フェブラリーSの週中予想

 いよいよフェブラリーSです。昨年から当ブログで、再三再四書いていることですが、ここのところのGⅠレースは、「人気馬2頭+人気薄1頭」の組み合わせで決まる事が殆どです。理由に関しては、以前のブログにも書きましたが、恐らくは馬券参加者のレベルが相対的にアップし、特に上位人気に関する取捨が抜群に上手くなったことが考えられます。
 今回のフェブラリーSも、上位人気馬に関しては、様々な強調点、不安点が議論されています。で、その議論の中で、強調点よりも不安点の方が多い馬が人気を落とし、不安点より強調点の方が多い馬が人気馬となり、最終的なオッズとなって現れるわけです。
 GⅠともなると、参加者が多いだけではなく、より多くのデータが飛び交います。それらを吟味した上で弾き出される最終オッズは誉れ高きものであり、実はどんな情報よりも確かなものだったりします。実際、昨年のGⅠで1番人気が勝ちまくったのがその証明と言えるでしょう。
 その観点からも、やはり今年のフェブラリーSも、“まずは上位人気馬を信ずべき”というスタンスで入るべきではないでしょうか。上位人気馬(4番人気以内)の中から、まずは2頭を選び出す。この2頭を選び出す作業さえ間違わなければ、もう馬券は獲ったようなもの。あとはその2頭からどう攻めるか、というだけの問題だと思います。
 昨年の有馬記念は、2頭軸選びから、相手も2頭に絞れたので有終の美を飾ることができましたが、果たして本年度一発目のGIとなる今回はどうか。現時点で、上位人気に支持されそうな馬の強調点と不安点を並べてみたいと思います。

・アルクトス(◎→上積み&得意条件 ×→勢い)
・インティ(◎→実績上位 ×→年齢&前走大敗)
・オーヴェルニュ(◎→勢い ×→鞍上なかなか決まらず)
・カフェファラオ(◎→能力値&鞍上 ×→成長力&折合面)
・サンライズノヴァ(◎→コース実績&展開利 ×→調整面)
・ソリストサンダー(◎→勢い ×→実績)
・レッドルゼル(◎→安定感&勢い ×→距離)

 と、こんなところでしょうか。どの馬も強調点と不安点に関して、五分五分という気がします。なので、結局はほぼ想定通りの人気順に収まるのではないかと思っています。
 あくまで私の現時点での読みでは、1番人気カフェファラオ、2番人気レッドルゼル、3番人気アルクトス、4番人気サンライズノヴァ…とこんなところだと思います。この中から2頭選ぶとすれば、レッドルゼルとサンライズノヴァでしょう。
 カフェファラオは、外国産馬特有の、「強さのピークは2歳時で、実はもう終わってる」という理由から切り。アルクトスは「勝った時のインパクトが強すぎるだけで、実は強くないんじゃないか&今回過剰人気になり過ぎじゃないか」という理由から切ります。従って、馬券は下記の2頭軸で攻める予定です!

◎レッドルゼル
〇サンライズノヴァ

 レッドルゼルをなぜ本命にするか。その理由は過去の当ブログ&今週末の競馬王チャンネルにて!