ヒデの考察、分析

2022年4月24日 (日)

内枠の昇級組が樫へ弾む!? フローラS分析

 おはようございます、ヒデです。 雨が気になる東京競馬場では本日オークストライアルのフローラSが施行されますね。2000mという「クセ強」コースで施行されるこの競走、果たしてどのような馬が有利になるのでしょうか。それでは本日もよろしくお願いします。




< 目次 >

1.内枠が絶対優勢!?



2.昇級戦馬のためのレース!?



3.欧州系とサンデー系で決まり!?



4.該当馬




1.内枠が絶対優勢!?

 東京競馬場2000mは天皇賞秋も行われるコースですが、1コーナー奥のポケット地点からスタートする関係でスタートしてすぐコーナーがやってくるコースとなっています。そのため内枠(1・2枠)が圧倒的に有利になりやすく、先行力のある外枠の馬が被せたりする関係で中枠が不利になりやすいコースとなっています。これはこのレースでも同様で、1・2枠が過去5年4勝を挙げています。4枠は不利ということもありませんが、5~7枠は若干不利な結果が残っています。内枠と4枠、8枠が中心になると言えるでしょう。

 脚質は開幕週で例年開催されているにも関わらず差しが優勢。特に上り2位以内であれば【4- 2- 2- 4/12】でかなり信頼できる結果になっています。前走中山×上り5位以内は穴としての妙味も抜群で【4- 2- 1- 26/33】で勝ち馬のほとんどがこの前走中山から出ていることがわかります。上り出せている前走中山馬には注意したいところですね。この場合先行でも差しでも大丈夫なようです。



2.昇級戦馬のためのレース!?

 このレースは昇級戦の馬が特に強い傾向にあります。昇級戦全体の成績は【4- 2- 1- 49/56】。これに続くのが前走G3組の【1- 3- 4- 15】となっていますので、G3VS未勝利1勝クラス馬の戦いになっていると言えますね。特に中山で未勝利一勝クラスを勝ち上がっている馬は特に期待値が高めです。「昇級戦」ですので、前走1着以外は苦戦中。1勝クラスで凡走している馬に関しては注意が必要でしょう。距離は延長がよさそうです。

 一方重賞組はフラワーカップとクイーンS組が中心になっています。特に東京競馬場で行われるクイーンS組は穴を開けることも多い傾向で、複勝回収率は驚異の386%となっています。1勝クラス以下ではさっぱりな東京競馬場ですが、重賞では一転狙える条件になるのが非常に面白いところですね。重賞組の場合は逆に3着以下が狙い目になっていますので、未勝利1勝クラス組は勝ち上がり組を重賞組は3着以下を狙っていくのがポイントになるでしょう。



3.欧州系とサンデー系で決まり!?

 この競走は過去5年スクリーンヒーロー産駒が2連勝中ということで得意な条件になりつつある競走となっています。根幹距離、特に2000mを得意とする産駒が多いロベルト系は血統的には狙っていきたい産駒ですね。その他はどうしてもサンデー系が有利になっています。特にTサンデー系とPサンデー系、ディープインパクト系は人気しているのであれば狙っていたいと言えるでしょう。

 母父系は米国系が全体的に優勢な形です。米国ミスプロ系やサンデー系、米国ノーザンダンサー系も好調な結果になっていますので、血統的には主流血統orロベルト系×米国系とサンデー系が狙い目になっています。このコースは加速力を2度問われるコース。加速力に優れている馬のほうが有利な結果になりやすいということでしょう。内枠などの条件をクリアしているのであれば絶好の狙い目ですね。



4.該当馬

 それではフローラSの該当馬を見ていきましょう。

1.ルージュエヴァイユ

差し〇 延長△ 前走上り1位〇 前走中山〇 血統〇?

 1枠に入ったのは普通にプラスに働く可能性が高いですね。延長も内枠で闘争心を保てるのであれば十分に狙い目と言えます。前走は大外から一気の強襲で差し切った強い競馬。現状でも1人気になっていますがそれも致し方なしといった所でしょうか。初の東京になりますが東京のほうが合いそうですから期待ですね。

3.パーソナルハイ

差し〇 延長〇 前走△ 血統〇

 ローテなどはあまり評価できませんが、延長なのは得意とする産駒の多いディープインパクト産駒だけに安心感もあります。ここ2走は直線で不利があったり展開が向かなかったりと不運が続きましたが、東京コースでは赤松賞で2着になる実績があるだけにコースが戻って再度期待ということも言えます。血統的には期待です。

7.ゴールデンアワー

先行〇 前走中山〇 前走1着〇 血統〇

 近年芝2000mではモーリス産駒の台頭などでディープインパクト産駒をしのぐ成績を残していることも多い条件。このコースも昨年の天皇賞秋を勝利したエフフォーリアがいるなどエピファネイア産駒でも十分に期待できる条件となっています。現状あまり人気があるわけではありませんが父ロベルト系×母父米国ミスプロ系は20年1着のウインマリリンと近しい血統構成ですので、やはりこのコースには合いそうです。今回は初重賞ですが、ロベルト系の相性の良さと格上挑戦の時に燃える勝負根性に期待です。

15.ヴァンルーラー

先行〇 前走1勝クラス1着〇 前走阪神△ 血統まる

前走は大外枠に入った君子蘭賞を6人気1着で勝利。あまり目立ちませんが、その先行力は魅力的です。いくら3歳で牝馬とはいえ内枠に入ってはこの馬の良さはでないとおもいますので、この枠は歓迎でしょう。外枠からマイペースに被せて先行できれば最後の直線で粘ることも十分に考えられます。その場合は14.シンシアウィッシュも併せて期待ですね。


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4

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昨年は該当馬のクールキャットがしっかり好走してくれてうれしかったイメージです。

来週からはいよいよGW。どこか行く予定はあるのでしょうか?

それでは!

ヒデ

今年は一撃はあるのか!? マイラーズカップ分析

 こんばんは、ヒデです。今週はG1はお休みの週になりましたが、前哨戦はかなり盛り上がりを見せています。明日は阪神競馬場で安田記念トライアル競走マイラーズカップが施行されます。昨年はAコースで施行されましたが、今年はBコースで施行されるなど代替開催でも異なるコースを使用するこのレース、果たしてどのような馬が有利になるのでしょうか。早速見て行きましょう。それでは本日もよろしくお願いします。

※マイラーズカップは17~20年通常通り京都開催、21年は阪神開催となっていますので、それらのデータと土曜馬場傾向を基にした分析となります。予めご了承ください。




< 目次 >



1.阪神では差し有利に!?



2.距離変更が全体的に好調!



3.やはり強い主流血統。



4.該当馬


1.阪神では差し有利に!?

 昨年は阪神競馬場のAコースで施行されたマイラーズカップですが、上り1・2位のケイデンスコールとアルジャンナが1‐2フィニッシュを決めるなど若干差し有利に働きました。昨年の阪神競馬場は非常に馬場状態がよく、桜花賞の週に施行された阪神牝馬Sでは上り32秒台が飛び出すなど非常に差しが決まるコースになっていましたので全体的に「先行不利」の状態が出来上がっていました。そのため昨年は4角を3番手以内で通過した馬は12着(ボンセルヴィーソ)、14着(フォックスクリーク)、15着(ベステンダンク、パンサラッサ除外だったため最下位)という結果に終わっていたことからもよくわかります。一方今年の阪神競馬場の芝は「内枠×中団前目有利」の馬場になっています。土曜日は小頭数が多かったことで参考値ではありますが、せめて4角で7番手までには入っていたいというところで差しが思いっきり決まる展開にはなりにくそうです。今年も絶対に逃げたいというタイプが不在であるため、ベステンダンクやダイワキャグニーが番手を取ろうという形に落ち着くと考えるのであれば今年は先行から差しあたりが有利といえそうです。

 内がいいことからやはり内枠が優勢になります。特に1~4枠が特に有利になりそうです。一方で10番枠から外はうまく直線内を入れるなどのロスのある戦法を取ることができなければ厳しい戦いになることが予想されます。そうなるのであれば内枠先行馬から軸馬を探していくのがベストといえそうですね。



2.距離変更が全体的に好調!

