編集部員日記

2021年7月31日 (土)

前行きすぎると厳しくってよ? クイーンS分析

  こんばんは、ヒデです。本日はクイーンステークスの分析を行っていきたいと思います。それではよろしくお願いします!



<目次>

1.函館1800m戦は巴賞がヒントに!?

2.上りよりも持続力が重要のようです。

3.持続力有利ならば台頭してくるのは!?

4.該当馬


1.函館1800m戦は巴賞がヒントに!?

 今年は変則開催の影響で、札幌の開幕週ではなく開催後半の函館開催ということになります。距離は変わらず芝の1800mです。この函館競馬場で行われる芝1800mのオープン特別は巴賞のみで今回のクイーンSは函館競馬場で8年ぶりの開催になります。そこで今回は函館芝1800mで行われた巴賞から傾向を見ていきましょう。

 過去5回良馬場で施行された巴賞を参考に傾向を見てみると、目を引くのが「逃げ先行有利」ということです。巴賞では先行馬が圧倒的有利で、今年行われた巴賞でも先行馬が上位を独占しています。逃げ馬は【2-0-0-2】先行馬は【2-4-4-9】と圧倒的な成績を残しています。差しが決まりやすく、今年も差し馬と追込み馬が穴を開けた函館記念とは真逆の傾向があるということになります。これは一つにスタート地点から1コーナーまでの距離が短く「先行争いが落ち着きやすい」ところからきていますので、コースバイアスということもできるでしょう。今回は少し先行馬が多い印象を受けるので逃げ馬の期待値は下がりますが、先行馬が好成績を残しそうです。



2.上りよりも持続力が重要のようです。

 土曜日の馬場傾向を見てみると、やはり持続力が非常に重要になっているようです。逃げ馬はレースを追うごとに届きにくい馬場になり、中団が一番有利のレースが多く見られました。中団から長く脚を使える馬が馬券内に好走しやすい馬場状態となっています。一番前を走っている馬や先団につけている馬には厳しいので、2列目以降からレースできる馬が好成績を残せています。

 枠順を見てみると外枠が優勢です。5枠から外が優勢です。人気は枠を選びませんでしたが、穴を開けるのは5枠以降がほとんどでした。そのことからも「穴を狙うならば外枠」の流れができ始めています。Bコース替りで内有利ということにはなっていませんので、そこには注意が必要でしょう。



3.持続力有利ならば台頭してくるのは!?

 北海道らしさがまた増してきた函館競馬場。本日はロベルト系が優秀でした。このことからわかるのは持続が非常に重要であるということです。いま最も求められているのはキングマンボ系とロベルト系そしてサンデーサイレンス系×欧州系の組み合わせが一つ必要になっていると言えます。これは先行が有利になっている巴賞とも合致する傾向でありますので、引き続き「北海道らしさ全開」の馬場と言えるでしょう。

 キングマンボ系とロベルト系はスピードは少し劣るものの、持続力はサンデーサイレンス系に勝る欧米系なので北海道にはぴったりなのでしょう。サンデーサイレンス系は欧州系がマストですが、サンデーサイレンス系×ロベルト系なども良いでしょう。

4.該当馬

 それでは該当馬を見ていきましょう。



5.ドアナトラエンテ

先行〇 5枠以降〇 血統〇

 ジェンティルドンナの妹ということで人気が先行してしまうタイプではありますが、今回は馬券内に入れるチャンスが再びやってきたといえるでしょう。中団あたりに確実につけられる脚もありますし、そこからの持続力という点においても母父が欧州ダンチヒ系ということで安定しているでしょう。ここは確実に馬券内に入ってこれそうな実力を持っています。

6.マジックキャッスル

差し〇 5枠以降〇 血統〇

 このレース唯一ロベルトを持っているのがこの馬です。差しが多いため少し差し切れるか不安が残りますが、こちらも馬券内というくくりで見るのであれば十分にチャンスはあります。前走ヴィクトリアM3着という実力も十分ですので、今回のレースでもある程度実力を見せることができるでしょう。ただ、ペースが落ち着いたときに差し切れるかが唯一の懸念点です。

12.シゲルピンクダイヤ

先行〇 5枠以降〇 血統〇

 大外枠ということで少し不安が残りますが、サンデーサイレンス系×欧州系というのは今の函館によく合いそうです。となりの2頭が先頭を奪っていきそうな展開になれば位置取りも自ずとしやすくなっていくのではないでしょうか。前過ぎない位置で追走できればこの馬も十分圏内へのチャンスはあるでしょう。


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函館競馬場は今週と来週を残すのみとなりました。今年の函館攻略できていますか?競馬王チャンネルも参考に夏で収支を整えてください!

それでは!!

ヒデ

2021年7月26日 (月)

メジャーとなるか千直内突き! 千直の新たな攻略法か徹底考察!

 こんばんは、ヒデです。本日は昨日7月25日に行われたアイビスサマーダッシュで見せたバカラクイーンの内突き。3着激走した内ラチ沿い一杯の好走は武井調教師の「奇策」だったようです。今回はどうして外に行く馬が多いのかなど、千直の新たな攻略法かもしれない内突きについて考察してみたいと思います。それでは本日もよろしくお願いします。


<目次>


1.なぜ千直では外を選ぶのか


2.奇策にも勝算を見込んでこその様です


3.この戦法は今後も続く!?


1.なぜ千直では外を選ぶのか

 これには大きく分けて二つの要因があると思います。一つは直線コースの性質です。『千直の攻略には「スピードより●●●」がポイント!?分析しました!』でも紹介していることではありますが、新潟競馬場の直線コースは少し傾斜があるそうです。それによって、余計に力が加わってしまうことで不利が生まれると考えられるでしょう。また、直線コース内側は普通のレースでも使われるため、結局「痛みやすい」ことも影響しているでしょう。これは小倉競馬場で外に回した馬が伸びる現象に似ていると言えます。内の方が痛みやすいこと、やや傾斜があることで直線の競走では不利な要素が揃っているのが外に行く一つの要因でしょう。その結果直線で距離ロスの少ない外枠が優勢に働いているといえます。

 もう一つは「みんなが外に行くから」というもののあります。馬は本来群れをなす動物です。『科学 2017年9月号 連載:ちびっこチンパンジーと仲間たち<189>野生ウマの社会:霊長類との比較から ……平田 聡,リングホーファー萌奈美,井上漱太,レナータ・メンドンサ, カルロス・ペレイラ,松沢哲郎,山本真也』の中でもその点は触れられています。このことからも「群れをなしているほうが闘争心を燃やしやすい」というの馬の「本能」が現れやすいと言えるからでしょう。そのため、馬群について行くことでやる気を鼓舞することができるようです。反対に、単走するとやる気を欠く馬も少なくないようで、馬群の集まりやすい外枠へと向かっていかざるを得ない状況になっています。結果として内枠の馬は距離ロスをするのですが、距離<闘争心ということになるのでしょう。

 千直競馬で外枠に行く理由は「馬場的に有利であることが多い」ということと「馬の闘争心を確保するため、馬群の中に入れていく」という二つの要因が見えてきました。では菅原騎手と武井調教師がそれでも外に向かわせた理由とはなんでしょうか?



