レベルの高いレースは??皐月賞の前哨戦を分析します。
こんばんは、ヒデです。昨日は史上初の白毛無敗の桜花賞馬ということで盛り上がりましたね。本日は牡馬クラシックの初戦皐月賞のトライアルを分析していきたいと思います。くなるとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 こんばんは、ヒデです。昨日は史上初の白毛無敗の桜花賞馬ということで盛り上がりましたね。本日は牡馬クラシックの初戦皐月賞のトライアルを分析していきたいと思います。くなるとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
1.弥生賞ディープインパクト記念 皐月賞と繋がるかは微妙・・・ ディープインパクト記念は毎年同じ距離で行われるにも関わらず過去5年間弥生賞→本番で馬券に絡んだのは16年のマカヒキ以降現れていないことに加え弥生賞出走馬で馬券になったのも18年のサンリヴァル(弥4着→皐2着)が最後と相性の悪いレースです。それでは今年はどうか確認してみましょう。
〇ラップタイム今年のペース12.7-11.6-12.4-13.0-12.9-12.6-12.3-11.6-11.0-11.9=2:02.0
過去5年の平均ペース12.6-11.2-12.2-12.6-12.8-12.6-12.5-12.1-11.6-11.9=2:02.1
ザ・普通という感じに収束していますね。今年は先行馬が勝ちました。過去10年、良馬場で行われた皐月賞で前走先行して馬券内に入った馬が皐月賞で馬券になった例は17年3着のダンビュライトが唯一といってもいい例です。距離は同じでもペースが流れる分別物と考えるのが良さそうです。差して届かなかった馬を選択すれば面白いかもしれません。
〇着順1着 タイトルホルダー<逃げ>血統〇 先行〇鮮やかな逃げ切り勝ちを挙げました。ドゥラメンテ産駒にとってはこれが重賞初制覇となりました。それが逃げ切りというのが面白いすね。ただ、皐月賞と考えるとこの馬がペースを作れるとも限らず、粘りこみとなる以上は痛んだ芝の内側を通ることにもなりますので厳しいかもしれません。
2着 シュネルマイスター血統〇 先行〇※次走NHKマイルと発表。すぐに欧州でも成績を残しそうな馬です。NHKマイルでも高速馬場となればパワースタミナに特化したこの馬は厳しいかもしれません。冬か良馬場の中距離ダートで期待となります。
3着 ダノンザキッド血統〇 皐月賞で一番可能性を感じるのはこの馬です。スローで流れたディープインパクト記念はいまいちでしたが、それでも上りは最速を記録。とんでもない馬であることを再確認させてもらいました。本番はペースも必然的に速くなるので、このレースのような位置取りをできればジャスタウェイ産駒待望のクラシックも見えてくるでしょう。
2.スプリングS<皐月賞に繋がるかも> 18年には勝ち馬のエポカドーロを輩出するなど、相性の良さそうなスプリングS。しかし、実は本番には繋がりにくいんです。複勝率は弥生賞よりも悪いのです。しかし、近3年で見てみると、弥生賞(0-1-0-10)スプリングC(1-0-1-6)と相性は良さそうです。馬券内の条件として連対という条件があるのもポイントです。
〇ペース今年12.8-11.7-12.7-13.0-12.3-12.5-12.4-12.1-12.5=1:52.0(重)
過去5年の平均ペース12.6-11.6-12.0-12.4-12.1-12.0-12.1-11.7-12.1=1:48.6
はっきりとペースを比較するのは難しいですが、1F目~2F目が変わらないペースであることを考えるとこれは遅すぎかもしれません。最後までずるずるとペースが落ち着いているのも「消耗戦」となったことは間違いありません。勝ち馬のヴィクティファルスは9番手から一気差しだったのもその傾向がよく出ていると言えるのではないでしょうか。
〇着順1着 ヴィクティファルス<差し>差し馬〇 血統〇 本来ハーツクライ×欧州血統は晩成型が出やすいタイプです。まだ差しで競馬をしているところに幼さが残っている感じもしますね。共同通信杯でも末脚が通用したことを考えると本番でも楽しみです。ベストの競馬は昨年3着のガロアクリークを再現することではないでしょうか。
2着 アサマノイタズラ短縮〇 差し馬〇 血統〇 関東馬〇 きれいな捲り競馬をしながら上り2位という離れ業を成し遂げています。血統的にも走法的にも中山向きなのは間違いありません。捲ってくる競馬をして馬券内にくる馬はほぼ毎年いますので、前走のような競馬を行うことができれ馬という感じがします。また、2000mはペースが速くなりやすいので、中団に付けられるかでしょう。
3着 ボーデン※皐月賞はフレグモーネで回避「先のある馬なので無理せず」と木村調教師。しっかりと直してほしいですね。ハービンジャー産駒はペースが落ち着くのが大好物なので、スローに落ちやすいダービーは期待できるかもしれません。距離適性的にはダービーが限界だと思いますので、それだけ心配です。
3.若葉S(L) <皐月賞につながるかも>
若葉Sからの好走馬は過去5年で19年のヴェロックスのみです。若駒Sでも勝利しているように、ヴェロックスが強かったということができます。そのため、トライアルとしてのレベルはいまいちです。〇着順1着 アドマイヤハダル ロードカナロア×ディープインパクトという血統は中距離までカバーしているようです。今回はルメール騎手を捕まえたのはさすがということができるのではないでしょうか。オーソクレースにアイビーSで2馬身ほどやられていますが、成長も著しいので勝負にはなるのではないでしょうか。2着 シュヴァリエローズ ディープインパクト×欧州血統です。重賞ではやや頭打ちの馬でしたから若葉Sで権利を取ったという印象です。皐月賞では差しも向きそうなので、成長した姿を見せてほしいところです。
皐月賞にはこれ以外にもホープフルS、朝日杯FS、共同通信杯などからも出走してきています。長くなってしまったので今回はレベルの判定は見送りましたが、皐月賞の分析は土曜日に公開予定ですので、ぜひご覧ください!
〇こちら競馬王ブログ穴馬出張所日曜日の3レースで発表しましたが、結果は3着・4着・5着と全頭掲示板は確保でも微妙な結果になりました。今週は皆様のお役に立てるように頑張りたいと思います。
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ヒデ