 マイル戦ですが、このレースは距離を変更してくる馬が圧倒的に有利な傾向になっています。マイル連戦する馬に関しては人気馬が中心で、前走5着以内に入っていなければ厳しいなど注文が多めです。前走マイルを使って掲示板外に敗れてしまった馬に関しては軽視するのが賢明でしょう。一方で特に単複の回収率100%に近い数字を維持しているのが距離変更組。特に延長組は単複の回収率100%を超えています。ただ延長の場合も前走掲示板圏内はマストとなっていますので、善戦組を狙っていくのがよさそうですね。

 一番狙いやすいのは距離短縮組。ただこの場合は「オープン以上のマイル戦で勝利経験のある馬」という条件つき。昨年勝利したケイデンスコールはその年の京都金杯を勝利していましたし、20年1着のインディチャンプはマイルG1完全制覇の実績馬、同年2着のベステンダンクもオープン競走勝利、19年1着のダノンプレミアムも2歳時に朝日杯FSを勝利した経験がありました。一方で3歳時にNHKマイルカップ2着だったギベオンが凡走しているなどなかなかシビア。この傾向はかなり強いといえますので、短縮馬を狙う場合は「オープン以上のマイル戦で勝利経験があること」を主眼に考えるのが良いでしょう。



3.やはり強い主流血統。

 やはり強い主流血統とはタイトルのママですが、この競走で最多2勝を挙げているディープインパクト産駒を筆頭にロードカナロア産駒やキングカメハメハ産駒などマイルで強いイメージにある主流血統がしっかり相性が良い格好になっています。ディープインパクト産駒はマイル重賞で強さを発揮しますが、ここも例外ではないということですね。軸に向いているのは主流血統と言えるでしょう。

 伏兵として注意したいのが「欧州ノーザンダンサー系」が父系または母父系に入っている馬。京都開催ではありますが17年には7人気のヤングマンパワー(父スニッツェル)が馬券圏内(3着)に飛び込むなどレースとの相性が良いのはもちろんのこと、土曜日の阪神競馬場は欧州系が強い傾向になっていたことから、今年もこの傾向が持続する可能性が高いですね。欧州系ノーザンダンサー系を狙う場合は先行できるのが絶対で、差しに回ると若干の割引が必要かもしれません。それでも入っている馬は積極的に狙いたいところでしょう。



4.該当馬

 それではマイラーズカップの該当馬を見ていきましょう。

2.ヴィクティファルス

脚質〇 内枠〇 マイル実績△ 前走△ 血統〇

 血統的に狙いたいのはこの馬でしょう。現状まったく人気は無く「スプリングSがピーク」という声も聞こえてきていますが、それでも内枠だったG2セントライト記念は5着に好走していますので見限るのは時期尚早でしょう。また、ハーツクライ産駒が得意とする「休み明け」、「内枠」という条件が揃っていますし、母父にGalileoが入っていることで血統的に大きなプラスがありますのでかなり期待できそうです。注目ですね。

4.カラテ

脚質〇 内枠〇 マイル実績〇 前走〇 血統△

 血統的には推せませんが、それ以外の条件面では絶好。前走中山記念組は2頭出走して2勝していますし、今の阪神は内枠が有利になっています。勝利するためには内を捌く必要があるものの、逆に言えば血統以外はかなり狙える条件であるため該当馬とします。移籍初戦、叩きではありますが実力で好走してほしいところですね。

7.ホウオウアマゾン

脚質〇 4枠〇 マイル実績〇 前走△ 血統〇

 昨年のアーリントンカップで勝利するなど実績は豊富な4歳馬です。前走は12着でしたが、これは直線半ばで他馬に挟まれる不利を受けてのもので度外視するべきでしょう。その前は阪神カップ2着でしたから阪神競馬場のこの距離は得意としていることは間違いありませんので、今回も期待したいところですね。

8.サトノアーサー

脚質△ 短縮〇 5枠〇? マイル実績〇 前走△ 血統〇

 放送では「1400m」を使ってほしいと言いましたが、kotaさんの「人気のないサトノは買い」の言葉を信じてみようかなと思います。とはそれだけではなく、最後に勝利したのはマイル重賞とマイル実績は十分なことに加えて【2- 3- 0- 1】となっている短縮成績も魅力的です。血統的にはディープインパクト産駒と欧州ノーザンダンサー系で絶好な血統ですから期待できますね。


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こちらもぜひご覧ください!!

それでは!

ヒデ

2022年4月23日 (土)

非根幹距離の鬼を狙え!? 福島牝馬S

  おはようございます、ヒデです。いよいよ今週から東京開催がスタートするなど、ダービー、オークスへと季節が替わり始めていますね。そんななか春の福島重賞荒れやすい福島牝馬Sが施行されます。今年はどのような馬が有利になるのでしょうか。早速見て行きましょう。それでは本日もよろしくお願いします。

※昨年は地震の影響で新潟で代替かいさいが行われたため、16~20年のデータを使用します。


< 目次 >

1.脚質には偏りが無いものの!?



2.非根幹距離マイスターに託したい!?



3.ポイントは米国系!?



4.該当馬


1.脚質には偏りが無いものの!?

 このレースは脚質的には大きな偏りはありません。逃げでも追込みも大丈夫な展開次第のところが多いと言えます。ただ枠的には内枠が絶望的。1・2枠はデータ集計期間中好走はありませんでした。それでも3・4枠が優秀になっていますが、今年は地震の影響で1週遅れているため、3・4枠にとって追い風になるかもしれません。8枠は先行馬が有利になっていますので、番手を取れるような馬を狙うのはよさそうですね。基本的には3・4枠馬が有利になっているという認識で大丈夫でしょう。

 体重は絞れているほうがよく、今回マイナス体重になった馬や増減なしは好成績を残しています。これは参考程度ではあると思いますが、迷っている時にマイナス体重の馬を選ぶというのが良いかもしれません。



2.非根幹距離マイスターに託したい!?

 このコースは距離変更しない馬のほうが有利になっています。特に1800mの3勝クラスを勝利して望んできた馬に関しては【0- 2- 1- 0】で複勝率100%を記録するなどその優位性は明らかです。前走距離は基本的に1800m戦を走っている馬がいいでしょう。ただ、2000mから短縮してくる馬でも「3勝クラス1800mで勝利」は有効で、穴を開けたランドネ(20年15人気3着)とマコトブリジャール(16年15人気1着)の2頭は共に芝1800mで関西の3勝クラス1800m戦で勝利して昇級していました。1800mでオープン競走馬券圏内の実績もありましたので、オープンクラス連戦の馬に関しては「1800mオープン競走で3着以内の実績」も気にしてみるのもいいでしょう。

 前走中山牝馬Sからが同距離ローテでは最多ですが、こちらは凡走しても巻き返せるイメージです。しかし、これも主場苦手、ローカル得意という馬が有利になっている印象でそこで人気が落ちるのであれば積極的に狙っていきたい条件ですね。とにかく1800mで実績を残している馬が有利になっていますので、過去走も見逃せませんね。



3.ポイントは米国系!?

