菊花賞攻略に向けて、今年の京都芝を脚質別成績で調べてみました
開幕週は完全な内有利の馬場だった京都芝ですが、先週は週中に降った雨の影響か、土曜日は時計の掛かる差し有利な馬場になって、日曜、月曜は開幕週のような内伸びの先行有利馬場に変遷。
今年の菊花賞は、バンデ、ウインアルザス(抽選次第)といった明確な逃げ馬がいて、圧倒的な1番人気が予想されるエピファネイアは気性的に掛かる危険性がある馬。エピファネイアが取りこぼすとしたら、逃げ先行馬ではないかと言われていますが、馬場的にはどうなのか、今年と去年の好走馬脚質をまとめてみました。
●菊花賞 過去10年の脚質別成績
過去10年の菊花賞を振り返ると、逃げ馬の連対はなく、唯一3着なのが2006年のアドマイヤメインです。ただし、差し・追い込み組は苦戦傾向で、好走馬の多くは3角で7~8番手以内にいる馬ばかりです。
●2013年 秋の京都開催2週目終了時の芝・脚質別成績
●2012年 秋の京都開催2週目終了時の芝・脚質別成績
昨年の京都芝は前に行った馬が圧倒的に有利な馬場でしたが、今年は先行・中団組の成績が良いですね。これを菊花賞が行われる外回り限定で調べて見ると……、
●2013年 秋の京都開催2週目終了時の芝外回り・脚質別成績
●2012年 秋の京都開催2週目終了時の芝外回り・脚質別成績
今年の外回りコースは、去年より明らかに差しが利いているのが分かります。上がり1位馬の成績を見ても、連対率・複勝率ともに60%を超えています。
これらのデータを見る限り、逃げ・先行タイプより、差しタイプを狙うのが面白そうですが、果たして…。
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