2.奇策にも勝算を見込んでこその様です

 開催初週に行われたアイビスサマーダッシュ。前回開催だった5月の開催では、芝の生育状態も良くなくかなり荒れていました。しかし、その影響もあってか今開催では芝を張り替えました。結果として芝の生育状態はとても良好で、土曜日のレースではレコードタイムが記録されるなど、確実に芝は「最高のコンディション」と言えたでしょう。こうなることを武井調教師は読んでいたのでしょうか。調教履歴を見てみると「単走でも大丈夫」なように仕込んでいた可能性もあります。前回のレースからプール以外の調教は3本ありましたが、そのうち2本は単走。「一頭で走る」ということを見越していたのように調教では単走メイン。最終追切も新馬との楽な併せを行ったのみでかなり単走を意識しているように今回は見えました。

 そして枠番が発表され、バカラクイーンが最内枠になったことで武井調教師は芝の状態も良好であるために、内突きのゴーサインを出しましたようですね。結果は一頭の単走をものともせずに伸び続け3着に粘ったのです。また菅原騎手が「追える若手騎手」であることも大きくこの戦法に貢献したと言えそうです。『競馬王7月号』の「キムラヨウヘイ&TAROの対談」内でローカルで頭角を表す騎手における一つの条件に「積極的な競馬をできる騎手(キムラヨウヘイ)」とあげられていました。菅原騎手も実直に追った結果といえるでしょう。

 武井調教師の判断と菅原騎手の積極性がこの好走を呼んだと言えますが、その裏には馬場状況や騎手、この馬が先行馬であるなどの「好走材料」があってこそでしょう。緻密に考えられた「奇策」だったように考えられます。



3.この戦法は今後も続く!?

 最後にこの戦い方が今後も続くのかを考察しましょう。ヒデが今までの情報を考慮した見解は「厳しいのでは?」と疑問符を付けざるを得ないと考えます。要因はいくつか挙がりますが、一番は「内枠にも馬群ができるかもしれない」ということでしょう。一見メリットもあるように聞こえるこのデメリットですが、内枠に密集するのはいいことばかりではありません。結局進路取りが厳しくなってしまうからです。内枠に多く来るようなことになれば結局進路が狭くなる、などの弊害が発生し、返ってロスしてしまう可能性もあります。内外はっきり別れるというのは相対的に外枠優勢を強くしてしまう可能性が高く厳しそうです。

 となれば単走をする馬が現れるかと思いますが、この走法も厳しいのではないでしょうか。理由としては「馬群に入ることで闘争心を掻き立てている」馬が多いからということです。今回のレースで内突きが注目される前からこの戦法を挑む馬はいました。ただ、それがうまく成功している事例というのはそこまで多くありません。だからこそ今回のバカラクイーンが注目されたともいえます。

 結果としてあまりこの戦法に追随して成功する馬は現れにくいといえるでしょう。ただ、アイビスサマーダッシュの様な開幕週ではあるかもしれません。

 結論としては今後追随してくる馬は厳しいと考えられるしょう。


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2021年7月24日 (土)

アイビスは経験が助ける!?注目の該当馬は!?アイビスSD分析!

 こんばんは、ヒデです。本日は千直重賞、アイビスサマーダッシュを分析していきましょう。人気の高い千直重賞、アイビスサマーダッシュはどのような傾向になるのでしょうか!?早速見ていきましょう。本日もよろしくお願いします。




<目次>

1.圧倒的に外枠が有利!

2.普段は1200mからの短縮が有利もこのレースは?

3.やはりスピードとダッシュ力の高い種牡馬が優勢!!

4.該当馬





1.圧倒的に外枠が有利!

 「千直の攻略には「スピードより●●●」がポイント!?分析しました!」でも話した通り、このコースでは圧倒的に「外枠×逃げ先行」という馬が有利に働くようです。ただ、3枠も捨てがたく、5枠より外もしくは3枠というのが中心になってきそうです。外枠は差し馬であっても届くことが多いので、外枠になった瞬間に大きなアドバンテージをエルと考えるのがフォーマルになりそうです。

 それはこのレースでも同様で、過去5年を見ても8枠が最多の【2-1-1-9】複勝率30.8%を記録しています。単勝複勝の回収率もトップです。このレースに限って言うと3枠の過去5年の成績は悪く【0-0-0-9】と奮っていません。ただ平均人気が低いので参考程度として見るのがいいでしょう。

 脚質もこのコースの傾向とほとんど同じ、逃げが一番の好成績を残しています。逃げと先行だけで【3-4-3-13】になっていますので、基本的には逃げ先行から狙っていくという千直攻略法を忠実に守っていくのが良いでしょう。



2.普段は1200mからの短縮が有利もこのレースは?

 前走というところに着目すると、このレースは距離短縮組よりも同距離で連戦している馬が有利になっています。前走1000mは【3-4-1-18】で単勝回収率が186%と高い数値になっています。一方で1200mは【2-1-4-40】で回収率は単勝回収率10%と一気に下がり、1400mとなると【0-0-0-9】とまったく奮いません。千直への対応力がいつも以上に求められるものになっているようです。

 

 格上挑戦も多いこのアイビスサマーダッシュではありますが、やはり連対するのはオープンクラスの馬となっています。オープンクラス馬は【5-5-2-55】となっており、その強さは圧倒的にとなっています。しかし、三着には格上挑戦や昇級戦でも一発があり【0-0-3-10】で20年のビリーバー(9人気)や18年のナインテイルズ(8人気)など昇級戦は3着に注意する必要があります。



3.やはりスピードとダッシュ力の高い種牡馬が優勢!!

 過去5年で複数回馬券内に入っている馬は非常に少ないこのアイビスサマーダッシュ。それでもほとんどの馬が米国スピード系やスピードに特化しているロードカナロア産駒、サクラバクシンオー産駒が続いています。馬券内に入っている馬はほとんどスピード系が入っていることもこのレースの象徴と営巣です。ただ、相性があまりよくないのはフォーティナイナー系でアドマイヤムーン産駒が一回3着があるのみと不振です。ここには注意が必要でしょう。そして主流血統も調子は悪く、Pサンデー系であるキンシャサノキセキ産駒やダイワメジャー産駒以外は馬券内がありません。サンデーサイレンス系が優勢の時代で珍しいレースですので普段のイメージで予想しないほうが良いでしょう。



4.該当馬

 それでは該当馬を見ていきましょう。

4.ジュランビル

先行〇 枠△ 前走△ 血統〇

 内枠であまり人気なさそうですが、血統的に面白そうなのがこの一頭です。脚質的にも先行で、前走は3勝クラスとは言え3番手追走から上り2位のタイムで3着。非常にこのクラスでも上位の成績を残しています。もちろん勝ち負けといえば枠の有利不利もあって微妙ですが、馬券内へは面白そうですね。

7.ロードエース

差し△ 枠〇 前走〇 血統〇

 前走ははじめての千直挑戦で差し脚を伸ばし3着。ダート→千直で見事に成績を残しました。この馬はスピードと持続を兼ね備えた脚質でもありますので、前走からの継続組としては引き続き期待できそうですね。

12.ライオンボス

逃げ〇 枠〇 前走〇 血統〇

 この馬は前走完全に馬場が合わずにずるずると後退してしまいましたが、今回はレコードがでる馬場に回復していますので、巻き返しにも期待できそうです。ライオンボスはどちらかというとスピードに向いている血統ですので、昨年の雪辱を晴らす場面になるのでしょうか。


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千直は突然の激走があるのが怖いですよね。そういえば五輪が開幕しましたが、見ていますでしょうか?