 春開催の福島競馬場は洋芝でオーバーシードしていますので、欧州系が優勢なイメージがあります。20年3着に来たランドネが父ロベルト系であるということもそのイメージに拍車がかかっていると言えるでしょう。しかしながらそれ以外の年で見てみると意外にも父サンデー系×母父米国系という形が良さげでもあります。前述したランドネも母父APインディ系でしたし、同年2着だったリープフラウミルヒも父ステイゴールド系に母父クロフネで米国系。また、メイショウサムソン産駒が好相性な印象でしたが、今年は出走馬もいません。今年も非根幹距離が得意なパワータイプの馬が有利になるということでしょう。そのため、非根幹距離が得意なサンデー系に米国系などの馬が有利になりそうですね。ステイゴールド系やキズナ産駒などが今年は有利になりそうなイメージです。

 母父系で見ると欧州ノーザンダンサー系も好調ですので、ノーザンダンサー系が父系または母父系に入っている馬は有利になるかもしれません。ただ、ミスプロ系は母父に入るとさっぱりですので、父系に入っていなければ厳しいといったイメージになっています。中心はサンデー系とノーザンダンサー系でしょう。



4.該当馬

 それでは福島牝馬Sの該当馬を見ていきましょう。

8.サトノダムゼル

差し〇 4枠〇 1800m実績〇 血統〇

 現状人気になってしまっていますが、この馬はかなり期待できそうです。ローカルはあまり使われていませんので実力は未知数ですが、1800mでしか成績を残していないことからも非根幹距離がいいと言えるでしょう。前走のニューイヤーSも後方から追い込んでの4着。距離が伸びれば差し切れてもおかしくはありません。期待ですね。

11.ホウオウエミーズ

先行〇 6枠〇 1800m実績〇 血統〇

 今回唯一の1800m3勝クラス昇級馬です。この馬は1勝クラスを福島の織姫賞を勝利しているようにローカルでも大丈夫。加えていままで馬券圏内に入ったのはすべて1800mでまさに非根幹距離の鬼と言っていいでしょう。重賞も昨年のマーメイドS5着の実績もありますし、大丈夫そう。差しでも先行でも期待ですね。

12.アブレイズ

先行〇 7枠〇 1800m実績〇 血統〇

 非根幹距離適性であれば引けを取らないのがこの馬です。3歳時には12人気でフラワーカップを勝利、4歳時にはメイSで勝利するなど1800mでの勝利実績があるなど1800mでは無類の強さを誇っていると言っていいでしょう。前走中山牝馬S2着というのもいいですね。特にキズナ産駒は非根幹距離を得意とする傾向がありますので、その通り走ってくれればよさそうですよね。

ヒデの狙いたい穴馬は放送で発表!

ぜひご覧ください!



2022年4月20日 (水)

地方と中央の「条件」に狙いあり!? 東京スプリント分析

 こんばんは、ヒデです。南関東は年度でのスタートということで今月から新人ジョッキーが乗りはじめていますね。今年は3名がデビューした大井競馬場ではダートグレードの東京スプリントが施行されます。昨年同様雨の中での一戦となるこの競走、果たして今年はどんな馬が有利になるでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いします。




< 目次 >

1.馬場が渋ると差し有利と不良なら先行有利!?



2.前走は短縮の地方、同距離の中央!?



3.求められるのはスピードと素軽さ!?



4.該当馬





1.馬場が渋ると差し有利と不良なら先行有利!?

 今年も雨の影響で馬場が重くなりそうな大井競馬場、重馬場で施行された火曜日の12Rごろから再び降りはじめ、水曜の1レースには不良スタートが見込まれます。過去5年、不良で施行されたのは3回と道悪開催が多くなっている印象となっています。不良で開催された3回は特に顕著に「中枠有利」が出ており、2〜7枠あたりが好調です。火曜日の開催でも同様の傾向が出ていましたので、特に4,7枠が好調になっているイメージで大丈夫でしょう。また乾き始めであれば内枠が有利になりますが、1枠はそこまで好調ではないため注意が必要です。

 脚質はどの馬場状態でも逃げ先行が有利になっています。差し馬も届きますが、上がり1位を出せている馬限定で、上がりを出せないと厳しい展開になりがちです。大井1200mは前傾ラップになりやすく直線が長いため差しが決まりそうですが、どの馬場状況でも逃げ馬の回収率は高いため、無視することはできません。ただ、それに付き合う先行馬は若干不利で、逃げ馬の後ろを付けない先行馬よりは差し馬の方が有利になりやすいですね。差し馬であればうちから伸びてくる馬と馬群を縫って上がってこれるような馬に限られており、馬券的には逃げ馬から内枠先行、差し馬を狙っていくのが良さそうですね。



2.前走は短縮の地方、同距離の中央!?

 近年地方馬の激走が多く見られるこの競走、過去5年では19年にキタサンミカヅキが船橋所属で制している(その前は13年のラブミーチャン→笠松)ほかサブノジュニアが2着、3着を取るなど地方馬が強い競争になっています。地方の共通点として「1400mからの短縮ローテである」ということが挙げられます。これは2月に行われるフジノウェーブ記念→東京スプリントのローテが多いからではありますが、そのほか勝ち馬は19年キタサンミカヅキが根岸記念(9着)や13年のラブミーチャンは前走黒船賞(6着)とこちらも1400mからの短縮ローテで馬券になっているイメージが強いですね。これらの馬は1200mの南関重賞や交流競走で実績のある馬であれば「着順不問」と言えるでしょう。地方馬は12実績のある短縮馬が狙い目ですね。

 一方中央馬はどう距離ローテが中心になっています。昨年1着のリュウノユキナ(大和S1着)を筆頭に20年1着のジャスティン(千葉S1着)、ヒロシゲゴールド(なにわS1着)など1200mから馬券圏内にくる馬は多めですが前走2着以内になっていなければならないのは注意が必要ですね。こちらも短縮組は着順不問となっており中央で穴妙味があるのはこちらといえそうです。とはいえ人気になりやすい故に、1200m組以外は軸には据えられないイメージになっています。より確実性を求めるのならば前走1200mで連対していた馬が中心でしょう。



3.求められるのはスピードと素軽さ!?

 血統的にはさすが1200m競走といった形で短距離適性が強く出る馬が有利ですね。特にサウスヴィグラス産駒は昨年の2-3着を独占したりリピート率が高かったりと馬券的には狙いたいところですね。ただほとんどが短縮の恩恵を受けていることからも馬券に入れるのは短縮かどうかということをまず確認するのが良いでしょう。また、不良まで悪化すると主流血統の出番ですね。例えば21年を制したリュウノユキナはヴァーミリアン産駒でしたし、20年1着のジャスティンはオルフェーヴル産駒でした。これらのケースから見ても馬場が悪化すればするほど前に行ける主流血統が有利か馬場状態になってくるということができます。でなければ米国系も勝ちまくっていいはずですが、サウスヴィグラス産駒の勝利がある程度。ここまで来ると馬券の軸にするのは主流血統が良いとジャッジするしかありません。

 大井1200mは持続力が問われる条件でもあり、馬場が渋ると若干持続力の強い馬が来がちな馬場に変わります。例えば火曜日の大井開催では何度もフリオーソ産駒が何度も穴を開けていた通り米国色の強い、ダートをこなせる欧州系の出番ということもできます。明日もこれらを中心に狙っていくのが良さそうで、馬券の主役は上記のサンデー系かダートもこなせる欧州系の二択でしょうか。



4.該当馬

 それでは東京スプリントの該当馬を見ていきましょう。

2.リュウノユキナ

先行◯ 枠◯ 前走◯ 血統◯

 昨年の覇者で今年も同じローテを歩んできました。昨年は柴田善臣騎手とのコンビで勝利しましたが、今年は横山武史騎手の手綱に。リピート率も割と高いこの競走だけに、ここも2年連続処理を目指します。ただ今年は大和S2着だったのが気がかりです。

5.シャマル<ヒデのおすすめ!>

先行◯ 枠◎ 前走◯ 血統◯

 前述のヒロシゲゴールドと同じなにわSを勝ち上がって挑むレースとなっています。勝ち時計は平凡なものの、ローテ的にはもちろん、血統的にもんストームキャット系ということで紐には最適ですね。期待です。

7. ヒロシゲゴールド

先行◯ 枠◯ 前走◯ 血統◯

 そんなシャマルで触れられているヒロシゲゴールド。昨年は千葉Sない5着で普通に凡走という結果に終わってしまい人気が下がっていますが、今年は巻き返して狙い目。現状人気がないのは意外で、去年もこの競走の後は北海道スプリントC1着、南部杯MCSを2着としっかり実績は残しているのにです。今年は前々走から巻き返して勢いは十分。期待ですね。

☆地方期待金馬☆

13.ワールドリング

外枠差し◯ 枠△ 前走◯ 血統◯

 今回狙いたいのはこの馬ですね。昨年はアフター5スター賞を制して同じ舞台で行われる東京盃でも5着になるなどの実力を見せていたにもかかわらず前日8人気。これはかなり意外でした。外枠がこなせるかと上がり一位で伸びてこれるかというふたつの注文さえクリアすればチャンス盛りだくさんです。


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昨年は2,3着が一昨年と同じだったんですね。今年はどうでしょうか。どこかの年とリンクするのでしょうか?

