伊吹雅也のトリプルフッキング/ラジオNIKKEI賞
ニコ生『リアル競馬王』のMCや、JRA公式ウェブサイト『JRAホームページ』などで重賞競走のデータ分析を行っている伊吹雅也さんが、過去に施行されたレースの傾向から今回のレースで予想上のフック(Hook/鉤)となりそうなポイントを3つ提示し、注目すべき馬を挙げていきます。
■今週の注目レース
→ラジオNIKKEI賞
■レース傾向の分析対象
→2011年以降のラジオNIKKEI賞
【Hook A】
JRA、かつ芝1800m、かつ4コーナーを2番手以下で通過したレースにおける連対経験の有無別成績
☆あり [4-3-3-22](複勝率31.3%)
★なし [0-1-1-27](複勝率6.9%)
→距離適性がポイント。今回と同じ芝1800mのレースにおいて4コーナー2番手以下の位置から連対した経験のない馬は苦戦していました。
【Hook B】
負担重量別成績
★53kg以下 [0-0-1-22](複勝率4.3%)
☆54~55kg [4-3-3-20](複勝率33.3%)
★56kg以上 [0-1-0-7](複勝率12.5%)
→極端に負担重量が軽い馬は評価を下げた方が良さそう。ただし、56kg以上の負担重量を課された実績馬も優勝例がありません。
【Hook C】
枠番別成績
☆1~6枠 [4-4-4-33](複勝率26.7%)
★7~8枠 [0-0-0-16](複勝率0.0%)
→中山芝1800mで施行された2011年を含め、7~8枠の馬は単勝5番人気以内だった馬に限っても[0-0-0-5](複勝率0.0%)。外めの枠を引いてしまった馬は過信禁物と見るべきでしょう。
【各馬評価】
【注目馬】
5.レアリスタ
→キャリア2戦ながら、これといった不安材料は見当たらない馬。あとは人気との兼ね合いがどうかだけです。
9.マイネルシュバリエ
→芝1800mの重賞で連対経験がある馬。コンビ実績のないジョッキーが騎乗していた前走は度外視可能だと思います。
11.グランアルマダ
→ここ2戦がいずれも好内容。芝1800mのレースで優勝経験がある馬ですし、コース替わりも問題ないでしょう。
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