それでは!

ヒデ

2021年7月19日 (月)

加速力×持続力? マーキュリーC分析

 こんばんは、ヒデです。本日は明日盛岡競馬場で行われる中距離交流重賞、JpnⅢマーキュリーカップについて分析を行っていこうと思います。地方競馬では屈指の広さを誇る盛岡競馬場。今年はどんなレースとなるのでしょうか。早速見ていきましょう。




<目次>

1.先行力があるに越したことはない

2.巻き返しは重賞だけ、基本は前走好走組を

3.スピード×持続力がマスト!

4.該当馬


1.先行力があるに越したことはない

 過去5年のマーキュリーカップでは差しが決まったのは20年のランガディア一頭のみです。それ以外は4角通過が最低でも5番手にはつけていないと馬券圏内というのは厳しく、基本的には先行馬有利のレースと言えるでしょう。ただ逃げた馬は捕まりやすいのも特徴で、過去10年に広げても逃げ馬(コーナーで半分以上先頭であった馬)は【0-3-2-7】と勝利がありませんでした。逃げ馬の馬券圏内平均人気は3.8人気で5人気以下の逃げ馬は馬券圏内には残ることができていません。先行有利だからと言って逃げ馬を軸にするのは厳しいでしょう。

 この要因としては2つが上げられます。一つは長い直線。大井競馬場の外回りコースと同距離の300mと地方競馬の中ではトップクラスの長さを誇っています。このことから逃げ馬が飛ばして行った行ったするには厳しい形状になっています。もう一つ逃げ馬の逃げ切りを困難にしているのが「高低差」です。盛岡競馬場ダートコースの高低差は4.4m。これは中山競馬場の4.5mに匹敵する厳しさです。

 逃げ馬にとって厳しいのはペースの早くなりやすい地方交流重賞はスピードを活かして逃げても起伏に富んだ高低差と長い直線がスピードだけでは押し切らせないと言ったところでしょうか。先行力は必要でも逃げは厳しい。それが盛岡競馬場の特徴と言えるでしょう。



2.巻き返しは重賞だけ、基本は前走好走組を

 巻き返してきたのは重賞組だけというのがこのレースの特徴です。重賞以外のレースから向かってきた馬は基本的には前走3着以内に入っています。オープン特別などで凡走している馬などは割引が必要になるでしょう。

 重賞組は大敗しても問題はなく、昨年2着となったデルマルーヴルはマーキュリーカップの前走フェブラリーステークス3.4秒差の15着から巻き返してきました。ただ、巻き返して来た馬はいずれも重賞レースで実績を残している馬が対象。まだ重賞レースで実績の残せていない馬も割引が必要でしょう。

 地方馬に限ってみてもやはり重賞で実績があるか前走1着でしたので、レースのバイアスと大きく離れていません。そこまで堅実に終わるようなレースではありませんので、1にも該当する地方所属馬にも注意が必要です。



3.スピード×持続力がマスト!

 先行馬が有利、地方屈指の直線に起伏。このような傾向の出ているレースで成績を残りやすいのが欧州系ですが、今回は先行力=加速力を求められるため「米国中距離系」の馬が一番合っている血統になります。実際に過去5年を見てみても、APインディ系のデルマルーヴル(20年、2着)、ノーブルサターン(19年2着)が好走しているところからも米国中距離系が活躍していることがわかります。

 そして意外にも好走しているのがロベルト系で、16年2着のタイムズアロー(9人気)も父タイムパラドックス産駒と穴も開けています。ロベルト系は持続の鬼ですから、やはり持続系が重要であることがわかりますね。

 血統的には最優先が「持続系」、そして「加速力」を求めているのが良いでしょう。継投でいうとAPインディ系やヴァイスリージェント系がねらい目ではないでしょうか。



4.該当馬

 それではマーキュリーカップの該当馬を見ていきましょう。



1.クイーンズサターン

先行△ 前走〇 血統〇

 かつては重賞レースで馬券圏内を連発していた馬が今年はホッカイドウ競馬所属で参戦してきました。ホッカイドウ競馬移籍直後は強引に捲って格の違いを見せつけると言ったレースが続いていましたが、今年に入ってからは中団につけて捲って1着(コスモバルク記念)など先行力もある程度ついてきました。パイロ×クロフネというところも持続×加速力といった格好の血統構成で、馬券圏内と考えれば楽しみな一頭です。

3.バンクオブクラウズ

先行〇 前走〇 血統〇

 昨年の覇者マスターフェンサーと同じスレイプニルS2着ということで自然と期待値が上がってしまう一頭ではあります。前走スレイプニルSではスタート直後に跳ねるトラブルがあり、出遅れたものの捲って2着。その力を見せつけています。加速力×持続力という観点もばっちりで、ロージズインメイ×キングマンボ系の組み合わせは先行できれば勝機ありと言った血統ですね。

11.デルマルーヴル

先行△ 前走〇 血統〇

 昨年2着のときと斤量が変わらないことから期待できそうです。今回は少し調子を落としていることで、心配にはなりますが外枠に入ったことで改めて期待できそうですね。血統的にはAPインディ系ですので、そちたも楽しみです。



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マーキュリーカップは世界待望という話を聞きました。情報を求みマス・・・

それでは!

ヒデ

2021年7月18日 (日)

小倉だからこそ参戦した馬に注意!? 中京記念分析!

 おはようございます、ヒデです!今日は朝の更新になってしまってすみません。

 さて本日は小倉競馬場の1800mで行われる中京記念を分析していきます。こちらも例年とは違うコースで開催される本レースですが、どのような傾向になっているのでしょうか。早速見て行きましょう。




<目次>


1.基本的には先行有利でしょう。

2.1800mだからこそ参戦してきた馬に注意です。

Blake.騎手にも注意!?小倉の中距離が得意なあの騎手が乱す!?

3.過去の傾向も土曜の傾向も「主流血統有利」を指しています。主流血統と?

4.該当馬


1.基本的には先行有利でしょう。

 土曜日に行われた不知火Sでは先行→逃げ→差しで決着。今開催を見てみても逃げ先行で決まる確率が非常に高くなっています。追い込みに関しては新馬戦の2番人気の馬以外追い込みは届いておらず、基本的に逃げ先行の有利な形となっています。

 重賞レースに関しても、小倉大賞典が唯一の小倉1800m重賞ですが、今年も11人気のテリトーリアルが先行して重賞初制覇の決着となっています。冬と夏という条件の違いもありますが、このコースはある先行力がとわれるレースになりそうです。今回のメンバーは先行メンバーが多いので先行する馬、4〜5番手で走れる馬の期待値が上がりそうですね。

 土曜日の馬券圏内に飛び込んできた馬(1800〜2000m)は逃げ1頭先行6頭、差し馬が2頭でした。このことからも先行馬が有利になりそうですね。先行が中心になるでしょう。



2.1800mだからこそ参戦してきた馬に注意です。

 今回は8月の小倉開催、1勝クラス以上を対象に29レースを対象に分析したところ前走の距離を比較してみたところ、1番複勝率が高いのは「短縮」でした。短縮は単勝回収率が100%超えということもあり、相当期待値が高い状態になりそうです。

 例年中京記念は延長、同距離が好成績を残しやすいレースです。ただ今年に関しては延長よりも短縮が好調ということになりますので、注意ですね。そこで注目したいのは「小倉1800mだからこそ参戦してきた馬」です。今年は距離短縮馬も多く、マーメイドSなどからの参戦馬も目立っています。これは距離が伸びて1800mになるからこそ参戦してきたとも言うことができることからも、ここで「重賞初勝利をあげたい」と言う馬に注目です。

なお、国際レーティング的にはM(マイル、1301〜1899m)帯になっていますので一応マイルレーティングとなると言うことになります。



Blake.騎手にも注意!?小倉の中距離が得意なあの騎手が乱す!?