それでは!

ヒデ

2022年4月17日 (日)

一番速いは一番重要じゃない!? 皐月賞

 こんばんは、ヒデです。本日の放送はお楽しみいただけましたでしょうか。今後も土曜日にお送りしていく予定ですので、ぜひお楽しみに!今回は放送でもお伝えした内容をさらに濃くしてお送り致します。放送でも語れなかったことも書いています。それでは本日もよろしくお願いします。

< 目次 >

1.妙味の先行、堅実の差し!?

2.穴を探すならば重賞転戦組を!



3.スパッと差すわけじゃないのが鍵!?

4.該当馬


1.妙味の先行、堅実の差し!?

 過去5年馬券圏内に入っているのは先行馬と差しの中間脚質がほとんどで、追込みは27ケースあって1度も馬券になっていません。馬券になるためには4コーナーで7番手あたりまでで通過するのがポイントになってきそうです。前走も先行しているに越したことはなく、前走先行している馬かつ上り5位以内の馬を中心に狙っていくのがよさそうですね。上りの出せていない馬は割引が必要です。

 枠的には時期的なこともあってでしょうか、中枠以降が圧倒的に有利な結果になっています。2月から続いた開催も今週、今日が最終日でBコースになってからも6日目となりますのでかなり傷みが顕著になる時期となっており内枠はそこまで結果を残せていません。3枠以内では【1- 0- 2- 27/30】で勝利したのは稀代の三冠馬コントレイル(20年)。3着は昨年のステラヴェローチェと18年のダノンキングリーです。相当力が抜けていないと行けないことと、スムーズに差しに外に出す必要があります。一方4枠以降はかなり好調で、穴を開けたのも4枠以降がほとんど。特に5枠はかなり期待値の高い枠で、17年12人気3着のダンビュライトを筆頭に18年8人気3着など穴として大きな期待をかけられる枠になっています。4〜7枠が特に熱いですね。



2.穴を探すならば重賞転戦組を!

 前走で見るとやはりG1組が優秀。前走G1組は【2- 1- 0- ¼】でほとんどが馬券になっていることがわかります。20年にはコントレイルとサリオスのG1馬2頭が1-2フィニッシュを決めるなどその信頼性がわかります。ただ穴配当を得ようとした場合は重賞を転戦している馬が圧倒的に有利になります。19年に2着だったヴェロックス以外は前走重賞からきており、前走G2・G3を5着以内に来た馬は狙い目です。特に重賞を転戦して人気を落としている馬などは特に狙い目になってくるでしょう。弥生賞は勝ちこそないものの優秀な結果を残していることから外枠であれば狙いたいところですね。

 また、穴を開ける馬は間隔をある程度詰めて大丈夫な馬という側面も加わります。例えば人気が存外なかった20年8人気3着のガロアクリークが前走走ったスプリングSならば中3週、ディープ記念が中5週、となっていますので狙うなら中3週と中5〜9週。穴となるのは前者のイメージです。間隔を空けるのが主流になっていますが、まだまだ妙味は経験を積んだ馬のようですね。キャリアは5戦程度が良いでしょう。距離延長が強いことからもどれだけ1800→2000mのローテで恩恵を受けるかというのもポイントになってきそうですから、安易に「延長がいい」ではなく「何産駒だからいい」のようにここは3とリンクしてくるかもしれません。



3.スパッと差すわけじゃないのが鍵!?

 次に血統的に見ていくこととしましょう。血統的に見ると意外にもサンデー系よりもキングマンボ系が存在感を増していたり、欧州系バゴ産駒のステラヴェローチェが3着に入ったりと近年は欧州系の持続力が問われるレースになっていることがわかります。ディープインパクト産駒が直近勝ったコントレイルもまくり気味に上がって最後の直線で伸びたように、3,4コーナーの勝負どころで長い脚を使える方が有利な傾向にあります。そのため欧州系が活躍しやすい傾向になっているということになっていると言えます。昨年はいよいよ父サンデー系の馬が一頭もいなかったことからもこの傾向が強くなってきているのがわかるのではないでしょうか。欧州系を狙っていくのが中心になりそうですね。

 一方で母父として狙っていくのであればサンデー系が優秀になっています。そのほか米国系も平均以上の成績を残していることからも母父という観点ではスピードを欲されているいうことなのでしょう。さすがは「一番速い馬が勝つ」と言われている皐月賞、いくら父系で持続力が大事になるとはいえど相応のスピードがないとこのペースでは上位に来れないということですね。父系サンデーならば母父は米国中距離系または欧州系、父欧州系ならば母父はサンデー系というのが狙いたい血統構成になっています。



4.該当馬

 それでは皐月賞の該当馬を見ていきましょう。

4.キラーアビリティ

先行×上がり△ 枠△ 前走◯ 血統◯

 内枠であることだけが心配の馬ですね。母父はレッドゴッド系のブラッシンググルームから繋がっていますが、このレッドゴッド系は闘争本能がすごいのでうまく作用するならば内枠というのはこの馬にとって絶好条件と言えるでしょう。正直この人気は美味しい気がします。期待ですね。

9.サトノヘリオス

差し◯ 上がり◯ 枠◎ 前走◯ 血統◯

 昨年の覇者エフフォーリアと同じエピファネイア産駒。前走は短縮ローテに内枠というエピファネイア産駒が苦手とする条件が揃った中で3着というのは改めてこの馬の実力を見た気がします。中3週だけが気になるところで、根幹距離で爆発することもあり得そうですね。ホープフルSの雪辱を晴らしたいところでしょう。期待です。

12.ドウデュース

先行◯ 上がり◯ 枠◯ 前走◯? 血統◯

 この馬も前走サトノヘリオスと同じく苦手なローテで実績を残した馬です。外枠延長というローテはハーツクライ産駒にとって苦手はレースであだだことに加えて道中不利を受けたのにも拘らずの2着。まさしく「負けて強し」の競馬を見せてくれたと思います。そうなれば今回も馬券に入れないわけにはいきませんね、期待です。

  1. ビーアストニッシド

逃げ× 上がり△ 枠◯ 前走◯? 血統◯

 戦歴的に激走馬の匂いがするのがこの馬です。アメリカンペイトリオットの初年度産駒で珍しく2000mを苦にしていません。京都2歳Sからほとんどの重賞に競馬圏内、ここで嫌う理由も特にありませんよね。期待です。


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競馬界のハマショーを目指せるかなとサングラスで思ってます。

それでは!

ヒデ

2022年4月16日 (土)

マイルでもスピードが命!? アーリントンカップ

 こんばんは、ヒデです。4月も中盤、クラシックもスタートして台風も来るもはや初夏といった感じですね。今週は3歳マイル重賞のアーリントンカップが阪神競馬場で施行されます。桜花賞と同じコースで行われるこの競走、果たしてどのような傾向になっているのでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いします。


< 目次 >

1.意外に差しが決まる!?



2.前走はG2以上に限る!?



3.マイルは米国系と適性で決まる!?



4.該当馬


1.意外に差しが決まる!?

