ザ・カンフルジョッキー伊吹雅也氏の桜花賞予想
01 佐藤哲三 ショウリュウムーン
【同騎手成績】
0- 1- 1- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
好走率は高いのですが、新馬2着までの実績しかないコンビ。乗り替わりが本格化のきっかけとなった印象だけに……。
02 北村宏司 ギンザボナンザ
【同騎手成績】
2- 0- 1- 1(複勝率75.0%)
【相性診断】
オープン特別勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。もっとも、各種スピード指数を見る限り、前走のパフォーマンスはそれほど高く評価できません。
03 横山典弘 アプリコットフィズ
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
ジャングルポケット産駒との相性が微妙。好走率自体は低くないのですけど、微妙に人気を裏切ることが多い組み合わせです。
04 石橋脩 コスモネモシン
【同騎手成績】
1- 2- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。引き続き期待できると思います。
05 大野拓弥 モトヒメ
【同騎手成績】
1- 0- 0- 2(複勝率33.3%)
【相性診断】
オープン特別勝ちの実績があるコンビ。あとはこの距離がどうかだけです。
06 浜中俊 ワイルドラズベリー
【同騎手成績】
1- 1- 0- 1(複勝率66.7%)
【相性診断】
オープン特別勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。ただ、各種スピード指数を見る限り、前々走の勝ちっぷりだけでは何とも言えません。
07 川田将雅 タガノエリザベート
【同騎手成績】
1- 0- 0- 2(複勝率33.3%)
【相性診断】
重賞勝ちの実績があるコンビ。もっとも、ここ2戦は各種スピード指数も伸び悩んでいます。
08 安藤勝己 オウケンサクラ
【同騎手成績】
1- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
500万下勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。この馬なりにはやれるんじゃないでしょうか。
09 蛯名正義 アパパネ
【同騎手成績】
3- 1- 1- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
GI勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。鞍上に関しては何の不安もありません。
10 和田竜二 レディアルバローザ
【同騎手成績】
0- 0- 1- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
重賞3着の実績があり、好走率も高いコンビ。ただ、各種スピード指数を見る限り、前走ぐらいのパフォーマンスでは少々苦しそうです。
11 福永祐一 エーシンリターンズ
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
キングカメハメハ産駒との相性が微妙。悪くなさそうな組み合わせですけど、やってみないことには何とも言えません。
12 藤田伸二 ステラリード
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
芝はスペシャルウィーク産駒との相性が微妙。一変を期待するのは酷だと思います。
13 内田博幸 アニメイトバイオ
【同騎手成績】
0- 2- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
GI2着の実績があり、好走率も高いコンビ。コース替わりと叩き2戦目で変わり身がありそうです。
14 幸英明 ジュエルオブナイル
【同騎手成績】
初騎乗
【相性診断】
デュランダル産駒との相性が微妙。大きな上積みは期待できないかもしれません。
15 渡辺薫彦 サウンドバリアー
【同騎手成績】
1- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。距離延長や外枠がプラスに働けば上位争いに食い込めると思います。
16 四位洋文 ラナンキュラス
【同騎手成績】
2- 1- 0- 2(複勝率60.0%)
【相性診断】
重賞2着の実績があり、好走率も高いコンビ。ここは展開ひとつでしょう。
17 岩田康誠 シンメイフジ
【同騎手成績】
1- 0- 0- 2(複勝率33.3%)
【相性診断】
重賞勝ちの実績があるコンビ。好走率が低い点は気になりますけど、ここ2戦の敗因はハッキリしています。
18 勝浦正樹 プリンセスメモリー
【同騎手成績】
0- 1- 0- 0(複勝率100.0%)
【相性診断】
重賞2着の実績があり、好走率も高いコンビ。展開さえハマれば侮れません。
■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
09 蛯名正義 アパパネ
13 内田博幸 アニメイトバイオ
05 大野拓弥 モトヒメ
04 石橋脩 コスモネモシン
16 四位洋文 ラナンキュラス
17 岩田康誠 シンメイフジ
■その他の注目コンビ
特になし
阪神競馬場が改修された2007年以降、桜花賞は極端に外枠有利なレースとなっています。7~8枠を引いた馬は〔2・3・2・11〕で複勝率38.9%。一方、1~6枠で連対を果たしたのは、単勝オッズ1.2倍の支持を集めていた2009年のブエナビスタ(5枠)だけです。
血統面で注目したいのはサンデーサイレンス系。過去10年の1~3着馬30頭中、20頭は父にサンデーサイレンス系種牡馬を持っていました。サンデーサイレンス直仔がいなくなった2007年以降も、この傾向に変化はありません。なお、母の父がサンデーサイレンスだった馬は過去10年で〔2・0・0・14〕(複勝率12.5%)。2頭の優勝馬が出ているものの、好走率は低めです。
本命は岩田康誠騎手とシンメイフジのコンビ。芝1600m、かつ牡牝混合のJRA重賞を勝っているのはこのコンビだけですし、枠順や血統も好走馬のイメージに合致しています。ここ2戦はいずれも休養明けだったうえ、実際に休養明けらしい負け方。それでも大きく崩れていないのですから、叩き2戦目のここは素直に信頼できそうです。
相手はコスモネモシン、アニメイトバイオの2頭。どちらも父がサンデーサイレンス系種牡馬ですし、コスモネモシンは近走内容に、アニメイトバイオは枠順に魅力を感じます。一方、アプリコットフィズは父や母の父にトニービン系種牡馬を持つ馬が不振な点、アパパネは父、母の父とも本格化に時間のかからない血統である点が不安。両馬が敗れる展開も想定し、手広くながしてみました。意外と人気がないようですし、108点(+本線6点)買いが可能なら、3連複の買い目は3連単のマルチで買ってみます。
■3連単1着軸ながしマルチ
17⇔04,13⇔04,13(6点)
■3連複フォーメーション
17=04,13=01,03,07,08,09,11,15,16,18(18点)
※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2000年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。