 小倉中距離マイスターが今年も活躍中です。その騎手こそ浜中俊騎手。土曜日の競馬では2勝でした。ともに人気ではありましたが、浜中騎手は地元も近いこともあり、小倉で乗馬を始めた経歴の持ち主。地元ブーストというのはありそうです。誰よりも小倉に想いを持っている浜中騎手、今年は複勝率40%オーバーをキープしています。

 そんな小倉マイスター「浜中俊」騎手、明日の中京記念にはなんと人気馬で小倉大賞典2着馬(上がり最速)ボッケリーニで参戦します。浜中騎手が小倉で重賞制覇となるのでしょうか。注目です。ちなみに浜中騎手の小倉競馬場における重賞勝利は2016年レーヌミノル以来5年ぶりとなります。



3.過去の傾向も土曜の傾向も「主流血統有利」を指しています。主流血統と?

 過去の傾向と土曜日の不知火Sをみてもディープ系が好調です。特に同競走3着のスーパーフェザーは9頭立て8人気、昇級戦でしたが小倉1800mを差して結果を残しました。ディープ系は軸に向いている種牡馬ということになりそうです。

 また、主流血統(サンデーサイレンス系、キングマンボ系)は今開催で非常に好調。小倉1800mは7月の開催開始以降昨日までで10レースが施行されていますが、主流血統の入っていない馬の好走は初日の2頭のみ。それ以外は全ての馬に主流血統が父系または母父系に主流血統が入っていました。主流血統には注目です。

 では、相手には何が入っているのが良いのでしょうか。ロベルト系またはノーザンダンサー系のスピード持続タイプです。特にノーザンダンサー系でもダンチヒ系、ヴァイスリージェント系、ストームバード系が好調です。このことからわかるのは主流血統の相手にもある程度スピードを求めているということです。マイルもこなせるスピードと持続のバランス型に注目です。




4.該当馬



それでは該当馬をみていきましょう

2.ダノンチェイサー

先行○ 延長△ 血統○

 血統的に注目なのはこの馬です。ディープインパクト×Danzig系という組み合わせで土曜日に馬券内に2頭馬券内に飛び込むサンデーサイレンス系×Danzig系に該当します。かなり今の馬場とマッチングしていると言えるでしょう。注目の先行という面でも昨年の8月に行われた小倉日経OPでは2-2-2-1の通過順でサラキアの3着に粘っていますので大丈夫そうです。

9.ボッケリーニ

先行◎ 短縮○ 浜中騎手☆ 血統○

 今回のメンバーでも安定して5番手くらいを追走できそうで抜け出すことができればチャンスがありそうです。地元の浜中俊騎手が乗ることに加えてキングカメハメハ×Tサンデー系ということもプラス。しかも前述の通り「小倉大賞典2着」という実績もあります。こちらも注目の一頭です。

10.ディアンドル

先行○ 延長△ 血統○ 勢い○

 福島牝馬S(新潟開催)で重賞初制覇、勢いに乗ったヴィクリアMでは先行勢最先着の4着と勢いはこの馬が一番です。血統的にもルーラーシップ×Tサンデー系でバッチリ合いそうです。この馬は斤量的にもそこまで厳しくないので、すんなりとマイペースで行くことができれば粘ることもできそうです。内すぎない枠もこの馬に運が回ってきていると言えるでしょう。


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今日の中京記念の勝ち時計にも注目です。

それでは!

ヒデ

2021年7月16日 (金)

波乱の方程式とは!? 函館記念分析

 こんばんは、ヒデです。本日は日曜日に函館で行われます、函館記念を分析します。昨年は13人気のアドマイヤジャスタが勝利するなど、一筋縄ではいかないハンディキャップ重賞。はたしてデータはどのような傾向を示しているのでしょうか?早速見ていきましょう。本日もよろしくお願いします。




<目次>


1.基本的には平均ペースの重賞です。


2.内枠×斤量減が穴を導く!?


3.北海道=洋芝血統。過信しても大丈夫!?

4.該当馬


1.基本的には平均ペースの重賞です。

 過去5年の当該レースを見てみると、前半5Fと後半5Fのペースはほとんど違いが見られません。前半は59.9秒、後半は60秒。ほとんど同じラップタイムで刻まれるだけに、後ろで脚を溜める馬には不利なレースになっています。それは脚質にも現れており、ハイペースで流れた昨年こそ差し馬が台頭したものの、それ以外の年はどんなに後ろに位置しても捲るなどして上がっています。昨年を除くと馬券圏内馬の4角通過最低順位は8と瞬発力で上がってくる馬には厳しい流れになっています。

 ではなぜ昨年はハイペースとなったのでしょうか。その答えの一つにマイル実績馬が前に行ったことが上げられるでしょう。昨年逃げたのは先週七夕賞を勝利したトーラスジェミニ。2000mを制しましたが、それまでは1600mで3勝クラスを勝ち上がるなど「マイルでの実績」が光る一頭でした。そのほかにも2番手を争ったのは同じく中山マイルで3勝クラスを突破したレッドサイオン、ダービー卿CT3着馬レイエンダとマイルで実績のある馬がハイペースで逃げたということができます。そのためハイペースとなったのでした。

 それでは今年はどうでしょうか。今年は単純にマイルで好成績を上げている馬は見当たらず、そこまでペースが早くならないような格好になっています。このメンバーから考えるに「昨年は度外視」で良さそうです。ならば函館記念の例年のペースである「平均ペース」の先行有利な展開になると考えるのがよいでしょう。



2.内枠×斤量減が穴を導く!?

 斤量という観点で見ると一番活躍しているのは「53.5kg~55kg」でした。単複の回収率は100%を超えるなど【3-1-4-26】と一番複勝回数も多くなっています。一方で厳しいのは57.5㎏以上。複勝率は33%と高くないものの、19年のエアスピネルやスズカデヴィアスなど、実績のある馬でも簡単に馬券外になってしまっています。一方でこの条件で馬券圏内に飛び込んできたのは19年のステイフーリッシュと18年のサクラアンプルールのみ。両馬の共通点は前走重賞で2000m以上の重賞で3着以内に入っていたこと。勢いのある高ハンデ馬には注意が必要でしょう。

 また、基本的には前走比斤量減の馬が好調です。昨年のアドマイヤジャスタ56→54をはじめ、過去5年間全勝。斤量減と斤量増を比べると斤量減が【4-4-4-34】斤量増が【0-1-1-6】と斤量原画圧倒的有利。そのなかでも堅実に走っているのが1~1.5kg減で【2-1-3-15】、穴を開けているのが2キロ減以上となっていますので、馬券検討の際にはそのあたりも参考に考えたいところです。

 そして昨日の『風とペースで穴馬を拾う!? 函館2歳S分析』でも触れましたが、今の函館競馬場は内枠天国とも言える状態になっています。先週は中距離(1800m以上)で外枠が届いたのは6番人気以内でした。特に土曜日は8枠が馬券圏内ゼロなどはっきりと外枠不利が出ています。ここまでの情報を基にすると「内枠×斤量減の先行馬」が穴を開けるための条件のようですね。



3.北海道=洋芝血統。過信しても大丈夫!?

