血統ビーム・亀谷敬正の『アルゼンチン共和国杯注目馬』/競馬王チャンネル無料公開
11/1(金)からコンテンツ配信を開始したニコニコ公式チャンネル『競馬王チャンネル』。競馬王ブログでは、毎週水・木・金・土曜日に競馬王ライター陣の重賞見解などを配信する『競馬王Webマガジン』から、有料配信記事の一部を無料公開いたします。
本日は、初の土曜日配信記念として『競馬王Webマガジン』でも特別無料公開している、血統ビームでお馴染みの亀谷敬正さんによる『アルゼンチン共和国杯注目馬』をお届けいたします。
<血統ビーム・亀谷敬正の『アルゼンチン共和国杯注目馬』>
【過去の傾向分析】
ルルーシュ、トレイルブレイザーとゼンノロブロイ産駒が連覇中で、2008年~2011年は異なるジャンポケ産駒が毎年馬券に。また、父か母父がロベルト系の馬も毎年馬券に。つまり、血統的にはゼンノロブロイ、(ジャンポケの父)トニービン、ロベルト。
ちょっとマニアックな傾向は、去年6人気で3着のマイネルマークは、父ロージズインメイで母父サッカーボーイ。2011年8人気3着のカワキタコマンドは、父サクラプレジデントで母父ナリタブライアン。父がマイナーで、母父が長距離GIに強い血統馬が走ります。裏を返せば、父が主流の場合、母方からは主流とはズレたズブさを引き継いだタイプの方が、当レースには合うのでしょう。
その他のポイントで注目すべきは「前走2000~2200m組」や、「前走中団より前の1桁馬番で追走した馬」の期待値が高いこと。シブさが強調された血統馬の中でも、レースの流れには乗れるタイプが有利です。
【今年の注目馬】
ニューダイナスティは母が当レースに強いロベルト×ダンチヒの配合馬。同様の配合パターンにグラスワンダー。グラスワンダー産駒は当レースで複勝率50%で3頭の馬券対象馬を出した相性の良い種牡馬。母系のズブさを余分に引き継いだため、ディープの軽さを失い、未勝利勝ちにも時間を要した馬。その後もディープの得意条件でもある直線のスピードが活きる条件では取りこぼし多数。しかし今回は、先行してラスト3ハロン34秒台後半の脚を持続できれば馬券になれる条件。主流コースで取りこぼす短所が長所に変わります。
コスモロビンは当レースを連覇中のゼンノロブロイ産駒。父ゼンノロブロイ、母父ミスプロで、ニジンスキーを持つのも、2年前勝ち馬と同じ。母母父はロベルト。血統「だけ」なら。
エックスマークは母方がドイツのスタミナ血統。当レースで期待値が高い馬柱のパターン該当馬でもあります(詳細は新刊『血統ビーム 黄金ガイド』にも出てました)。ステイヤーの流れは好むも、どちらかといえば、速い上がり勝負を好む血統ではありますが、鈍重なステイヤー的要素が問われる当レースは合います。
▼注目馬
4.ニューダイナスティ、13.コスモロビン、15.エックスマーク
(馬名の並びは馬番順)
◆11/2(土)配信の『競馬王Webマガジン』
[1] 血統ビーム・亀谷敬正の『アルゼンチン共和国杯注目馬』
[2] JRDB総帥、関西のカリスマ・赤木一騎の『みやこS前日見解』
[3] 『血統ビーム 黄金ガイド』発売記念企画 ~日曜日の該当馬で儲けよう!
[4] 1億5000万円稼いだ馬券裁判男が重要視していた激走馬マーク該当馬
[5] 1億5000万円稼いだ馬券裁判男の予想法から編み出した『明日の卍固め馬』
[6] 競馬王連動企画 『血統ビームドル箱ノート該当馬』
[7] 競馬王連動企画 棟広良隆×六本木一彦による『穴馬名鑑』出走馬
[8] 競馬王連動企画 小倉の馬券師Tによる『明日の厳選休養明けホース』
●ニコニコ公式ch『競馬王チャンネル』
亀谷敬正、赤木一騎、井内利彰、棟広良隆など競馬王ライター陣の重賞予想や、競馬王本誌の馬券術該当馬、レース検討生番組、JRDB全面協力によるパドック解説付きの土日競馬生番組などを公開中!
●競馬王11月号は絶賛発売中!
今世紀最大の馬券ミステリー・1億5000万円稼いだ馬券裁判男の予想法を解明! 謎を解く鍵はJRDBのデータにあった! 使用データと買い目を照らし合わせれば真実が見えてくる!
棟広良隆・城崎哲・亀谷敬正による利益に直結する正しい馬場の読み方、今井雅宏、井内利彰らによるGI総取り必殺レース限定解説など、競馬王11月号は馬券に役立つ記事が満載です!