競馬王編集部のエリザベス女王杯予想 世間の人気とはギャップがありすぎます・・・
前回のGI予想、天皇賞・秋は、勝ったジャスタウェイに印を打ったのが2人だけ(編集Aが▲、若大将が注)という情けない予想を披露した競馬王編集部。今回はリベンジを狙って必死に取り組んだ結果、世間のオッズとはかなりのギャップが……。さて、どうなりますか。
11/10(日) 京都11R エリザベス女王杯(G1) 芝2200m 15:40発走
枠 | 番 | 編A | 下M | K3 | ケシ | 大将 | 馬名 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | △ | ○ | △ | オールザットジャズ | バルザローナ | (栗)角居 | ||
1 | 2 | △ | ○ | ディアデラマドレ | 藤岡康 | (栗)角居 | |||
2 | 3 | ○ | ▲ | △ | メイショウマンボ | 武幸 | (栗)飯田明 | ||
2 | 4 | ミッドサマーフェア | 福永 | (美)小島太 | |||||
3 | 5 | 注 | ホエールキャプチャ | 蛯名 | (美)田中清 | ||||
3 | 6 | ▲ | ▲ | △ | ハナズゴール | 武豊 | (美)加藤和 | ||
4 | 7 | ◎ | ◎ | △ | ○ | △ | アロマティコ | 三浦 | (栗)佐々木 |
4 | 8 | △ | △ | △ | △ | マルセリーナ | M.デムーロ | (栗)松田博 | |
5 | 9 | △ | ○ | ◎ | ▲ | △ | ヴィルシーナ | 岩田 | (栗)友道 |
5 | 10 | ◎ | エディン | 藤田 | (栗)白井 | ||||
6 | 11 | タガノイノセンス | 幸 | (栗)岡田 | |||||
6 | 12 | セレブリティモデル | 松田 | (栗)牧田 | |||||
7 | 13 | △ | レインボーダリア | (替)和田 | (美)二ノ宮 | ||||
7 | 14 | △ | △ | △ | △ | デニムアンドルビー | 内田博 | (栗)角居 | |
7 | 15 | スピードリッパー | 秋山 | (美)鹿戸 | |||||
8 | 16 | △ | △ | セキショウ | 吉田豊 | (美)杉浦 | |||
8 | 17 | △ | ▲ | トーセンアルニカ | 池添 | (美)木村 | |||
8 | 18 | △ | △ | ◎ | ラキシス | 川田 | (栗)角居 |
【編集A】 ※呼び名は本紙A
ここを勝てば年度代表馬の座が見えてくるメイショウマンボが人馬一体のレースで戴冠…と考えていましたが、陣営は秋華賞にピークを持ってきているはずで、お釣りがないような気が…。人気がないならそれでも良かったのですが、1~2番人気が予想される今回は不安の方が大きいので対抗に落としました。
そこで本命はアロマティコ。京都芝外回り2200mのコースは、決め手勝負で断然に上がりの速い馬が有利。ならば、上がり3位内率100%、上がり最速率50%という恐ろしい記録をもつこの馬の出番でしょう。末脚自慢の多い今回の一戦ですが、その安定感ではこの馬が随一。ひょんなことからお鉢が回ってきた三浦騎手に、初GI制覇が転がり込んでくるとみます。馬券はアロマティコの単勝、アロマティコの馬連総流しと、アロマ・メイショウ、アロマ・ハナズ、アロマ・デニムの2頭軸から3連複流しを仕掛けます。
【元下っ端のしたM】
土曜の黄菊賞でもレコードが記録され、相変わらず高速馬場となっている京都。ただ、明日は雨予報でレースの時間帯にも降っていそうなので、上がりが掛かる競馬になる可能性もありそうです。府中牝馬Sは超スローの上がり勝負なので着順はノーカウント。常に速い上がりを使いながら惜敗が続いているアロマティコ、ハナズゴールの巻き返しに期待します。ともに人気を裏切りがちなキャラですが、だからこそ人気が落ちそうな今回こそ狙い目なのではないでしょうか。
【K3】