 函館競馬場はとにかく欧州系の血を持っている馬の楽園ともいうべき数字になっています。欧州系の馬の特徴として「スピードはないものの持続とスタミナに長けている」産駒が多いことが上げられます。平均ペースで流れるこの函館記念にも合致するでしょう。そんな長く脚の使える産駒が活躍するのがこのレースです。

 血統を詳細に見てみると、欧州系ノーザンダンサーとロベルト系の活躍は先ほどのバイアスに合致するためわかりますが、そのほかで活躍しているのが「ステイゴールド系」です。本家ステイゴールドも【1-1-2-8】で複勝回収率が100%を超えている他、オルフェーヴル産駒も産駒初出走となった20年のバイオスパークが3着になるなど、ステイゴールド系の血が活躍傾向にあります。見かけたら検討してみるのも良いでしょう。

 基本的にはサンデー×欧州血統というのが定番のいつもの北海道馬場となっていますが、ステイゴールド系の種牡馬に注意というのが血統的特徴です。



4.該当馬

 それでは函館記念の該当馬を見ていきましょう。

2.ハナズレジェンド

差し△ 内枠〇 斤量2キロ減〇 血統〇

 血統的には豪州系が入っているわけですが、実質的には欧州系と同じようなタイプのため、欧州系として見ます。そうなれば芝で差し競馬しかできていないものの、それ以外の部分では非常においしい一頭になることは間違いないでしょう。『鉄板軸&ヒモ穴が簡単に見つかる本』も参考にしたところなんとヒモ穴に2個該当項目がありました。顔の傾向、ヒモ穴該当、血統と期待値を上げるだけ上げてくれています。期待でしょう。

6.ジェットモーション

差し△ 枠〇 斤量2キロ減〇 血統〇

 本来は先行馬でしたが、昇級戦ということもあり前走は差しに回りました。それでも上り3位を出していること、今回は斤量が減ること、そして積極性のある横山武史騎手に変わることなど、来る条件は整いつつあります。昇級2戦目、斤量が減っていることを考えると先行することも可能なはずです。先行することができれば血統的に見ても面白い一頭になりそうです。

14.マイネルファンロン

先行〇 枠△ 斤量減〇 血統〇

 堂々の本命候補はこの馬ですね。前走の巴賞は本来差しの決まりやすいレースです。その中で粘りこんでの2着。今回はその時よりも2キロ斤量が減りました。また、この馬は期待値の高いと3でお話した「ステイゴールド産駒」というのも強調材料です。今回は秋山稔樹騎手に乗替りとなりますが、初の重賞制覇も見えてくるのではないでしょうか。楽しみな一頭です。


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函館記念もなかなか難解ですね。今週末のNO.1サマー馬券師 決定戦!では編集部の予想を担当します。いまのところ編集部は0%なので、少し意地を見せたいところです。頑張ります!

それでは!

ヒデ

2021年7月15日 (木)

風とペースで穴馬を拾う!? 函館2歳S分析

 こんばんは、ヒデです。今週は久しぶりに土曜日に重賞が施行されます。その土曜日の重賞は2歳重賞の第一戦ということになります。そんな函館2歳S、どんな馬が有利になるのでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いします。




<目次>

1.前傾ラップになりやすいレース

2.基本的には函館デビューが定石も、今年の開催変更でどう変わる?

3.「持続力」に特化した馬を探すことに勝機あり!?

4.該当馬


1.前傾ラップになりやすいレース

 過去5年の平均ペースを見るとすべてのレースで「ハイペース」の判定になっています。過去5年の平均を3Fに分けてみると33.8-35.7で前半が2秒程度早いペースであることがわかります。この要因の一つとして函館競馬場の「立地」というものが挙げられます。函館競馬場の中継を見ると映るのが綺麗な海。向こう正面すぐに海があるといった立地。風というのは気圧の低いほうから高いほうへと流れる傾向にありますので、日中は冷たい海→暖かい陸地という流れになります。これを函館競馬場に当てはめると東南東の風、すなわち「向こう正面追い風、正面向かい風」の構図ができあがるようです。

 この「向こう正面追い風、正面向かい風」の構図は先行有利に働きます。確かに脚質別で見てみると先行馬は【2-4-3-11】で複勝率40%でトップでした。しかし逃げ馬で馬券になった馬は19年のビアンフェのみとそこまで信頼度は高くありません。風を適度によけられる先行が一番有利なバイアスになっていると考えることができます。基本的に馬券は「先行2頭差し追込み1頭」の組み合わせで決まっているのも特徴です。差し追込み馬は勝ち切れていませんが、それは前走上り1位だった馬の成績【1-4-2-24】にも露実に出ていますので、差し込み馬は基本的に着狙いが精一杯になりそうです。



2.基本的には函館デビューが定石も、今年の開催変更でどう変わる?

 基本的に前走函館というのが定石でしたが、今年は札幌デビューや中京デビューなど、過去5年間では一度も出走経験のない馬が多く出走していることも特徴です。それらのジャッジをどうするべきでしょうか。そこは馬場を見るのが良さそうです。

 今年の北海道開催は五輪を避ける形で「札幌3週→函館6週→札幌3週」の組み合わせになりました。そのため本来6週目であるはずの函館2歳Sも今年は函館3週目に行われることになります。『競馬王7月号』の特集内では馬場さんが「北海道の芝が重くなるのは連続開催で芝レースを多く施行するから」(要約)と書かれているように、今年の函館芝は非常に綺麗な状態が続いています。

 それは馬場い傾向をみても明らかで、ここ2週間の函館競馬場芝コースは内枠有利。さらには中団までにはつけていないと好走確率が一気に下がる状態です。タイムも比較的に早く、芝の状態は「そこまで悪くない」ということができそうです。そうなればハイペースのスプリント戦を制した馬には同じ洋芝でチャンスはありそうです。新馬戦はペースが上がりにくいにも関わらず「ハイペース」となったレースを制しているのは相当な強さの持ち主といえるでしょう。函館=札幌ではないにしろ、同じようなペースを先行抜け出せている馬の期待値は上がりますね!



3.「持続力」に特化した馬を探すことに勝機あり!?

