ザ・カンフルジョッキー伊吹雅也氏の日経新春杯予想
▼01 安藤勝己 スマートロビン/初騎乗
→ディープインパクト牡馬との相性が微妙。過信禁物でしょう。
▼02 武豊 スマートギア/同騎手時 4- 4- 1- 5(複勝率64.3%)
→重賞で2着の実績があり、好走率も高いコンビ。ここ3戦はコンビ実績のないジョッキーだったので度外視できます。
▼03 福永祐一 トゥザグローリー/同騎手時 2- 0- 1- 3(複勝率50.0%)
→GⅠで3着の実績があるコンビ。引き続き期待できそうです。
▼04 幸英明 メイショウクオリア/初騎乗
→芝はマンハッタンカフェ産駒との相性がいまひとつ。一変まではどうでしょうか。
▼05 小坂忠士 トップカミング/同騎手時 0- 0- 1- 3(複勝率25.0%)
→オープン特別で3着の実績があるコンビ。相性自体は悪くなさそうですが……。
▼06 和田竜二 ナムラクレセント/同騎手時 1- 2- 2- 4(複勝率55.6%)
→GⅠで3着の実績があり、好走率も高いコンビ。あとはコース替わりがどうかだけです。
▼07 浜中俊 ビートブラック/同騎手時 1- 0- 0- 1(複勝率50.0%)
→1000万下勝ちの実績があるコンビ。もっとも、このクラスでは何とも言えません。
▼08 小林慎一郎 ブルースターキング/初騎乗
→キングカメハメハ産駒との相性がいまひとつ。大きな変わり身を期待するのは酷でしょう。
▼09 小牧太 マカニビスティー/同騎手時 0- 1- 0- 2(複勝率33.3%)
→オープン特別で2着の実績があるコンビ。昨年の天皇賞(春)でも4着に好走していました。
▼10 池添謙一 マゼラン/同騎手時 0- 0- 1- 0(複勝率100.0%)
→1000万下で3着の実績があり、好走率も高いコンビ。相性自体は悪くなさそうですが……。
▼11 岩田康誠 ダノンバラード/初騎乗
→芝はディープインパクト牡馬との相性が微妙。走ってみないことには何とも言えません。
▼12 川田将雅 リベルタス/初騎乗
→ディープインパクト産駒との相性が微妙。大きな変わり身を期待するのは酷でしょう。
■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
03 福永祐一 トゥザグローリー
06 和田竜二 ナムラクレセント
02 武豊 スマートギア
09 小牧太 マカニビスティー
05 小坂忠士 トップカミング
※同騎手時に3着以内となった経験がある馬のみ
■その他の注目コンビ
特になし
日経新春杯は前走好走馬が強いレース。前走で4着以下に敗れていた馬は2002年以降[2-4-3-72](複勝率11.1%)と信頼できません。たとえ前走が格の高いレースであっても、大敗を喫していた馬は割り引きが必要でしょう。
また、2002年以降、かつ出走頭数が12頭立て以下だった年の4コーナー通過順別成績を見ると、3番手以内だった馬が[0-3-0-15]と苦戦しています。今年も出走頭数が落ち着いたので、差し馬を馬券の中心に据えたいところです。
本命は福永祐一騎手とトゥザグローリーのコンビ。このメンバーなら実績上位ですし、前走で復調を確認できた今なら逆らう必要はありません。
相手は相性のいいジョッキーに乗り替わるスマートギア、前走が好内容だったマカニビスティー。以下、先行馬や前走で大敗を喫していた馬は評価を下げました。
■3連単フォーメーション
03→02,09→02,09
03→02,09→01,11
03→01,11→02,09(計10点)
※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2000年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。