競馬王9月号チラ見せ企画 2週連続炸裂なるか!? 亀谷敬正が教える小倉芝1200mの特注血統!
いつも競馬王をご愛読いただき、誠にありがとうございます。8月8日(木)に発売された競馬王9月号から、今すぐ実践できるページをチラ見せしていく当企画。
第4回は、先週の土曜新潟メインレースで対談内容が炸裂した亀谷敬正×藤代三郎「迷い続ける馬券術」から、小倉芝1200mの血統傾向をご紹介します。日曜日の北九州記念に向けて、必見の内容ですよ!
ちなみに、対談に登場する藤代三郎氏は、8/17(土)に公開される「競馬王×netkeiba.comコラボコーナー」の馬券サバイバーに登場します。どのレースで勝負するのか編集部はまだ聞いておりませんが、下記の対談内容を踏まえて藤代氏が北九州記念をチョイスしてきたら、それは激アツですね!
藤代 小倉芝1200mは、血統的にはどんな傾向があるの?
亀谷 クロフネとフレンチデピュティの親子が強いですね。父、母父がロベルト系の馬も良いですよ。去年の北九州記念の1、2着馬は、母父ブライアンズタイムですし、小倉2歳S・2着のクラウンレガーロは父がグラスワンダーですね。
藤代 ダートでも走れるような血統がいいの?
亀谷 ダートも、芝の中長距離GIも走れる血統ですね。
藤代 夏の小倉って高速馬場じゃないの? ロベルト系って、洋芝のような力のいる馬場が得意だと思ってたけど。
亀谷 時計よりも、周りの馬がバテるような状況の方が重要なんです。ロベルト系はバテてから頑張る要素に長けた馬が多いので。
藤代 なるほど。じゃあ、前の馬が残っちゃうようなレースではダメなんだ。
亀谷 そうかもしれないですね。確かに、好走しているロベルト系は、みんな差し馬ですもんね。開催日別に見ても開催後半の方が走ります。昨年の週別成績を見ても、週を追うごとにロベルト系の成績が上昇していますよね。
藤代 本当だ! いやぁ、これは見事だ。
亀谷 馬場の荒れ方にこれだけ成績が比例しているんだから、毎週、ロベルト系の動向を見ていればいいんじゃないですか。逆に、ロベルト系を見れば、馬場状態が分かるとも言えます。
藤代 なるほど。走り始めたら全部買えばいいんだもんね。
亀谷 特に開催最終日(9月2日)はロベルト系が大爆発しましたよね。まず小倉芝1200mで行われた6レースの未勝利戦はタガノバベル(父グラスワンダー)が 8番人気で1着。続く8レースではディザイラブル(父タニノギムレット)とアマルフィターナ(父シンボリクリスエス)が2、3着で265万馬券。勝ち馬も 当コースに強いフレンチデピュティ。メインの小倉2歳Sはクラウンレガーロ(父グラスワンダー)が6番人気で2着。
藤代 265万馬券!?
亀谷 小倉芝1200mはロベルト系の人気薄が大量に穴を出すことを意識して傾向を見ていれば、100万レベルの馬券を狙って取ることもできるわけです。ちなみに、先ほど触れた北九州記念も母父ロベルト系の1、2着で99万馬券だったんですよ。
藤代 小倉芝1200mはロベルトとフレンチデピュティ親子。あとは、距離短縮とロベルト系の傾向を見ればなおよし、だね。これは楽しみだ。