 この競走は上りを出せる馬が有利な傾向になっています。特に過去5年上り3位以内を記録した馬は【3- 4- 3- 6/16】で馬券圏内に入った馬の半分は上り3位以内を出していることがわかります。前走も追込み以外で上りを出せている馬がほとんどですので、上り出せている×追込み以外の馬を見つけた場合は要チェックです。

 枠的には中枠有利になっています。5枠は特に有利になっており、過去5年【4- 2- 0- 4/10】で勝率40%、複勝率60%と圧倒的な成績になっています。内枠は1・2枠は馬券になっていますが、人気が地力で来た程度。圧倒的に5枠有利な傾向と認識していいでしょう。ただ先週の桜花賞では内枠が中心になっていたので多少8枠などは割り引いたほうがいいですが、ますます5枠有利の傾向になるのかもしれません。



2.前走はG2以上に限る!?

 やはり4月、三歳のG1へのステップレースレベルになると前走オープン競走以上に出走した組に優位が生まれます。同条件の成績は【5- 2- 2- 23/32】で勝ち馬はほとんどオープン競走出走組。10着以下からの巻き返しという例もあり、着順で見分けるのも容易ではありません。そのなかでも同距離ローテ組は安定感がありそうですが、配当を得るためには1Fの距離変更をしてくる馬。巻き返しという側面で考えても1400~1800mで実績のある前走オープン競走出走組を狙っていくのがよさそうです。

 一方で昇級戦組は距離延長組に妙味があります。勝ち上がってきた馬が中心になりますが、中でも狙いたいのが「前走東京1400m勝ち馬」この条件では過去5年複勝率100%。阪神組もいいですが、それよりは東京組を中心に狙ていきたいところです。過去5年のデータを見ると前走1勝クラスを勝てていない馬は大幅減点の対象となることがわかりますね。昇級戦組は前走1着が絶対条件です。

3.マイルは米国系と適性で決まる!?

 マイルで行われるだけあって、まだまだスピードが重要になるレースです。そのため、米国系が入っていることが重要になっており、過去5年馬券圏内に入った馬には必ずサンデー系もしくは米国系が入っており、年々サンデー系×欧州系の組み合わせは成績を落として言う傾向にあります。ただ、キングマンボ系は好調で、自身がマイルで実績のあるキングマンボ系は狙い目となっていますね。昨年もキングカメハメハ産駒とロードカナロア産駒の1-2フィニッシュとなっており、今年もキングマンボ系には注目ですね。穴として面白いのは欧州ノーザンダンサー系ですが、芝での実績が必要になりますので、穴として安定して狙えるのはTサンデー系でしょう。ハーツクライ産駒やマンハッタンカフェ産駒、オルフェーヴル産駒などが好走していることからもTサンデー系×米国系が一番の狙い目と言えますね。

 母父系は先ほども出てきましたが、全体的には米国系が堅実に走りやすい傾向にあります。それでも欧州ノーザンダンサー系や欧州ナスルーラ系も穴を開けており、差しに回っている馬は特に注目といえるでしょう。とにかくマイルでも走れるスピードが欲しいところです。

4.該当馬

 それではアーリントンカップの該当馬を見ていきましょう。

2.トゥードジボン

先行〇 前走上り〇 前走1勝クラス1着〇 血統〇

 初年度産駒が先日のファルコンSを制するなどマイル短距離帯で実力を発揮しているイスラボニータ産駒です。この馬も朝日杯FSこそ先行して9着に敗退しましたが、その後1勝クラスに戻って勝利。このコースを4走続けてのストレスが心配ですが、まだ3歳なので耐えてくれそうですね。期待です。

9.デュオ

先行〇 前走上り〇 前走重賞×5着以内〇 1F短縮〇 血統〇

 前走は生涯で初めての1F延長で人気が下がったものの5着と善戦。今回はリオンディーズ産駒が得意とする短縮での1戦となるため引き続き期待ですね。さらにこの競走は5枠との相性が抜群ですので今回は好走する確率がかなり上がっているといえますね。今回も期待したいと思います。

10.ダノンスコーピオン

差し〇 前走△ 1F短縮〇 血統〇

 ここ2走は差しに回っているもののG1の朝日杯FSでは3着と実力は見せています。今回はものすごく人気になりそうですが、ロードカナロア産駒の短縮ローテで狙いたい要素はあります。一つ望むのはもう少し前目についてほしいところですね。キングマンボ系に5枠とこちらもデュオ同様活躍する条件は揃っていますから馬券圏内を期待したいですね。

14.タイセイディバイン

差し〇 前走〇 1F延長×前走2着〇 血統〇

 前走ファルコンステークスでは人気薄ながら内を突いて2着。13人気の低評価ながら突っ込んできました。その影響でしょうか、人気は今回もありませんが「外枠のルーラーシップ産駒」など狙う条件はできてきました。今回も引き続き激走に期待という形になりましたが、馬券には入れておきたい一頭です。


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タワーオブロンドンがこの競走を勝ったことからもスピードがいかに重要になっているかがわかりますね。今年も将来の短距離馬が激走するということもあり得るかもしれません。

それでは!

ヒデ

2022年4月10日 (日)

強烈な差しで穴をあける!? 桜花賞分析

 こんばんは、ヒデです。いよいよ今年もクラシックがスタートしますね。牝馬クラシックは今年もマイルの桜花賞からスタートします。今年はどのようなレースが繰り広げられるのでしょうか、非常に楽しみですがそれは馬券が当たってこそ。どのような馬が有利になっているのか、早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.穴をねらうのであれば差し馬!?



2.良馬場ならマイル連戦でGO!?



3.瞬発力=主流血統!主流血統を信じるべし!?



4.該当馬


1.穴をねらうのであれば差し馬!?

 過去5年間良馬場に限定すると先行差しが中心になっています。ただ先行で勝利しているのは21年のソダシと19年のグランアレグリアであるように2人気以内でなければ厳しいので、差し追込みが中心になるでしょう。差しは昨年中穴を開けたファインルージュや19年のシゲルピンクダイヤなどがいるため、妙味は差しに分がありそうです。やはり差すのであれば前走で上り2位以内であることが条件の一つになりそうなため、差しを狙うのであれば前走上りを出せる馬を狙っていくのが良いかもしれません。

 枠的な偏りはあまりありませんが、内枠と外枠のどちらかが好調なイメージとなっていますので、極端な枠を狙うのが良いですね。特に土曜日の馬場傾向的には内枠がやや有利になっていたことから内枠が意外に狙い目になる可能性はありますね。内差しをできそうな馬を狙っていくのが良いでしょう。



2.良馬場ならマイル連戦でGO!?

 過去5年距離変更の馬が届いた例は少なく、延長ローテで勝利したのは17年のレーヌミノルのみです。しかしその2017年は稍重馬場となっていました。良馬場に限定して見てみると過去5年勝利したどころか馬券圏内に入った馬は前走マイルから出走した馬に限られていました。これはかなり重要なデータとなっているのではないでしょうか。昨年も書きましたが、フィリーズレビューは持続向きのレースになりやすいため、差しが決まる桜花賞とは繋がらないという仮説がありますが、今年もフィリーズレビュー組は軽視しても良いかもしれません。また、意外というべきか有名というべきかG2昇格後チューリップ賞は馬券になるものの勝利はありません。勝利しているのは阪神JFや朝日杯FSなど2歳重賞からの直行組がきっちり勝っている印象ですね。

 さすがはクラシックといったところでしょうか、巻き返しはありません。前走も3着以内入っていなければ馬券にならないという実力を強く求められます。競馬は一般的には逃げ先行が有利、差しは力が抜けていたり、ペースが早くなって止まるなど展開の利がなければ決まりませんので、このような結果になるのかもしれませんね。今年も中心で狙っていくのは巻き返しではなく、馬券圏内に入っている馬を中心に狙っていくのがよさそうです。キャリアは圧倒的に4戦までがよさそうですね。



3.瞬発力=主流血統!主流血統を信じるべし!?

