フェブラリーS 第3のトレンド
今週はフェブラリーSですね。僕にとっては相性の良いレースなので、とても楽しみです。といっても、そのうち3回は山崎エリカ嬢の「馬券サバイバー」に丸乗りしただけですけど…。
「馬券サバイバー」というのは、2001年から数年にわたって行なった予想メールサービスで、今のメルマガの前進みたいな企画のことです。あの頃はメルマガのシステムがなくて、BCCでの一斉送信でした。時代を感じますね〜。
時代を感じると言えば、フェブラリーSにも様々な時代があったのを御存知でしょうか?
97年にG1に格上げされ、2001年まではミスプロ系が勝てないレースと言われてました。しかし、2002年にクラフティプロスペクター産駒のアグネスデジタルがミスプロ系として初めて優勝し、2004年にはティンバーカントリー産駒のアドマイヤドンが勝ちました(中山開催の2003年もミスプロは2、3着)。まさにミスプロの時代です。
特に2004〜2007年にかけての、ミスプロ系の人気薄3着はすさまじいものがありました。
2004年 スターリングローズ 9番人気3着
2005年 ヒシアトラス 6番人気3着
2006年 ユートピア 11番人気3着
2007年 ビッググラス 9番人気3着
たしか血統ビームの亀谷敬正さんに言われて、ユートピアとビッググラスの複勝は獲った記憶があります。
そして、2008年もエルコンドルパサー産駒のヴァーミリアンが勝つわけです。やっぱりミスプロ系は強いなぁ、なんて思っていたら、昨年はなんと6頭もいたミスプロ系が全滅しました。
稍重だったせいかなぁ〜とか考えながら、近年の結果を調べてたら、第3のトレンドを発見しました。ロベルト系とヴァイスリージェント系です。
2007年の1着馬サンライズバッカスは母父リアルシャダイ、2着馬ブルーコンコルドは母父ブライアンズタイム。
2008年の2着馬はまたしてもブルーコンコルド、3着馬ワイルドワンダーは父ブライアンズタイム。
2009年の1着馬サンライズバッカスは父シンボリクリスエス、2着馬カジノドライブと3着馬カネヒキリは母父Deputy Minister。
今年の登録馬だと以下のようになっています。
エスポワールシチー(母父ブライアンズタイム)
オーロマイスター(母父Lear Fan=ロベルト系)
グロリアスノア
ケイアイテンジン
サクセスブロッケン(父シンボリクリスエス)
ザレマ
スーニ(父soto=ヴァイスリージェント系)
スーパーホーネット
ダイショウジェット
テスタマッタ
トーセンブライト(父ブライアンズタイム)
ミリオンディスク
リーチザクラウン
レッドスパーダ
ローレルゲレイロ
ワイルドワンダー(父ブライアンズタイム)
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ラッシュストリート
ロールオブザダイス
ワンダーポデリオ
フサイチセブン(母父ヴァイスリージェント)
ヒシカツリーダー
ビクトリーテツニー
アンダーカウンター
クイックリープ(母父リアルシャダイ)
想定の16頭の中では、エスポワールシチー、オーロマイスター、サクセスブロッケン、スーニ、トーセンブライト、ワイルドワンダーが該当します。ゴールドアリュール×ロベルトの2頭(エスポワールとオーロ)での決着というのも十分にありそうです。
時代の流れには逆らわない方が良い、現時点ではそう思っています。結論は土曜日夜の編集部G1予想で書くことにしますので、よろしくお願いします。