ザ・カンフルジョッキー伊吹雅也氏の安田記念予想
▼01 北村友一 ダノンヨーヨー/同騎手時 2- 1- 0- 5(複勝率37.5%)
→重賞勝ちの実績があるコンビ。もっとも、昨年以降の成績からは強調できません。
▼02 石橋脩 ガルボ/同騎手時 2- 1- 0- 1(複勝率75.0%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。あとは相手関係がどうかだけです。
▼03 内田博幸 グランプリボス/同騎手時 0- 0- 0- 3(複勝率0.0%)
→好走例のないコンビ。一変まではどうでしょうか。
▼04 福永祐一 ストロングリターン/同騎手時 0- 0- 0- 1(複勝率0.0%)
→好走例のないコンビ。ある程度の上積みはあるかもしれませんが……。
▼05 B.プレブル ラッキーナイン/同騎手時 5- 4- 3- 1(複勝率92.3%)
→海外でGⅠ勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。あとはコース適性がどうかだけです。
▼06 丸山元気 スマイルジャック/同騎手時 0- 0- 0- 1(複勝率0.0%)
→芝はタニノギムレット産駒と相性良し。この馬なりにはやれると思います。
▼07 C.ウィリアムズ サダムパテック/同騎手時 1- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。引き続き期待できるんじゃないでしょうか。
▼08 松岡正海 コスモセンサー/同騎手時 1- 0- 0- 7(複勝率12.5%)
→500万下勝ちの実績があるコンビ。もっとも、オープンクラスでは好走例がありません。
▼09 横山典弘 フィフスペトル/同騎手時 1- 1- 0- 4(複勝率33.3%)
→GⅠで2着の実績があるコンビ。相性自体は悪くないと思いますが……。
▼10 蛯名正義 アパパネ/同騎手時 7- 1- 3- 6(複勝率64.7%)
→GⅠ勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。前走よりも外めの枠に入った点は好材料だと思います。
▼11 池添謙一 エイシンアポロン/同騎手時 2- 3- 0- 2(複勝率71.4%)
→GⅠ勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。あとは状態次第です。
▼12 川田将雅 ドナウブルー/初騎乗
→ディープインパクト牝馬と相性良し。乗り替わりの影響は大きくないと見ました。
▼13 小牧太 シルポート/同騎手時 4- 1- 0- 3(複勝率62.5%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。展開次第では侮れません。
▼14 D.ホワイト グロリアスデイズ/同騎手時 4- 2- 0- 0(複勝率100.0%)
→海外GⅠで2着の実績があり、好走率も高いコンビ。あとはコース適性次第でしょう。
▼15 岩田康誠 リアルインパクト/同騎手時 0- 1- 1- 1(複勝率66.7%)
→重賞で2着の実績があり、好走率も高いコンビ。コース替わりはプラスだと思います。
▼16 武豊 ローズキングダム/同騎手時 2- 1- 2- 1(複勝率83.3%)
→GⅠ勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。あとは距離短縮がどうかだけです。
▼17 田辺裕信 マルセリーナ/同騎手時 0- 0- 1- 0(複勝率100.0%)
→GⅠで3着の実績があり、好走率も高いコンビ。前走の上がり3ハロンタイムは出走メンバー中1位でした。
▼18 安藤勝己 ペルーサ/同騎手時 1- 2- 0- 3(複勝率50.0%)
→GⅠで2着の実績があるコンビ。あとはコース適性次第だと思います。
■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
13 小牧太 シルポート
09 横山典弘 フィフスペトル
11 池添謙一 エイシンアポロン
10 蛯名正義 アパパネ
01 北村友一 ダノンヨーヨー
07 C.ウィリアムズ サダムパテック
08 松岡正海 コスモセンサー
16 武豊 ローズキングダム
02 石橋脩 ガルボ
18 安藤勝己 ペルーサ
15 岩田康誠 リアルインパクト
05 B.プレブル ラッキーナイン
17 田辺裕信 マルセリーナ
※同騎手時に3着以内となった経験がある馬のみ
■その他の注目コンビ
06 丸山元気 スマイルジャック
→芝はタニノギムレット産駒と相性良し。
12 川田将雅 ドナウブルー
→ディープインパクト牝馬と相性良し。
14 D.ホワイト グロリアスデイズ
→海外GⅠで2着の実績があるコンビ。
安田記念はコース適性を重視したいレース。東京芝のJRA重賞で連対経験のなかった日本調教馬は[1-1-4-67](複勝率8.2%)と苦戦しています。ただし、東京芝のJRA重賞で連対経験があった日本調教馬のうち、東京新聞杯(中山競馬場で開催された年を除く)で連対経験のあった馬は2003年以降[0-0-1-14](複勝率6.7%)、富士ステークス(中山競馬場で開催された年を除く)で連対経験のあった馬は2002年以降[0-0-0-11](複勝率0.0%)。同じコースでもこの2レースはまったく直結していないので注意が必要です。
日本調教馬の前走着順別成績を見ると、前走で4着以下に敗れていた馬は[2-4-4-71](複勝率12.3%)。基本的に前走好走馬が強いレースと言えるでしょう。なお、前走が3着以内だった日本調教馬のうち、前走が海外かJRAのGⅠだった馬は[5-0-0-7](複勝率41.7%)、前走が東京芝、かつその前走で出走メンバー中5位以内の上がり3ハロンタイムをマークしていた馬は2008年以降[4-1-1-8](複勝率42.9%)と安定していました。
本命はC.ウィリアムズ騎手とサダムパテックのコンビ。前走が好内容でしたし、もともとこのくらいの距離が合っている馬です。今年の東京新聞杯で大敗している点はむしろ好材料。これが嫌われそうな分、馬券的な妙味もあると思います。
相手はチャンピオンズマイル最先着のグロリアスデイズ、ヴィクトリアマイルで出走メンバー中1位の上がり3ハロンタイムをマークしたマルセリーナ。以下、東京芝のJRA重賞に実績のない馬、東京新聞杯や富士ステークスで好走経験のある馬は評価を下げました。
■3連複フォーメーション
07=14,17=04,05,10,12,14,15,17(11点)
※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2002年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。