片野治雄のファミリーテーブル/スプリンターズS結論
土曜日の競馬を見る限り、かなりの好タイムが期待できそうな今年のスプリンターズS。ちなみに01年・09年といった芝コンディションの良い年は春秋スプリント王が誕生していますが(05年は単に勝ち馬が強すぎただけで芝コンディションは例年並みと判断)、これは「スピードと瞬発力」ではなく「スピードの持久性」が問われるためと考えています。
なので、今回は「消耗戦で潜在能力を発揮しそうなタイプ」を上位に評価して予想をしたいと思います。
:スプリンターズS予想:
◎キンシャサノキセキ [14]
○ジェイケイセラヴィ[1-e]
▲グリーンバーディー[21-a]
△ ワンカラット [1-n]
△ ビービーガルダン [1-n]
上記5頭が争覇圏内と見て予想しました。ジェイケイは高速決着歓迎のe記号に加え、日本で好走する香港馬に多いミスプロ系Conquistador Cieroの系統を父に持っている事から対抗評価に抜擢。好位置からの競馬を匂わすコメントをしているグリーンバーディーですが、外回りのCコースでは(枠的にも)勝負所で不利を受ける可能性があると思うので3番手までとします。押さえ評価とした[1-n]の2頭、勢いで言えばワンカラットですが、血統バランスの良いビービーの再度巻き返しもあると見て無印にはできませんでした。