)。

 ただ、過去5年中京・阪神・小倉競馬場で共通なのは「穴馬は逃げ先行馬である」ということです。中京開催では17年13人気2着のセカンドテーブルと同年8人気3着のアクティブミノル、阪神開催では20年13人気1着のラブカンプー、小倉開催では昨年8人気1着のファストフォースと10人気以下の激走も散見されます。今年は逃げ馬があまり多くないメンバー構成ですので、再び穴の逃げ先行馬が穴を開ける可能性も十分でしょう。したがって狙いは逃げ先行馬です。



2.善戦馬より巻き返しを狙いましょう!?

 そしてこの競走は巻き返しが多いのも特徴の一つです。過去5年で6~11着に敗れた馬の単複の回収率は100%を超えていることから掲示板を確保しながらあまり人気にならない4〜12着あたりを狙っていくのがよさそうです。この場合の成績はラブカンプーの激走を含みますが【3- 2- 3-30/38】で単勝回収率316%、複勝回収率は127%で妙味は十分でした。

 ポイントとして「前走重賞ではないこと」が挙げられます。重賞で凡走した馬が巻き返すということは少なく、オープン競走以下からの激走しか過去5年はありませんでした。前走関西場×オープン競走以下で4〜11着馬で狙うのが安定して狙える条件でしょう。



3.強さのサンデー系、穴目の欧州系!?

 意外にもというと語弊があるかもしれませんが、サンデー系が圧倒的に強い競走でもあります。中でも強いのがディープ系で、ディープインパクト産駒は2勝するなど単複ともに回収率100%超。父サンデー系の場合は大系統ノーザンダンサー系は米国欧州問わずですが、そのほかは欧州系が優秀。昨年も父ロードカナロア産駒のファストフォースがレコードを記録していることから実は欧州系との親和性が高い競走であると言えるでしょう。米国系の方が強いと考えられ人気を落としている母父欧州系の馬がいた場合は狙っていきたいところです。

 欧州系は父系に入っても優秀で、20年1着のラブカンプーはサクラバクシンオーを介してプリンスリーギフト系や昨年1着のロードカナロア産駒、ファストフォースなど活躍馬が多い傾向がありますから欧州系を狙っていくのがマストかもしれません。



4.該当馬

 それではCBC賞の該当馬をみていきましょう。

1.レインボーフラッグ

差し◯? 1枠◯ 前走17着△ 血統◯

 全盛期の輝きという点では物足りないかもしれませんが、マイル以下では1秒以上の大負けがないのもまた事実。これは得意なコースではなかった可能性が考えられます。実際にこのコースに近い阪神1400mで成績を残していることから考えてもしかしたらと思わせてくれますので激穴として期待です。

9.ロードベイリーフ

4〜7番手追走◯ 5枠△ 前走2着△ 血統◯

 前走で結果を残しているのは少しマイナスですが、血統やコース好走歴を振り返ると狙いたくなる一等です。同じヴァンセンヌ産駒のイロゴトシは2歳OPひまわり賞で1着になっているように小倉1200mは産駒を通じて得意なコース。重賞レベルでも期待でしょう。

16.ファストフォース

先行◯ 8枠△? 前走9着◯ 血統◯

 昨年のレコードは内枠だったからなんて声も聞こえてきそうですが、未勝利戦の時に2着の経験あり。ロードカナロア産駒は土曜日も外枠で好走(9R2人気2着10.ニシノデフィレ)が好走していることからノーチャンスではないはず。2年連続の勝利を期待です。


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昨年は馬単当たるで精一杯。今年はあえて欧州系を狙うことにしましたがどうでしょうか。

それでは!

ヒデ

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