伊吹雅也のトリプルフッキング/東京新聞杯
■今週の注目レース
→東京新聞杯
■レース傾向の分析対象
→2009年以降の東京新聞杯
【Hook A】
“JRA、かつ1600mのGI”において4着以内となった経験がなかった馬の、馬番別成績
☆1~6番 [4-6-2-28](複勝率30.0%)
★7~18番 [0-2-3-54](複勝率8.5%)
→“JRA、かつ1600mのGI”において4着以内となった経験があった馬は2009年以降[5-1-4-25](複勝率28.6%)。一方、この条件に該当していなかった馬のうち、内寄りの枠を引けなかった馬は勝ち切れていません。
【Hook B】
前走の条件が“国内ならびに外国のGⅠ”以外だった馬の、前走の単勝人気順別成績
☆6番人気以内 [6-8-6-46](複勝率30.3%)
★7番人気以下 [0-0-2-43](複勝率4.4%)
→前走の条件が“国内ならびに外国のGⅠ”だった馬を除くと、前走の単勝人気順が7番人気以下だった馬は不振。また、前走の条件が“国内ならびに外国のGⅠ”だった馬を含め、前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.7秒以上だった馬は2009年以降[0-1-1-46](複勝率4.2%)なので注意しましょう。
【Hook C】
前走の出走頭数別成績
★14頭以下 [0-0-0-25](複勝率0.0%)
☆15頭以上 [9-9-9-82](複勝率24.8%)
→今年は前走の出走頭数もポイントになりそう。これまでは該当馬がそれほど多くなかったものの、少頭数のレースを経由してきた馬は人気を裏切りがちでした。
【各馬評価】
【注目馬】
3.サトノアレス
→乗り替わりは強調できませんが、レースの傾向からは特に不安要素が見当たらない馬。人気を考えれば狙い目です。
8.リスグラシュー
→コンビ実績のないジョッキーが騎乗していた前走は度外視可能。コース替わりもプラスに働くと思います。
16.グレーターロンドン
→『ウルトラ回収率 2018-2019』の「超ウルトラ」該当馬。このメンバー構成なら実績上位ですし、他の馬にも不安要素がある分、大きく評価を下げる必要はないでしょう。