小倉だからこそ参戦した馬に注意!? 中京記念分析!
おはようございます、ヒデです!今日は朝の更新になってしまってすみません。
さて本日は小倉競馬場の1800mで行われる中京記念を分析していきます。こちらも例年とは違うコースで開催される本レースですが、どのような傾向になっているのでしょうか。早速見て行きましょう。
<目次>
1.基本的には先行有利でしょう。
2.1800mだからこそ参戦してきた馬に注意です。
Blake.騎手にも注意!?小倉の中距離が得意なあの騎手が乱す!?
3.過去の傾向も土曜の傾向も「主流血統有利」を指しています。主流血統と?
4.該当馬
1.基本的には先行有利でしょう。
土曜日に行われた不知火Sでは先行→逃げ→差しで決着。今開催を見てみても逃げ先行で決まる確率が非常に高くなっています。追い込みに関しては新馬戦の2番人気の馬以外追い込みは届いておらず、基本的に逃げ先行の有利な形となっています。
重賞レースに関しても、小倉大賞典が唯一の小倉1800m重賞ですが、今年も11人気のテリトーリアルが先行して重賞初制覇の決着となっています。冬と夏という条件の違いもありますが、このコースはある先行力がとわれるレースになりそうです。今回のメンバーは先行メンバーが多いので先行する馬、4〜5番手で走れる馬の期待値が上がりそうですね。
土曜日の馬券圏内に飛び込んできた馬(1800〜2000m)は逃げ1頭先行6頭、差し馬が2頭でした。このことからも先行馬が有利になりそうですね。先行が中心になるでしょう。
2.1800mだからこそ参戦してきた馬に注意です。
今回は8月の小倉開催、1勝クラス以上を対象に29レースを対象に分析したところ前走の距離を比較してみたところ、1番複勝率が高いのは「短縮」でした。短縮は単勝回収率が100%超えということもあり、相当期待値が高い状態になりそうです。
例年中京記念は延長、同距離が好成績を残しやすいレースです。ただ今年に関しては延長よりも短縮が好調ということになりますので、注意ですね。そこで注目したいのは「小倉1800mだからこそ参戦してきた馬」です。今年は距離短縮馬も多く、マーメイドSなどからの参戦馬も目立っています。これは距離が伸びて1800mになるからこそ参戦してきたとも言うことができることからも、ここで「重賞初勝利をあげたい」と言う馬に注目です。
なお、国際レーティング的にはM(マイル、1301〜1899m)帯になっていますので一応マイルレーティングとなると言うことになります。
Blake.騎手にも注意!?小倉の中距離が得意なあの騎手が乱す!?
小倉中距離マイスターが今年も活躍中です。その騎手こそ浜中俊騎手。土曜日の競馬では2勝でした。ともに人気ではありましたが、浜中騎手は地元も近いこともあり、小倉で乗馬を始めた経歴の持ち主。地元ブーストというのはありそうです。誰よりも小倉に想いを持っている浜中騎手、今年は複勝率40%オーバーをキープしています。
そんな小倉マイスター「浜中俊」騎手、明日の中京記念にはなんと人気馬で小倉大賞典2着馬(上がり最速)ボッケリーニで参戦します。浜中騎手が小倉で重賞制覇となるのでしょうか。注目です。ちなみに浜中騎手の小倉競馬場における重賞勝利は2016年レーヌミノル以来5年ぶりとなります。
3.過去の傾向も土曜の傾向も「主流血統有利」を指しています。主流血統と?
過去の傾向と土曜日の不知火Sをみてもディープ系が好調です。特に同競走3着のスーパーフェザーは9頭立て8人気、昇級戦でしたが小倉1800mを差して結果を残しました。ディープ系は軸に向いている種牡馬ということになりそうです。
また、主流血統(サンデーサイレンス系、キングマンボ系)は今開催で非常に好調。小倉1800mは7月の開催開始以降昨日までで10レースが施行されていますが、主流血統の入っていない馬の好走は初日の2頭のみ。それ以外は全ての馬に主流血統が父系または母父系に主流血統が入っていました。主流血統には注目です。
では、相手には何が入っているのが良いのでしょうか。ロベルト系またはノーザンダンサー系のスピード持続タイプです。特にノーザンダンサー系でもダンチヒ系、ヴァイスリージェント系、ストームバード系が好調です。このことからわかるのは主流血統の相手にもある程度スピードを求めているということです。マイルもこなせるスピードと持続のバランス型に注目です。
4.該当馬
それでは該当馬をみていきましょう
2.ダノンチェイサー
先行○ 延長△ 血統○
血統的に注目なのはこの馬です。ディープインパクト×Danzig系という組み合わせで土曜日に馬券内に2頭馬券内に飛び込むサンデーサイレンス系×Danzig系に該当します。かなり今の馬場とマッチングしていると言えるでしょう。注目の先行という面でも昨年の8月に行われた小倉日経OPでは2-2-2-1の通過順でサラキアの3着に粘っていますので大丈夫そうです。
9.ボッケリーニ
先行◎ 短縮○ 浜中騎手☆ 血統○
今回のメンバーでも安定して5番手くらいを追走できそうで抜け出すことができればチャンスがありそうです。地元の浜中俊騎手が乗ることに加えてキングカメハメハ×Tサンデー系ということもプラス。しかも前述の通り「小倉大賞典2着」という実績もあります。こちらも注目の一頭です。
10.ディアンドル
先行○ 延長△ 血統○ 勢い○
福島牝馬S(新潟開催)で重賞初制覇、勢いに乗ったヴィクリアMでは先行勢最先着の4着と勢いはこの馬が一番です。血統的にもルーラーシップ×Tサンデー系でバッチリ合いそうです。この馬は斤量的にもそこまで厳しくないので、すんなりとマイペースで行くことができれば粘ることもできそうです。内すぎない枠もこの馬に運が回ってきていると言えるでしょう。
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今日の中京記念の勝ち時計にも注目です。
それでは!
ヒデ