血統的にみると函館競馬場に移ってからは「北海道らしい」血統(ロベルトやハービンジャーなど)が活躍しています。先週行われた土日のレースでも新馬戦以外ではすべての馬券圏内馬に欧州系が入っていました。かなり持続力を問われる馬場であることは間違いありません。

 1でも話が出てきた「風」がこの傾向を強く出していると考えられます。函館芝1200mでは「全頭がバテて結局先行馬が粘り切る」先行抜け出しというのが一番よく見られるパターンです。そのため、他の競馬場よりも「持続力」を特に求められやすいコースであるということができるでしょう。そのため欧州系の血が重要になってくるようです。

 しかし、昨年はこのバイアスから大きくそれて1着2着は米国系でした。基本的に夏の新馬戦は「米国系」の血を持っている馬が有利です。これはアメリカは早くから馬をデビューさせて数を使うことが多かったことによる特色。今年は活躍しているドレフォンやマクフィといった産駒も登場しているため、欧州べた買いではなく「欧州+米国」のバランス買いが求められそうです。そのためには1や2と組み合わせながら馬券を組んでみてはいかがでしょうか。

 まとめると血統的には基本は持続できる「欧州系」。しかし、早熟であり1や2の傾向に合致している場合は「米国系」の馬を選ぶのがよさそうですね。



4.該当馬

それでは該当馬を見ていきましょう。本日は馬番発表前のため、50音順になっています。

カワキタラブリー

先行〇 上り〇 前走ペース〇 血統〇

 いきなりのドレフォン産駒です。ドレフォン産駒はいち早く活躍を始めている産駒の一つで、やはり短距離向き。もうすでに4頭が勝ち上がるなど、素質を見せつけています。この馬も新馬戦で3番手追走から上り2番手で最後差し切り1着。ルメール騎手騎乗の1人気パスポートチェックを差し切っていました。この仕上がりの早さはドレフォン産駒初の重賞馬の期待に直結しますね。

ナムラコリス

先行〇 上り〇 前走ペース〇 血統〇

 この函館芝1200mで出走種牡馬中一番の相性を見せているのがこの馬です。加えて前走はハイペースの函館未勝利戦を2番手追走から上り最速で抜け出して勝ち上がるなど、函館競馬場への適性の高さを見せつけました。同じジョーカプチーノ産駒としてはジョーマンデリンが同距離のUHB賞を先行で抜け出しているなど、産駒の成績も良好。サンデーサイレンス3×3の馬が函館で暴れるか、注目です。


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函館の向こう正面に見える海を見るたび海に行きたくなりますが、北海道にはいったことがありません。函館でないにしろ北海道に行く機会も今後はあるのでしょうか。取材などでいければよいのですが。

いつか行きたい場所の一つがはるばる来たぞ函館ですね。

それでは!

ヒデ

2021年7月13日 (火)

今年も混戦模様!?地方馬あの馬に注目! JDD分析!

 こんばんは、ヒデです。本日は明日大井競馬場で行われるJDD、ジャパンダートダービーを分析していきましょう。地方交流3歳ダート馬の夢舞台はどのような傾向があるのでしょうか。JRA勢の意地か、地方馬の夢か。牝馬の取捨もすべて分析していきましょう!それでは本日もよろしくお願いします。


<目次>

1.東京ダービー出走馬VSJRA馬?地方台頭の法則は前走にあり!?

2.重馬場になれば前残りが多発!?全馬のペースに注意!

3.血統的には欧米系や欧州系の持続が重要‼

4.該当馬


1.東京ダービー出走馬VSJRA馬?地方台頭の法則は前走にあり!?

 まずは臨戦過程を『地方競馬パーフェクトブック』で見てきましょう(データは08~18年)。JRA勢で好走するパターンは「オープン競走以上好走馬」もしくは重賞実績馬となっています。同書に出てきているのはユニコーンステークス【3‐2‐4‐16】、兵庫Ch【1‐2‐1‐4】、オープン特別が4勝という組み合わせになっています。昨年は鳳雛Sで大敗したダノンファラオが勝利したというところにも留意したというところです。

 交流重賞の中では紛れが発生しやすいレースとしても有名で、77万馬券が飛び出した昨年を除くと過去10年の三連単平均配当は9万4212円となります (11~19年だと1万5000円程度に)。その立役者はたいてい地方勢。その地方勢は前走東京ダービー出走馬以外は馬券圏内がありません。東京ダービー5着以内であれば逆転の可能性もあります。

 中央勢の巻き返しも交流重賞の馬券圏内もしくはオープン競走で馬券圏内がないと厳しいため、まったく実績のない馬が突然飛び込んでくるということはありません。もし、2勝クラスを買った馬がいなかったり、重賞で実績を残している馬がいない場合は東京ダービー出走馬の台頭に注意が必要です。これこそが「荒れるために必要な条件」で、今年は3歳1勝クラス勝ち馬、2勝クラスで大敗した馬がいるので紐荒れにも注意が必要でしょう。



2.重馬場になれば前残りが多発!?全馬のペースに注意!

 重馬場の大井競馬場は先行馬に有利になりやすいコースです。これは砂圧の問題で、内のほうが外と比べて深いため乾きにくく足抜けの良い内側が好走しやすくなるようです。この傾向は乾いていくなかでよく見られて、月曜日の7/12に行われた大井11R「夕凪賞競走(1800m9)」でも前に行った3頭がそのまま止まることなく馬券圏内に納まるなど、圧倒的前有利が出ています。これは昨年のJDDでも四角5番手以内の馬が馬券内に飛び込むなど、同様の傾向が出ていたことからJDDでも有効な法則であるということができるでしょう。

 気になるのは明日の天気ですが、天気予報を見てみると雨がパラつく天気になりそうです。本日7月13日も開催前に雨が降るなど不安定な天気が続いていますが、明日もこの不安定な天気が続きそうです。



3.血統的には欧米系や欧州系の持続が重要‼

 過去5年の血統傾向を見てみるとやはり欧米(欧州経由の米国)系であるロベルト系やキングマンボ系が入っているとまずは活躍しやすいです。19年1着のクリソベリルも母父はエルコンドルパサーが入っていたり、同年3着のミューチャリーも母父はロベルト系と2000mではこれらの欧米系が入っていると好走確立が上がるようですね。

 そのほかにも米国系×欧州系というパターンも好走していることから、欧米系が合っているのではなく、馬場的にも持続を求められるタフであるということでしょう。大井競馬場の外回りコースは直線が385mあり、一気に押し切れるコースではありません。重馬場の短距離でも米国中距離系のヴァイスリージェント系が入っている馬が好走しているなど、やはり持続力が強く求められるということでしょう。米国系×欧州系や欧米系が入っている血統の馬を狙るのが良いでしょう。



4.該当馬

 それではJDDの該当馬を見ていきましょう。



2.リプレーザ

前走〇 脚質〇 血統〇

 前走は兵庫Chを先行して上り最速を出しながら勝利。初のダート1870mという中距離戦でしたが、それをものともしない勝利は中距離での実績を見せてくれました。今回は初遠征ということで馬体重がどうなっているか心配ではありますが、馬券内へはチャンスありそうです。父リオンディーズはキングマンボ系、血統的にもマッチはしそうですね。

5.ジョエル

前走〇 脚質〇 血統〇

 東京ダービーは上り2位で4着。アランバローズのペースに乱されましたが、今回は絶対に逃げたい馬が存在せずもう少し位置が取れそうです。血統的に見ても父系がロベルト系とこの競走のバイアスとはしっかり合致しているところがよいですね。血統的には2000mも全然OK。巻き返しがあるとすればこの馬でしょう。

7.ウェルドーン<ヒデのイチオシ!!>

前走〇 脚質〇 血統△

 牝馬の参戦自体珍しいのですが、有力馬の牝馬参戦ということになりました。2着が最高のJDD参戦の牝馬、それでもそれ以上の活躍をこのウェルドーンは見せてくれそうです。血統的にみるとヘニーヒューズ産駒ということで、今年の東京ダービーを制したアランバローズと同じ組み合わせということも逃げ粘るのであれば面白い血統構成になりました。牝系を見ると母父は菊花賞馬ダンスインザダーク、母母父はサッカーボーイといったステイヤーの血も含んでいますので、2000mという観点から見ても期待はできそうです。

