伊吹雅也のトリプルフッキング/東京新聞杯
JRA公式ウェブサイト『JRAホームページ』などで重賞競走のデータ分析を行っている伊吹雅也さんが、過去に施行されたレースの傾向から今回のレースで予想上のフック(Hook/鉤)となりそうなポイントを3つ提示し、注目すべき馬を挙げていきます。
今週の注目レース
東京新聞杯
レース傾向の分析対象
2010~2013年の東京新聞杯
【Hook A】
馬番別成績
☆1~8番 [3-4-4-21] (複勝率34.4%)
★9~16番 [1-0-0-31] (複勝率3.1%)
→外めの枠に入った馬は不振。なお、今年の1回東京芝1600m(2月2日終了時点)も10~16番枠の馬が[0-0-1-14](複勝率6.7%)と苦戦しています。
【Hook B】
前走の着順別成績
☆5着以内 [3-4-4-25] (複勝率30.6%)
★6着以下 [1-0-0-27] (複勝率3.6%)
→大敗からの一変は期待できないレース。たとえ前走がJRA・GIでも強調できません。
【Hook C】
JRA、かつ2000m以上のレースにおける優勝経験の有無別成績
★あり [0-1-0-16] (複勝率5.9%)
☆なし [4-3-4-36] (複勝率23.4%)
→中長距離に実績のある馬は評価を下げたいところ。芝1600m前後への適性が高そうな馬に注目すべきでしょう。
【各馬評価】
【注目馬】
2.クラレント
→1~7番枠に入ったレースでは[4-0-2-4](複勝率60.0%)、東京芝1800m以下では[3-0-2-2](複勝率71.4%)。好枠を活かせそうなタイプです。
3.ダノンシャーク
→このメンバー構成なら実績上位。休養明けも問題ありません。
7.サトノギャラント
→芝2000m以上のレースで勝ち切れていない点からも、このくらいの距離が合っているはず。引き続き信頼できると思います。
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