カンフルジョッキー伊吹雅也氏のエリザベス女王杯予想
01 武豊 コロンバスサークル
【同騎手成績】
0- 0- 1- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
1000万下で3着の実績があり、好走率も高いコンビ。もっとも、今回の相手関係では何とも言えません。
02 宮崎北斗 セラフィックロンプ
【同騎手成績】
2- 2- 1- 7(複勝率41.7%)
【相性診断】
重賞勝ちの実績があるコンビ。この馬なりにはやれると思います。
03 幸英明 レジネッタ
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
芝はフレンチデピュティ産駒との相性が微妙。一変まではどうでしょうか。
04 国分恭介 テイエムプリキュア
【同騎手成績】
0- 0- 0- 1(複勝率0.0%)
【相性診断】
好走例のないコンビ。過大な期待は禁物だと思います。
05 蛯名正義 アパパネ
【同騎手成績】
6- 1- 1- 1(複勝率88.9%)
【相性診断】
GI勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。新馬や休養明けを除けばまったく崩れていません。
06 R.ムーア スノーフェアリー
【同騎手成績】
2- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
イギリスなどでGI勝ちの実績があるコンビ。ここ2戦以上に期待できそうです。
07 M.デムーロ サンテミリオン
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
ゼンノロブロイ産駒との相性がいまひとつ。一変まではどうでしょうか。
08 藤岡康太 ブライティアパルス
【同騎手成績】
5- 1- 0- 5(複勝率54.5%)
【相性診断】
重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。相性自体は悪くないと思います。
09 池添謙一 メイショウベルーガ
【同騎手成績】
3- 1- 3- 7(複勝率50.0%)
【相性診断】
重賞勝ちの実績があるコンビ。昨冬以降はほとんど崩れていません。
10 C.ルメール ヒカルアマランサス
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
アグネスタキオン牝馬との相性が微妙。過大な期待は禁物でしょう。
11 佐藤哲三 プロヴィナージュ ※出走取消
【同騎手成績】
2- 5- 2- 3(複勝率75.0%)
【相性診断】
GI3着の実績があり、好走率も高いコンビ。展開に恵まれそうな点もプラスです。
12 後藤浩輝 アニメイトバイオ
【同騎手成績】
1- 1- 0- 1(複勝率66.7%)
【相性診断】
GI2着の実績があり、好走率も高いコンビ。乗り替わりで安定感が増しました。
13 難波剛健 サンレイジャスパー
【同騎手成績】
2- 1- 2-17(複勝率22.7%)
【相性診断】
1000万下で2着の実績があるコンビ。もっとも、重賞では苦戦が続いています。
14 田中勝春 アースシンボル
【同騎手成績】
3- 0- 1- 2(複勝率66.7%)
【相性診断】
1600万下勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。あとは相手関係がどうかだけです。
15 川田将雅 ムードインディゴ
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
ダンスインザダーク産駒との相性が微妙。一変まではどうでしょうか。
16 J.カステリャーノ アーヴェイ
【同騎手成績】
1- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
アメリカでGI勝ちの実績があるコンビ。引き続き期待できそうです。
17 福永祐一 リトルアマポーラ
【同騎手成績】
0- 0- 1- 4(複勝率20.0%)
【相性診断】
重賞3着の実績があるコンビ。もっとも、好走率が低い点は気になります。
18 鮫島良太 シングライクバード
【同騎手成績】
1- 1- 0- 1(複勝率66.7%)
【相性診断】
1600万下勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。前走はコンビ実績のない鞍上だったので度外視可能でしょう。
■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
09 池添謙一 メイショウベルーガ
17 福永祐一 リトルアマポーラ
02 宮崎北斗 セラフィックロンプ
13 難波剛健 サンレイジャスパー
08 藤岡康太 ブライティアパルス
05 蛯名正義 アパパネ
12 後藤浩輝 アニメイトバイオ
■その他の注目コンビ
06 R.ムーア スノーフェアリー
→イギリスなどでGI勝ちの実績があるコンビ。
16 J.カステリャーノ アーヴェイ
→アメリカでGI勝ちの実績があるコンビ。
エリザベス女王杯は実績馬が強いレース。基本的に上位人気馬が堅実ですし、単勝オッズ10倍以上で3着以内となった馬の大部分も、JRAGIにおいて「3着以内」か「単勝3番人気以内」の実績がある馬でした。
また、近年のエリザベス女王杯は長距離適性が問われている印象。芝2400m以上のJRA重賞かオープン特別において連対経験がある馬は、2005年以降〔3・4・3・6〕(複勝率62.5%)と非常に安定しています。昨年ほど極端な展開でなくとも、ある程度はスタミナを問われる流れになるんじゃないでしょうか。
なお、JRA重賞かオープン特別において、4コーナーを1番手で通過、かつ優勝した経験のある馬は、2005年以降〔2・3・0・7〕(複勝率41.7%)。コンスタントに好走しているわけではありませんが、やはり「穴をあけるとしたら逃げ馬(逃げも打てる馬)」という印象です。
本命は池添謙一騎手とメイショウベルーガのコンビ。昨冬以降はほとんど大崩れがありませんし、芝2400m以上のレースで好走してきた点も強調できます。牝馬限定、かつ外回りコースのここは申し分のない舞台。極端に先行有利な展開でなければ差し切れるでしょう。
相手も蛯名正義騎手とアパパネのコンビに絞って良さそう。大きく崩れたのはデビュー戦と休養明けぐらいですし、これといった減点材料が見当たりません。以下も、先行力があるセラフィックロンプ、好調時の鞍上に戻るスノーフェアリー、外回りコースが合っていそうなアニメイトバイオの3頭に絞りました。
■3連単フォーメーション
05,09→05,09→02,06,12
05,09→02,06,12→05,09(12点)
※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2000年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。