香港レポート(12月10日)
またまた週末の競馬にお邪魔します。香港滞在中のケシです。
今回は10日のレポート、写真を中心にお送りします。
今日は2頭が一緒に馬場入りしました。前がエーシンフォワード、後ろがジャガーメイルです。
エーシンフォワードは昨日と同様に、オールウェザーコースを1周軽く流しました。関係者のコメントは、JRAサイトなどを見ていただきたいですが、体調もだいぶ良くなってきたようです。明日は西園調教師も調教を見にくるとのことなので、コメントがもらえるんじゃないかと思います。
ジャガーメイルもオールウェザーコースでエーシンフォワードと同じように1周軽くキャンター。その後は堀調教師も付き添っての芝→パドックのスクーリングを行っていました。こちらも詳細やコメントはJRAサイトなどで確認していただきたいですが、3年目でコースも競馬場も熟知しているはずでも、準備は万全にという感じでした。
そして、すべての調教が終わって引き揚げようとしたところ、(たぶん)地元のテレビの取材に応じていたウィリアムズジョッキーを発見。順番を待って、記者さんと一緒に話を聞かせてもらいました。というと、ウィリアムズジョッキーの話がわかっていたようになりますが、フンフンと頷いていたものの後で何を言っていたか教えてもらったというのが真相です。というわけで、ウィリアムズジョッキーのコメントです。
「香港に来てからもジャガーメイルには跨っていないので宝塚記念以来の騎乗になりますが、見た印象としては状態は良さそうです。スクーリングの様子はパドックで堀サンと一緒に見ていました。先生は状態はハッピーだと言っていました」
そして、「近走は後方からの競馬になっているけど、今回はどうするのか?」と聞いてもらったところ、
「自分の希望としては、ペースは速いほうが、そしてちょっと前のほうで競馬できるといいかな。まだ指示はないので、これから堀サンと相談したい」
と答えてくれたそうです。今年の天皇賞春では、中団くらいから徐々に位置取りを上げて勝利に導いたウィリアムズジョッキーの言葉なので、ジャガーメイルの勝ちパターンを考えたコメントなんじゃないかと思いました。写真は、話を聞いた後に撮らせてもらったものです。
ちなみに、このときウィリアムズジョッキーが被っていたヘルメットのカバーは、右側が日本語(カタカナ)で左側が広東語(表記は「韋紀力」)というアジア仕様でした。また、ウィリアムズジョッキーは、香港国際レースが終わったらまた日本に戻るそうです。小倉と言ってたんですが、「ココラ」と聞こえてすぐに小倉だと理解できなかったです。「コク」という並びの発音は、英語圏の人には難しいんでしょうか。単に私がまったく英語がわからないので、理解できなかっただけともいえますが。毎年、外国に来ると帰国したら英会話を勉強しようと思うんだけどなあ。来年こそ、わかったフリの頷きはやめたいです。
最後の写真は、スプリントの有力候補であるシンガポールのロケットマンです。この馬、馬場入りしてからも、そして調教終わりで戻ってくるときも、歩いている途中で時々立ち止まっている姿を見ます。撮影したいならどうぞという感じで、私のような素人カメラマンには大変有難く超カワイイです。香港勢が圧倒的に強いスプリントですが、その流れを覆してほしいものです。
明日(もう日が変わっているので今日)もレース前日の様子をレポートしたいと思います。
おやすみなさい!
(ケシ)