初の重賞開催もデータから穴馬が見つかる！？ プロキオンS分析
こんばんは！ヒデです。本日は小倉の1700ｍで行われますプロキオンＳについて分析していこうと思います。小倉でプロキオンＳが行われるのは史上初めてのこと。イレギュラーの中で馬券を攻略の鍵は「血統」にあり！？早速見ていきましょう。本日もよろしくお願いします。
＜目次＞
１．3勝クラスとオープンクラスの平均を見ているとやや前傾ラップ！？
２．延長よりも短縮で！
３．イメージ通りのダート血統を！
４．該当馬
１．3勝クラスとオープンクラスの平均を見ているとやや前傾ラップ！？
小倉競馬場のダート1700mでは過去に重賞が行われたことがないコースです。しかし、3勝クラスやオープン競走は過去10年間で44レースが行われました。全44レースの平均を見てみると基本的には平均ペースで流れています。ただ、やや前傾ラップになっているような形になっています。しかし、そんなかでも先行有利の傾向が続いています。これは実際昨年行われた九州スポーツ杯（3勝クラス）でも差し馬の1・2番人気が届かず、穴を開けたディモールト(9人気）やクリノフラッシュ(7人気）も先行しての粘りこみと先行が圧倒的に有利でした。
これはデータでも出てきており、先行が複勝率では飛びぬけています。先週までの成績は【18-27-15-83】で複勝率41.1％と一番信頼度が高い結果になっています。これは稍重以上になると信頼度は上昇し【7-12-7-36】に上昇しているように、先行のバイアスが強くなっているのがわかります。今週の金曜日の含水率ほぼマックスに近い不良馬場。回復しても重馬場程度の馬場になることが想定されますので、先行有利になるということができるでしょう。
２．延長よりも短縮で！
前走条件を見てみると、前走同距離以上が好走しています。前走のコースというところに絞って7/16発売の『鉄板軸＆ヒモ穴が簡単に見つかる本』を基に見てみると鉄板軸の欄には「中京ダート1800m」というものがあります。この本を活用するのであれば前走距離は中京1800mの馬を狙ってみるのが良さそうです。
そして同書から穴を見つけていくのであれば意外にも「距離延長」がランクインしています。同書によると上級条件における距離延長は【6-14-11-123】で複勝率は20％台にも関わらず、複勝回収率は92％という「一発のある」傾向が出ています。
この本を読み進めて思うことはこのレースは「外枠」の期待値が高いということ。外枠に延長の面白い馬がいれば馬券に組んでいくのも面白そうです。ここからわかるのは「軸」は同距離以上、特に中京ダ1800mの馬を「ヒモ」の穴を見つけるのであれば外枠×距離延長というところを狙っていくのがよいのでしょう。
３．イメージ通りのダート血統を！
稍重馬場以上の小倉で好走している馬を見てみると1位がネオユニヴァース、2位がゴールドアリュール、3位キングカメハメハ、4位アグネスデジタル、5位クロフネと一般的に「ダートで活躍している」産駒が順当に勝っていることが伺えます。この要因として重馬場などにおいては「先行有利のバイアスが生まれやすい」ことからも加速性と持続性に長けている米国系と呼ばれる馬たちが活躍しやすい土壌が整っているのではないでしょうか。いまや主流血統と言われているサンデーサイレンスも現役時代は米国で活躍していたこと、Halo系は基本的に米国系として扱われることからも頷けます。
先週の小倉1700m戦においても父系と母系いずれかに米国系が入っており、改めてその適性を強く見せつけていました。小倉1700mは米国系から狙っていくのがもはや「マスト」とも言えるのではないでしょうか。
４．該当馬
それではプロキオンSにおける該当馬を見ていきましょう。
7.ナムラカメタロー
先行〇 短縮〇 血統〇
こここのところ不調気味で成績を落としていますが、もともとは佐賀記念を先行して勝てた馬です。今回はコースバイアス的に先行さえ決めることができればチャンスはありそうです。ヨハネスブルグ系は少し成績を残せていませんが、それでも【0-0-0-2】ではまだまだ未知数です。この馬もはじめての小倉コースということで、展開さえ合えば好走する期待はできそうです。
9.ウェスタールンド
捲り〇 短縮〇 血統〇
先週のレース傾向を見ていると「とんでもない上りを出せる」馬なのであれば十分に届く馬場でもあります。この馬の見どころは捲って上がっていけるところです。実はまくりは【4-2-1-5】と好走を続けていることに加えて単回収率は900％超えです。それに加えてネオユニヴァース産駒はこの小倉ダート1700mでネオユニヴァース産駒は期待値が高いですので、臨戦態勢はできているでしょう。
10.サンライズホープ
逃げ〇 前走中京1800m◎ 血統〇
血統的には伊吹雅也著の『血統偏差値2021‐2022』のマストバイデータ該当馬。かつ『鉄板軸＆ヒモ穴が簡単に見つかる本』でも鉄板軸該当馬になっています。今回唯一の前走中京ダート1800m戦ということに加えて小倉ダート得意の幸騎手騎乗というのも期待値が高い同士の組み合わせということでまさに鉄板軸ということもできそうです。本書の威力を見せつける上では大事な一戦！？
16.メイショウウズマサ
逃げ〇 延長：穴 血統〇
同書のヒモ穴にどんどんと該当しているのがこの馬です。前走は東京マイルを逃げて粘って4着。その着差は0.1秒で、負けて強しの印象を受けます。ヒモ穴の混成ランキングでは「前走体重500キロ以上」「距離延長」「大外枠」が該当するという非常に期待値が上がっている状態ということができます。条件が合えば中京でL競走3着の成績を残せる強さも持っていますので、十分注目する価値はあるでしょう。
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小倉ダートは先行有利。100回輪唱して寝ます。
それでは！
ヒデ
