プロに聞いてみました! 開幕週の調教激走馬は!?/中山・阪神開幕週考察(2) 井内利彰の視点
今週から開幕する中山・阪神開催。開幕週といえば、「行った行った」、「狙いは内枠だけ」などの話題が取り上げられますが、競馬王ライター陣はどのような考え方、狙い方を持っているのでしょうか。善は急げということで、電話で取材してみました。
第1回目のゲストは調教Gメンでお馴染みの井内利彰氏です。2013年春に重賞6週連続的中を記録した“調教Gメン”の開幕週攻略法とは!?
また、10/11(月)には『増補改訂版 100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ 馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる』が発売されますので、こちらにもご期待ください!
<調教Gメン・井内利彰の開幕週考察>
【中山】
直線に急坂のある競馬場とはいえ、芝の状態が絶好。決着時計が速いレースも多く、追い切りの本数や追い切りを行った場所よりも「軽い(=スピード)調教」が重要。具体的に言えば、調教欄に「馬なり」の強さしかないようなタイプに適性が高いと思います。
【阪神】
中山同様、と言いたいところですが、関西圏は前開催が直線短く、坂のない小倉競馬場での開催でした。舞台設定が大きく変わるので、それに対応することが重要です。気にすべきは、追い切り本数。長い直線と急坂をこなす、タフさが本数というわけです。普段から追い切り本数が多いタイプは、小倉開催では能力を発揮できていないはずなので、人気的妙味も大きいでしょう。
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今夜も競馬王ライター陣に電話取材を敢行いたしますので、その成果は明日の競馬王ブログでお届けします!
調教Gメン・井内利彰氏の最新情報などは『井内利彰ブログ』でご確認ください。