 この競走は圧倒的に主流血統が有利になっています。過去5年、良馬場で行われたレースでは父系または母父系に主流血統が入っていた馬が勝利しています。馬券圏内でも唯一違ったのはクロノジェネシスだけで、それ以外は父または母父に主流血統が入っています。これは過去10年に広げても同様の結果になりますので、どれだけ主流血統が重要であるのかわかります。中でもディープインパクト産駒やダイワメジャー産駒などスピードが特にある馬が中心になっています。ダイワメジャー産駒は前述のシゲルピンクダイヤなども入っていますので、穴を開けやすい傾向にあるということでしょう。

 また、近年は母父米国系が強い傾向が続いています。欧州系で馬券になったのもシゲルピンクダイヤのみでそれ以外は母父米国系が大半を占めていますね。どちらにも該当しないアルゼンチン系の母父もありましたが、これは昨年のサトノレイナスだけ。その他の傾向との兼ね合いもありますが、血統的に考えるのであれば馬券的に狙いたいのは米国系でしょう。



4.該当馬

それでは桜花賞の該当馬を見ていきましょう。

5.ピンハイ

差し〇 内枠〇 同距離〇 前走3着以内〇 キャリア4戦以内〇 血統〇

 前走の人気薄での一発は圧巻でしたね。阪神牝馬Sでも内から伸びたメイショウミモザが勝利しているように、内枠差しが有利になっている馬場傾向だけに、狙いたい馬です。この馬を狙うのであればナムラクレアも狙いたいですが、条件が整っているこの馬を狙いたいです。今回も狙って損はないでしょう。期待です。

12.ベルクレスタ

差し〇 6枠▲ 同距離〇 前走3着以内〇 キャリア4戦以内〇 血統〇

 ドゥラメンテ産駒でミスプロのクロスを作るのはよく走るニックスの一つ。牝馬×関西芝に限定すると単勝回収率は100%を超えています。上り最速で追い込んで来ましたから、スタートさえ決めて中団に待機することができれば馬券になる可能性もぐっと上がるのではないでしょうか。人気もあまりないので期待ですね。

16.サークルオブライフ

差し〇 8枠〇 同距離〇 前走3着以内〇 キャリア4戦以内▲ 血統〇

 一回の敗戦がここまで響くかというという印象です。根幹距離が得意な産駒が多いエピファネイア産駒、得意の外枠、苦にしない明け2戦目と狙いたい条件は揃っているもののそこまで人気になっていないのはなぜか不思議でたまりません。前走は先行したことが敗因と思いますので、しっかり我慢できるかどうかがポイントになりそうですね。

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今回はあまりあれないような気がしますので一応人気の馬券も握っておきたいかなと思っています。競馬王新聞も参考にしていただければ幸いです。

それでは!

ヒデ

2022年4月 8日 (金)

先行×重賞連戦で激走リーチ!? NZT分析

 こんばんは、ヒデです。4月ということでツイッターを見てみても、入学式のツイートを盛んに見かける季節になりました。競馬のほうもマイル王者へのG1を目指した戦いが始まろうとしています。土曜日に行われる重賞はニュージーランドトロフィー(NZT)G2です。春のマイル王者になるためには絶対に外すことのできない一戦、今年は誰が有利な傾向になっているのでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いします。


< 目次 >

1.偏りはないもののドル箱は先行馬!?



2.重賞連戦組に高配当は眠っている!?



3.勝ちたいなら父系Pサンデーだ!?



4.該当馬


1.偏りはないもののドル箱は先行馬!?

 このレースは捲りや追込みなど極端な競馬は適しませんが、それ以外は大きな偏りはありません。その中でも回収率が高めなのは逃げ先行で逃げ馬は【2- 1- 0- 2/5】で複勝率60%を、先行馬も【1- 1- 2- 15 /19】で単複回収率が100%を超えるなど圧倒的な成績を誇っています。昨年もバスラットレオンが逃げ切るなど、近年はこの傾向が加速し始めていると考えてもいよさそうです。ペースについては逃げ馬が何頭いるかということで状況が変わりますが、今年はそこまで前に行く馬も多くないため前が有利な傾向になってもおかしくはないでしょう。

 先週のダービー卿チャレンジトロフィーでもこの話を書きましたが、中山芝1600mは1コーナー奥の引き込み線からスタートしてスタート後しばらくカーブを曲がり続けるコースとなっているため基本的には内枠が有利になっている印象です。このレースも過去5年4勝を3枠以内が挙げており、この傾向がどれだけ強いか示してくれています。ただ昨年2着のタイムトゥヘヴンもそうであったように先行できる外枠馬というのもかなり期待値が高く、

8枠は過去5年【0- 2- 2- 6/10】で複勝率40%は3枠と並んでトップとなっています。普段は割引となる外枠でも先行馬が入った場合は例外というところでしょう。結果として4・5枠は不利な結果となっているので注意が必要でしょう。



2.重賞連戦組に高配当は眠っている!?

 前走を見てみると未勝利から出走してきた馬でも勝利(19年ワイドファラオ)があるなど傾向はつかいみにくいですが、昇級戦の馬は割と人気通りに馬券になっているイメージです。条件戦から出走してくる昇級戦ローテでは【3- 1- 2- 29/35】で勝ち馬は半分以上出ていますが回収率は単複ともに50%前後とそこまでの穴馬が激走していないことがわかります。前走1着に絞っても回収率はほとんど変わりはないため、人気馬でなければチャンスはあまりないと言えるでしょう。

 一方前走重賞組には穴を開ける可能性も十分。17年12人気1着ジョーストリクトリを筆頭に18年9人気3着のデルタバローズなど人気薄もバンバン走っているといえます。面白いのが前走2着以内は【0- 0- 1- 4/7】で3~9着は【2- 4- 2- 23】で3着以下からの巻き返し率がかなり高水準になっていると言うことです。特に6~9着は【1- 2- 1- 7/11】で単複の回収率は100%を超えています。前走負けたからと安易に軽視せずに適性を改めて見る必要がありそうですね。また、巻き返す場合は同距離よりも距離変更組が好成績となっています。距離変更×前走重賞凡走組はかなり期待できそうですね。特に中京から参戦してくる馬は特注です。



3.勝ちたいなら父系Pサンデーだ!?

 中山のマイル競走、NHKマイルカップを目指す馬が多く出走する競走ですので、適性通りPサンデー系が強い傾向にあります。ダイワメジャー産駒やキンシャサノキセキ産駒が活躍しているほか、キズナ産駒も勝利するなどマイル近辺で強いパワーを持っているサンデー系はかなり狙い目になっている印象です。そして2月の末から開催している2回中山開催も2週を残すのみになるなど開催終盤ですので、欧州系などパワーに富んでいる馬も馬券圏内に入りやすい印象を受けます。ロベルト系は特に好調で系統全体【0- 1- 2- 4/7】エピファネイア産駒に限ると【0- 1- 1-1/3】でかなり調子のいいことがわかります。一方ロードカナロア産駒は昨年のタイムトゥヘヴンが馬券になった程度でほとんど馬券にはなっていません。持続力が特に求められる条件になっていると言えそうなため、サンデー系を軸にして紐に欧州系や米国ノーザンダンサー系を入れてみるのが面白いかもしれません。

 母父系は欧州ノーザンダンサー系が圧倒的に好調で、それにサンデー系やキングマンボ系が追随するという形になっています。このことから狙っていきたいのは父サンデー系×欧州系、父欧州系×母父サンデー系という組み合わせの馬でしょう。



4.該当馬

 それではニュージーランドトロフィーの該当馬を見ていきましょう。

1.マテンロウオリオン

先行〇 内枠〇 前走中京〇 血統〇

 前走はシンザン記念1着。なかなかこのようなローテを進んで来る馬は少ないですが、それでも期待できそうですね。内枠に入っただけに包まれないようにしなければなりませんが、現状馬券圏内が堅い馬の1頭と言えるでしょう。ここを勝利してすんなりNHKマイルへ行けるかどうか、期待です。

2.ティーガーデン

先行〇 内枠〇? 前走中京G3〇 血統△

 内枠&前走先行できなかった先行馬。連勝はいずれも先行して勝利していただけに、今回再び先行できればチャンスはあるでしょう。ただ内枠が苦手なドゥラメンテ産駒、一定の不安も残りますので、軸にはできないイメージです。小頭数である程度前に行けるのであれば期待です。

4.アバンチュリエ

先行〇 4枠△ 前走中山1勝クラス〇 血統〇

 人気になって狙える印象を受けるのはこの馬です。前走は中山の大外枠から先行して一気に勝利。中山が合っているところを見せました。短縮が効いた可能性も高いですが、今回も引き続き期待できそうなイメージです。この間隔を開けたのがどう出るか。注目です。

7.リューベック

先行〇 6枠〇 前走ディープ記念〇 血統〇

 今回割と少ない欧州ノーザンダンサー系×母父サンデーサイレンスの組み合わせ。その該当馬がこの馬です。前走長い距離を走っているものの、この距離への短縮&3歳牡馬に限定すると平均以上の活躍を見せていますので、狙っても損はなさそうです。そこに中4週に絞ると複勝率50%超となっており、一番のねらい目といっても過言ではないでしょう。期待ですね。


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先週は「確変」状態でしたが、その勢いを今週も持続できるかプレッシャーですね。

大阪杯などの的中報告うれしかったです。今週も当てられるように頑張りたいと思います!