13.ゴッドセレクション

前走〇 脚質〇 血統〇

 ここまで馬券外なしの安定感は捨てがたいですね。兵庫Chは2着に敗れましたが、初の地方競馬でも活躍できるところを証明しました。血統的に見ると持続に特化した形になっています。母父にシンボリクリスエスが入っているので欧米系のカバーも大丈夫ですね。一つ心配なのが先行争いで敗れて中団になってしまうこと。そうなってしまうとじりじりとしか脚が使えない可能性もあり、勝機が薄くなってしまうでしょう。


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JDDで一番印象に残っているのはやはり地方所属で勝利したヒガシウィルウィン。直線での攻防を制しての勝利は感動しました。本田騎手が急遽の代打だったと記憶していますが、馬複ありがとうという気持ちです。今年もそんな激戦となるのでしょうか。楽しみです。

それでは!

ヒデ

 



2021年7月12日 (月)

高額馬は血統的にどうなのか!? セレクトセール落札馬徹底考察!

 116億3800万円(税抜き)。数か月に及ぶ東京五輪聖火リレーにかかる費用が一日で動きました。2021年のセレクトセール1歳セクション。本日242頭が上場され1億円超えは28頭、2億円超えは8頭となるなど、昨年の一億円超え18頭を上回る盛況で終了しました。落札率は93.4%、一頭当たりの平均落札価格は5150万円と過去最高レベルの平均になっています。DMMバヌーシーや長谷川祐司氏、サイバーエージェント社長の藤田晋氏そして毎年恒例「ショウナン」の国本哲秀氏らが良血馬を競り合いは目の離せない戦いでしたね。今日競り落とされた注目馬を5頭紹介していきたいと思います。(価格は税抜き)



<目次>

1.最高額、3億円で競り落とされた一頭「ゴーマギーゴーの2020」

2.ウマ娘効果!?最高額3億円もう一頭は「ファイネストシティの2020」

3.2歳戦効果!?シルバーステート産駒最高額の「ギエムの2020」

4.良血の初仔は相馬眼の持ち主へ!「クイーンズリングの2020」

5.牝馬の最高額はエタリオウの半妹「ホットチャチャの2020」


1.最高額、3億円で競り落とされた一頭「ゴーマギーゴーの2020」

父:ディープインパクト

母:ゴーマギーゴー

母父:Ghostzapper

 本日の最高額馬3億円で落札された馬は2頭いましたが、そのうちの一頭は上場番号1だった「ゴーマギーゴーの2020」(父ディープインパクト)です。半姉も昨年のセレクトセールにおいて4,840万円で落札されましたが、それを大きく上回ることになりました。その半姉ロジマギーゴーは初仔ながら期待感は高く、4月ごろに入厩した際には管理する須貝調教師が「ハーツ産駒にしては成長が早い」とその素質を評価されていたように、早熟血統のディープインパクトと変わったことでより早い時期からの活躍が期待できそうです。

 母ゴーマギーゴーは 米国のガルフストリームパークオークス(G2)を勝利するなど米国G2を2勝するなどの実績馬。ディープインパクト×母父Ghostzapperの組み合わせは今年の金鯱賞を12人気で勝利したギベオンと同じ血統構成になっています。母母父系はロベルト系とストームキャット系という違いがあるため、ギベオンと比べるとよりマイル特化になりそうです。マイルで落札額に見合う活躍ができるかどうか、楽しみですね。



2.ウマ娘効果!?最高額3億円もう一頭は「ファイネストシティの2020」

 本日のセレクトセール最高額3億円で落札されたのがファイネストシティの2020です。落札者さんはウマ娘のサイバーエージェントの藤田晋氏が落札した馬です。

 母のファイネストシティーは米国のBCフィリー&メアスプリント(G1、ダート7ハロン)を制し、エクリプス賞牝馬チャンピオンスプリンター(2016年)に輝きました。ダートの名牝といえるファイネストシティの2番仔がファイネストシティの2020です。半兄のダノンアーリーは管理する安田隆行調教師は「スプリンターだろうという印象」と評価するように、母系のスプリント気質が良く遺伝しているようです。

 今回のファイネストシティの2020は名スプリンターのロードカナロアとの組み合わせとなり、よりスプリンターに向いた血統になっていると言えるのではないでしょうか。また、ロードカナロアとの組み合わせになったことでキングマンボ3×4、ミスプロ4×4×5とかなりミスプロのクロスが強くなりました。特に注目なのはキングマンボの3×4というのは魅力的で、似たような「キングマンボ≒ジェイドロバリー」2×3というクロスを持っていたレッツゴードンキは桜花賞を制覇するなどスプリント~マイルを芝ダート問わず活躍したことからも、この馬も十分期待できるでしょう。



3.2歳戦効果!?シルバーステート産駒最高額の「ギエムの2020」

父:シルバーステート

母:ギエム

母父:Medaglia d'Oro

 今年産駒がデビューしたにも関わらず現在2歳リーディング1位に位置するシルバーステート産駒の一頭「ギエムの2020」は2億6000万円で国本哲秀氏が落札しました。上場されたシルバーステート産駒の他2頭は共に4000万円だっただけに、一頭だけ異彩を放つ価格で落札されました。

 母ギエムは父Medaglia d'Oro、母オーサムフェザー、母父Awesome of Courseという血統。本馬も母母にあたるオーサムフェザーはBCジュヴェナイルフィリーズ(G1)を制するなど、G1を2勝を挙げた良血。母の半弟にあたるスーパーフェザー(父ディープインパクト)は青葉賞で3着に入るなど、日本での活躍も期待できる牝系ということができそうです。

 本馬にスポットを当ててみると父、父母父、母父、母母父の内3系統で芝血統が入るなど芝コースでも活躍が見込めそうです。シルバーステートとの組み合わせになったことで芝の中距離が主戦場になりそうです。ローカルでも主場でも可能性を秘めた馬ですね。




4.良血の初仔は相馬眼の持ち主へ!「クイーンズリングの2020」

父:ロードカナロア

母クイーンズリング

母父マンハッタンカフェ

 近年の競馬をけん引したディープインパクト、キングカメハメハ、クロフネ、三冠馬のアパパネなどを引き当てた門外不出の相馬眼を持っている金子真人氏(名義は金子真人HD)が2億2000万円で落札したのが「クイーンズリングの2020」です。母クイーンズリングは16年のエリザベス女王杯1着馬。引退レースの有馬記念はキタサンブラックの2着のように中距離で活躍した馬です。しかし、3歳時にはフィリーズレビューを制するなど距離の守備範囲は広そうです。

 血統構成的にはアーモンドアイと似たような馬でG1勝つことは至上命令のような馬です。血統をもう少し見ると本馬の母父となったマンハッタンカフェは非根幹距離の鬼で、クイーンズリングも勝利したレースはすべて非根幹距離でした。非根幹距離得意がこの馬にも引き継がれると面白そうです。また、父ロードカナロアは「牝系の格」を強く要求する種牡馬で、母が現役時代に3勝クラス以上に昇級していると活躍馬を出しやすい種牡馬。アーモンドアイの母フサイチパンドラはエリザベス女王杯、サートゥルナーリアの母シーザリオはオークスを制するなどG1馬との配合はG1馬を生み出しやすい傾向があります。この馬も期待できそうですね。