エリザベス女王杯は前走距離に注目すると狙える馬が見えてきます。最も注目すべきは、前走2400m以上を使った馬です。過去5年の成績は[2-2-1-5]と半分が馬券に絡んでおり、今年はオールザットジャズとヴィルシーナの2頭しかいません。2009年、2010年はワンツーだったので、今年も短縮馬場になると読めば、この1点でいいのかもしれません。
前走2000m組は、秋華賞3着以内が条件になります。過去10年で見ても、例外は秋華賞6着だったリトルアマポーラと英チャンピオンS3着だったスノーフェアリーだけです。今年、この条件に該当するのはメイショウマンボだけです。前走1800m組は、府中牝馬Sで5着以内が条件になります。これに該当するのはホエールキャプチャです。過去10年、府中牝馬S6着以下で馬券に絡んだのは2011年のアパパネ(3着)だけなんですが、この年のアパパネが府中牝馬Sで1番人気だったことを考えるとアロマティコも押さえておく必要がありそうです。
あとは、ディープ産駒が[0-1-1-1]という成績なので、本命はヴィルシーナにして、マルセリーナ、デニムアンドルビー、ラキシスにも流します。もっともらしい理屈をつけましたが、結局人気通りになってますね……。外国人パワーでオールザットジャズかマルセリーナ来い! って、その発想も普通っぽいな……。
【ケシ】
雨の道悪競馬でパワーレースに向きそうな馬を選びました。来週金曜日発売の『ポケット版 大穴血統辞典』最新刊によると、ジャングルポケットは強い相手に「B」と頑張れるタイプで、疲労耐久指数も「53」と平均以上だし、準オープンからの参戦で鮮度十分なら耐えられると思います。
解説には「アテにしづらい」とありますが、若いうちは集中しやすいとのことなので、今がその集中期にあると見ました。何より、混戦の穴なら大きいレースでも注意が必要という点を重視します。藤田ジョッキーの積極的で大胆な騎乗に期待したいです。
【若大将】
今年の3歳牝馬クラシック戦線は低レベルと決め撃ちして、クラシックに間に合わなかった良血の3歳馬で勝負したいと思います。A→Bコース替わりの先週は、徐々に差しが届き始めていました。Bコース替わり2週目で道悪競馬になれば、外枠の不利が相殺されると読んで、本命はラキシス。牝馬ながら一貫して2000m以上を使われているように、スタミナ指向が垣間見えますし、跳びが大きい走法からも外枠はプラスだと思います。
何より血統が桜花賞馬アユサン、同舞台の京都新聞杯を圧勝したキズナと同じディープ×Storm Cat。ベタですが、遅れてきた大物ということで。相手は良血馬ディアデラマドレ、道悪で怖いトーセンアルニカの3歳勢に、超スローの府中牝馬Sで差し損ねた組を中心に。
◆11/9(土)配信の『競馬王Webマガジン』
[1] JRDB総帥、関西のカリスマ・赤木一騎の『エリザベス女王杯前日見解』
[2] 血統ビーム・亀谷敬正『エリザベス女王杯のポイント&今年の注目馬』
[3] 『血統ビーム 黄金ガイド』発売記念企画 ~日曜日の該当馬で儲けよう!
[4] 1億5000万円稼いだ馬券裁判男が重要視していた激走馬マーク該当馬
[5] 1億5000万円稼いだ馬券裁判男の予想法から編み出した『明日の卍固め馬』
[6] 競馬王連動企画 『血統ビームドル箱ノート該当馬』
[7] 競馬王連動企画 棟広良隆×六本木一彦による『穴馬名鑑』出走馬
●ニコニコ公式ch『競馬王チャンネル』
亀谷敬正、赤木一騎、井内利彰、棟広良隆など競馬王ライター陣の重賞予想や競馬王本誌の馬券術該当馬、JRDB全面協力によるパドック解説付きの土・日競馬生番組『パドチョク』などを公開中!
●競馬王11月号は絶賛発売中!
今世紀最大の馬券ミステリー・1億5000万円稼いだ馬券裁判男の予想法を解明! 謎を解く鍵はJRDBのデータにあった! 使用データと買い目を照らし合わせれば真実が見えてくる!
棟広良隆・城崎哲・亀谷敬正による利益に直結する正しい馬場の読み方、今井雅宏、井内利彰らによるGI総取り必殺レース限定解説など、競馬王11月号は馬券に役立つ記事が満載です!