それでは!

ヒデ

マークが薄くから先行狙い!? 阪神牝馬S分析 

 こんばんは、ヒデです。4月桜花賞が行われる阪神競馬場、今年も桜花賞の前日に行われる波乱の重賞が阪神牝馬Sです。昨年こそ123人気での決着となりましたが、過去5年では70万円馬券が飛び出すなど波乱も見られたこの競走、どのような馬が有利になっているでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いします。


< 目次 >

1.差し有利なのは差し切れる力があるだけ!?



2.穴は前走非根幹距離にあり!?



3.圧倒的に強いディープ系、買える内に買っておけ!?



4.該当馬


1.差し有利なのは差し切れる力があるだけ!?

 このレースで差し馬は【3- 0- 2- 24/29】で一番勝利していますが、回収率は20%台に留まるなど、波乱をもたらすことはありません。今週からBコースを使用することになっていますので、差し有利に変化する傾向が出現する傾向にありますが、人気馬が堅実に差し切れるようになるだけであって差し馬はそこまで妙味がありません。一番妙味があるのは先行馬は【1- 2- 3- 10/16】で複勝率37.5%ながら回収率は100%を超えています。「差し有利=先行馬軽視」という傾向ができあがっているため、先行馬は軽視されがちですが配当を考えれば馬券に先行馬を入れるのがよさそうですね。

 枠的にも変化が見られ圧倒的な外枠有利に変化します。過去5年で半数の3勝が5枠以降から出ていることから見ても阿藤的です。特に7枠は【2- 1- 1- 6/10】、8枠も【0- 3- 0- 7/10】でこの2枠だけが複勝率30%以上となっています。外枠ならば先行でも差し馬も馬券になっていることから脚質不問で外枠はねらえるのではないでしょうか。逆に内枠は先行または差しで馬群の縫って上がってこられる馬でなければ厳しいということでしょう。



2.穴は前走非根幹距離にあり!?

 このレースで勝利しているのは距離を変更して来ている馬に限られています。特に前走非根幹距離の場合はかなり好走率が高く、1400mからのローテは【2- 1- 1- 15/19】、1800mからのローテでは【2- 1- 0- 11/14】となっておりこれらを合算すると【4- 2- 1- 26/33】で勝ち馬のほとんどが非根幹距離からのローテで出走している馬であるということがわかりますね。1400m戦の場合は京都牝馬S、1800m戦の場合は昇級戦組や中山牝馬ステークス組が好調となっていますので、そこが中心になっていると言えるでしょう。前走同距離の場合はコース替わりの場合がほとんどで、特に共に直線の長い東京コースからの出走がかなり好成績を残していますね。昇級戦だからと言って減点できるレースではないので軽視は禁物ですね。

なお、G1から出走してくる馬に関しても非根幹距離に出走している馬が有利になっているので、1400mや1800mなど400mで割り切れない距離から出走してくる馬に関しては注目したいところですね。



3.圧倒的に強いディープ系、買える内に買っておけ!?

 なんといっても強いのはディープインパクト産駒。過去5年【4- 2- 2- 12/20】せ勝率20%、複勝率40%を誇っています。単複の回収率も100%を超えており、べた買いOKというところでしょう。残りの1勝はダイワメジャー産駒とBコース替わりで差し有利に変遷することから瞬発力の鬼が馬券になりやすいということでしょう。その他サンデーサイレンス種牡馬の根幹をなすステイゴールド産駒【0- 1-1- 4/6】やハーツクライ産駒【0- 0- 1- 2/3】も高確率で馬券になっていることから圧倒的にサンデー系の瞬発力タイプが有利になっていると言えるでしょう。父系は絶対にサンデー系が優勢となっているため、逆らわないほうが懸命ですね。

 そうなると重要になってくるのは母父系。どの条件でも狙っていきたいのは母父欧州ノーザンダンサー系。特に先行脚質では圧倒的で【1- 2- 1- 3/7】となっています。これは欧州系の持続力が強く影響した結果と言えますので、先行馬を狙う場合は特に母父欧州ノーザンダンサー系を意識してみるのがいいかもしれません。差し馬の場合は相州ノーザンダンサー系に加えて米国系が一気に有利な傾向に変化します。米国ミスプロ系は特に強く、【1- 0- 1- 2/4】となっていますので、人気の米国ミスプロ系は狙ってみるのが良いでしょう。差す貯めには加速力が必要となりますので、一気に加速して差し切る競馬が可能な阪神のコース替わりで外回りと条件が揃えばしっかり差し切れると言ったところでしょう。

 簡単にまとめると「父系はサンデー系がほぼ絶対」、「母父は先行欧州系、差し米国系」となりますね。



4.該当馬

 それでは阪神牝馬Sの該当馬を見ていきましょう。

3.デゼル

人気×差し〇 枠△ 前走△ 血統◎

 ディープインパクト産駒の一角として無視できないのがこの馬です。差し脚質で母父米国系ということもあって昨年は上り3F32.5秒の快速で勝利しています。その後は不調気配でしたが、前走愛知杯3着と復調気配。そこから一息ついての参戦だけに今回も引き続き期待していいでしょう。先行よりは差しで輝く馬と言えそうですね。

5.アカイトリノムスメ

先行〇 5枠以降〇 前走〇 血統◎

 昨年の秋華賞馬が休養明けで参戦。ディープインパクト産駒が強いこの競走×得意な休み明けで鮮度抜群と考えれば鮮度至上主義(ウマゲノム版種牡馬辞典2021-2022より)とも評されるこの馬に期待しないわけにはいきません。個人的な話しをすると昨年の牝馬三冠はすべて本命にした馬でしたので今回も期待したいと思います。

10.クリスティ

先行〇 7枠◎ 前走〇 血統〇

 今井雅宏さんの言葉を借りると前走逃げられなかった逃げ馬です。昨年の六甲Sを逃げて勝利したこの馬ですが、それ以降は逃げても捕まる、ダートに活路を見出すと少し迷走気味でした。それでもこの馬は逃げ以外→逃げのパターンで2勝しているように位置取りショックがかなり得意な馬であると言えるでしょう。前走も不利を受けていましたし、延長【2- 0- 1- 1/4】と得意なこの馬ですので今回一番の激走注目馬ですね。

12.マジックキャッスル

差し×人気〇 8枠◎ 前走△ 血統◎

 よく考えると全部ディープインパクト系の種牡馬になってしまいました。この馬は昨年のヴィクトリアマイルで3着に入るなど活躍を見せていた馬です。ただここ2走は1800以上で走り、そこまで成績がついて来ていませんでしたが、短縮が得意なこの馬の短縮ローテで馬券圏内の可能性が高まったといえるでしょう。鞍上の浜中騎手は腕っぷしは強くないものの、牝馬を上手に差してくる騎手(騎手の取扱説明書より)ですので今回は復活に期待ですね。


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去年のマジックキャッスルが記録した上り3F32.4秒は度肝を抜かれました。明日は何秒になるかというのも楽しみです。

それでは!