5.牝馬の最高額はエタリオウの半妹「ホットチャチャの2020」

父:ロードカナロア

母:ホットチャチャ

母父:Cactus Ridge

 牝馬のなかで一番高値で落札されたのがこの「ホットチャチャの2020」。この馬を落札したのも長谷川祐司氏で落札価格は1億6000万円。2着の鬼、エタリオウが半兄にいる血統になっています。母ホットチャチャの仔は勝ち上がり率80%を誇るなど、しっかり勝ち上がれる期待が高まる一頭といえるでしょう。今回はそんなホットチャチャとロードカナロアというはじめての組み合わせになりました。

 母ホットチャチャはクイーンエリザベス二世チャレンジC(G1)を制するなど海外6勝の実績馬。ロードカナロアとの組み合わせになることで、ストームキャットの3 x 4、ミスプロの4 x 5という組み合わせになり、ややスプリントに向きそうな血統構成になっています。同じく母父系にヘネシーが入っているモズアスコットは安田記念で1着となっているようにスプリントからマイルで活躍しそうな馬ですね。芝ダートも両方こなすこともできそうですね。

 こちらも母「3勝クラス以上」の基準をクリアしていることから勝ち上がりと考えるとこの馬も十分に期待値は高くなりそうです。



※ロードカナロアの勝ち上がりに関する記事はこちら「血統登録過去最高!POG注目のロードカナロア産駒!


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 途中から見ていましたが、おお!価格が上がっている!!と思うとエピファネイア産駒やロードカナロア産駒であることが多かった印象です。馬主さんたちはポスト主流血統についてこの2頭で考えているのかなという印象でした。それは面白いですよね。ラストクロップのディープインパクト産駒や1歳には産駒がいないキングカメハメハ産駒が抜けた後、まだどの種牡馬がポストを掴むかはまだわからない所謂「種牡馬戦国時代」に突入しました感じがしています。来年の今頃の勢力図はどうなっているか気になります。

それでは!

ヒデ

 

2021年7月10日 (土)

混乱をもたらすまくりに注意! 七夕賞分析

 こんばんは、ヒデです。本日は福島で行われる恒例のハンデ重賞、七夕賞を分析していきたいと思います。毎年優しい決着にはならない七夕賞、その裏にはどんな傾向が出ているのでしょうか。早速見ていきましょう。


<目次>

1.基本的には動ける馬が有利!


2.ローカル重賞の実績×斤量増量馬!?


3.持続力で欧州系も馬場バイアスはロベルト系!?

4.該当馬


1.基本的には動ける馬が有利!

 この七夕賞、一言で言うと「先行不利」になっています。過去5年で安定して5番手以内を先行しながら馬券になったのは2017年のマイネルフロスト(4-3-2-1)と19年のロードヴァンドール(3-3-3-3)のみでした。これらの馬を合わせた馬券内に届いた馬の2コーナー平均通過順位は「8.6」。しかし4コーナー時点では「4.9」に上昇していることからも「自ら動いていける馬」が台頭しやすいレースの展開がほとんどとなっています。

 このような展開になりやすいのはコースの形状とレースペースにありそうです。過去5年で4回はハイペースになっているなど、ペースが早まりやすいレースです。コースの形状としては4コーナー奥のポケット地点からスタートするため、直線を一杯に使って先行争いができることでペースが早まっているようです。このためこの前の週に行われたラジオNIKKEI賞よりももう少し早くなるようですね。

 当然長い脚を使う必要が出てきますので、ラジオNIKKEI賞同様「瞬発力」よりも「持続力」が求められる展開になる場合が多いです。過去にまくったことがある馬や後述する血統の該当馬などと組み合わせて考えていく必要もありそう。

 早くなりやすいペースから動ける持続系の馬が有利になる。道中動ける馬を狙っていくのが良いでしょう。



2.ローカル重賞の実績×斤量増量馬!?

 過去5年の傾向を見てみると、馬券内15頭のうち9頭が右回りローカルの準オープン以上の勝利もしくはオープン以上での掲示板内がありました。やはりローカル競馬場にいきなり参戦してくるよりも「実績」を持って参戦してくる馬の方が好成績を残す傾向にあります。同じ福島で【2-3-0-0】で全連対中のクレッシェンドラブが好走していることからもこの傾向が強いことがわかります。反対に人気で馬券外に敗れてしまった馬はこれらの実績を持たない馬が多数存在していました。過去の実績も重要のようです。

 また、面白いのが斤量減よりも斤量増の馬の方が活躍していると言うことです。前走比斤量増の馬は【5-4-1-21】と馬鹿にすることができない傾向になっています。昨年はこの傾向が途切れてしまいましたが、昨年はミドルペースなど少し例年と異なる傾向の出た年。例年通りの傾向になれば斤量増の期待値も上がっていきます。



3.持続力で欧州系も馬場バイアスはロベルト系!?

 やはり持続ということで父系か母父系のいずれかに欧州系が入っていると活躍馬を多く出します。土曜日に行われた猪苗代特別(二勝クラス)ではサンデーサイレンス系×欧州系で決着しました。やはり今年も基本的にはサンデーサイレンス系×欧州系の馬を狙っていくのが良さそうです。スピードだけでは押し切れるレースではありません。

 そしてはレース的にも土曜の馬場傾向的にも馬鹿にできないのが「ロベルト系」の存在です。土曜の福島7R 三歳未勝利ではロベルト系のワンツーと「まとめて来る」ロベルト系を体現していました。七夕賞的にも18年11人気で1着と波乱を呼んだメドウラークも父系ロベルトと相性抜群。ヘイルトゥリーズン系が活躍しやすい馬場だけにロベルト系に要注意です。



4.該当馬

それでは七夕賞の該当馬を見ていきましょう。

8.アールスター

まくり○  実績○ 斤量△ 血統○

 昨年の小倉記念の覇者が七夕賞参戦です。この馬は動ける馬で、二勝クラスを突破した時も8-6-2-2で上がり最速(小倉)と活躍。夏競馬も得意というのがプラスですね。

 血統的に見てもキングマンボ×欧州系という重厚な血統は持続力向き。期待もできそうです。

10.クラージュゲリエ

まくり○ 実績○ 斤量○ 血統◎

 期待値がかなり高いのがこの一頭です。母父にはメンバー中唯一となるロベルトが入り、前走から斤量増であることからも十分。しかしそれに加えて札幌2歳Sで捲っての実績があるなど来る条件は整いました。唯一心配なのは先行してしまうことで、控さえできれば2歳以来の重賞勝利も見えてくるでしょう。

13.プレシャスブルー

まくり○ 実績○ 斤量△ 血統○

 福島札幌で実績がありながら人気がないのがこの馬です。札幌で行われた19年のWAJSでは捲っての1着など展開に注文はつきますが成績は抜群。今回はサンデー×持続というこの血統の組み合わせは血統的にも十分期待できそうです。


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タートピ見ていたら七夕は何をお願いしましたか?と問いかけられて何もしてないなーとしんみりしました。馬券当ててガンかけたいと思います。

それでは!

ヒデ

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