ヒデ

2022年4月 3日 (日)

好相性の血統は人気薄!? 大阪杯分析

 こんばんは、ヒデです。桜が満開といったところで春の訪れを感じたかと思えば寒い日もあるまさしく「三寒四温」ではありますが、そんな桜に彩られて大阪杯が阪神競馬場で行われます。昨年はコントレイルとグランアレグリアの2強対決にレイパパレやモズベッロが割って入る形になりましたが、果たしてどのような傾向となっているのでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いします。


< 目次 >

1.先行馬が有利な傾向は持続しない!?



2.堅実な距離変更組と穴の同距離組



3.マイルでも通用するような母父米国系がミソ!?



4.該当馬




1.先行馬が有利な傾向は持続しない!?

 大阪杯が行われる阪神芝2000mはスタート直後に坂があるため、先行争いが過激にならずスローに落ち着きやすいコースです。そのため過去5年ハイペースとなったのは21年だけとなっています。ただ、逃げ馬が何頭いるかが重要になっている印象で、1頭もしくは1頭もいない年はスローに、2頭以上いる年はミドルペース以上になる印象です。ハイペースになった昨年は勝ったレイパパレとハッピーグリンが二頭で逃げていく展開となり、1000m通過は59.8、後半1000mは61.8秒と前傾ラップになりました。今年は逃げ馬がジャックドール、ショウナンバルディ、レイパパレと多く、それを追走するのもウインマリリンやアフリカンゴールドと多いため、差し有利になる可能性があります。差し馬の台頭に注意したいところです。

 内枠が有利な傾向があった2日の阪神競馬場ですが、このレース自体は3枠以降が優勢になっていたということで「喧嘩バイアス」になっていると言えるでしょう。明日の馬場がどうなるかは分かりませんが、双方のバイアスで重なっている部分、3,4,6枠あたりから穴馬を探してみるのもいいかもしれません。また、3枠にはエフフォーリアがいることからこれは追い風な傾向になると言えるかもしれません。今日の傾向とレースの傾向を照らし合わせると3,4,6枠が狙い目であると言えそうですね。



2.堅実な距離変更組と穴の同距離組

 前走で見るとG1VSG2・G3組という構図ができており、昇級戦組やオープン競走から出走してくる馬はほとんどいないということもありますがありません。前走G1から勝利したのは17年のキタサンブラックのみで、それ以外の4勝は一旦G2(G3)を挟んでいる馬が中心になっています。その中で一番中心となっているのはG2組で、過去(G1昇格後)5年は【3- 4- 4- 36/47】と圧倒的になっています。勝ち馬が多いのは金鯱賞で【2- 1- 1- 14/18】で単勝回収率は100%を超えています。ただこれはアルアインが挙げているだけではありますが、5着以内から出走してくる馬は期待ですね。次いで中山記念【1- 1- 1- ⅝】となっていますがこちらは人気馬がしっかり走る印象となっています。複勝として考えられるのは京都記念で【0- 2- 1- 9/12】となっています。昨年のモズベッロもこのローテで激走しており、穴として妙味のあるローテと言えるでしょう。

 G1から馬券になっているのはジャパンカップと有馬記念のみ。有馬記念からのローテで馬券になったのは17年1着のキタサンブラック(有馬記念2着)と19年2着のキセキ(有馬記念5着)。一方ジャパンカップからは昨年3着のコントレイル(JC3着)のみとなっており、G1で成績を残していないと馬券にはなっていないということがわかります。そのため、G1からのローテは限定的人気なっていると言えるでしょう。なお、G3からのローテで馬券になったのは昨年1着のレイパパレ(チャレンジC1着)のみとなっています。あまり期待できません。巻き返しがあるのはG2組、G1組は馬券になるのは掲示板圏内の馬のみ、G3組は勝ちが絶対というG2以外は狭き門となっています。G2組に妙味がありそうですね。



3.マイルでも通用するような母父米国系がミソ!?

 過去5年の勝ち馬は大体がサンデー系×米国系の組み合わせ。これに唯一該当していなかったキタサンブラックも母父サクラバクシンオーということで短距離系が入っています。このことからわかるのはマイル近辺で活躍するタイプがこの競走では活躍しやすいということです。中距離でG1を2勝しているアルアインですらマイルCSで3着の実績があるなど、母父米国系でマイルをこなせる馬が活躍しやすい馬場であるということでしょう。

サンデー系であればディープインパクト産駒【2- 1- 4- 18/25】を筆頭にハーツクライ産駒【1- 0- 0- ⅔】やオルフェーヴル産駒【1- 0- 0- ½】などが好調になっています。いつも通りディープ系とT-サンデー系が中心となっていることがわかりますね。母父系に米国系が入っているのもやはり特徴で、昨年1着のレイパパレ(父ディープインパクト、母父クロフネ)や20年1着のラッキーライラック(父オルフェーヴル、母父Flower Alley)、19年1着のアルアイン(父ディープインパクト、母父Essence of Dubai)などこのサンデー系×米国系が毎年のように勝利しています。これらのことを考えてもある程度スピードのあるマイルも走れるタイプが馬券になりやすいと言うことですね。馬券圏内で穴を開けたモズベッロなども同様に父サンデー系×母父米国系となっています。そして父サンデー系以外だと来ているのは父欧州系が中心。その来た2頭はこれまでの傾向通りにキセキ(前述の前走G1・5着以内)とペルシアンナイト(マイルCS覇者)となっていますので、やはりG1級の馬orマイルでも走れる力を持ったサンデー系が中心になるでしょう。この傾向に合致していない人気馬もいますので、傾向が強いかどうか見ることにしましょう。



4.該当馬

6.エフフォーリア

差し〇 3枠〇 前走G1・5着以内〇 血統〇

 今回は人気で信頼度が高いのはこの馬ですが、短縮ローテの今回は該当馬としては信頼できますが、馬自身としては信頼できるかは微妙な所です。というのもエフフォーリアのエピファネイア産駒は延長が得意で短縮は苦手で500m以上短縮すると特にその苦手は強くでます。天皇賞秋はダービーの速い時計から天皇賞の遅いラップに落ち着いたため勝利しました(詳しくは競馬王1月号今井雅宏さんのページをご覧ください)。今回はペースが上がりそうなので、馬的には微妙、条件的には絶好です。となるとこの馬ならば馬券圏内は堅いでしょうか。

8.ポタジェ

差し〇 4枠〇 前走〇 血統◎

 2000mでは【4- 4- 1- 2/11】で勝率36.4%、複勝率81.8%と高い水準を誇っています。ここのところは掲示板が精一杯というところですが、19年には4着に入ったマカヒキも同じディープインパクト×母父ヴァイスリージェント系となっていますからこの馬も差しでくるタイプなのであればチャンスがないわけではないでしょう。このレースに好相性なサンデー系×母父米国系の組み合わせですので、期待は高いですね。

14.レイパパレ

先行△ 7枠△ 前走〇 血統◎

 昨年の覇者、昨年は6枠8番で逃げることができましたが今年は内枠にジャックドールなどがいるため、今回も3番手辺りに付けられるのではないしょうか。それならば先行前残りでこの馬の良さが出るはずです。前述の通り、ディープインパクト×母父クロフネですので、血統的にも信頼できそう。外枠がどうかですが、この馬もかなり期待できる一頭でしょう。

15.アフリカンゴールド

先行△ 外枠△ 前走〇 血統〇

 6歳暮れについに本格化したステイゴールド産駒です。母父Gone Westということでこの馬もサンデー系×母父米国系という条件をクリアしています。前走は逃げて残るという競馬をしましたが、中日新聞杯では2番手でも馬券になっていることを考えると今回も外枠さえ克服すれば大丈夫そうです。外枠でも馬券になるための条件として短縮ローテでペースが上がればというところですので、かなり期待できそうです。


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こういうことを書くと人気が堅実に来ることが多いイメージなのは「持ってない」のでしょうか。頑張ります。

それでは!

ヒデ

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