外枠先行は夢を運ぶ!? テレ玉杯オーバルS分析

 おはようございます、ヒデです。本日は浦和競馬場で行われる交流重賞、テレ玉杯オーバルスプリントを分析していきたいと思います。地方馬の活躍も目立つこの1400m戦、どのような傾向があるのでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。




< 目次 >

1.ここでも外枠先行が優勢。

2.前走交流重賞組に勝機あり!

3.米国持続型が中心に。

4.該当馬




1.ここでも外枠先行が優勢。

 浦和競馬場も昨日行われた交流重賞、白山大賞典と同じく外枠が優勢です。1枠の馬券圏内は過去5年間では0、2枠も浦和競馬場を得意としたノブワイルドが2勝しているに留まっています。5年中4回馬券圏内に入っている7・8枠とは対照的な成績になっています。基本的には5枠で分けることが可能で、1~4枠は過去5年で1着2回、2着1回、3着1回(うち2勝3着1回はノブワイルド)だったのに対して5~8枠は1着3回、2着4回、3着4回とどの着順でも上回っています。もちろん出走頭数も異なりますが(1~4枠⦅2-1-1-12⦆、5~8枠⦅3-4-4-30⦆)それでも基本的には外枠有利と考えて間違いなさそうです。

 また、浦和競馬場は直線が短いコースであるため3角から捲らなければ厳しいコース。これもノブワイルドがいたからということになるかもしれませんが、過去5年で4角1番手通過の成績は(4-1-0-0)で連対率100%昨年も4角先頭に立ったサクセスエナジーが1着、2番手だったベストマッチョが2着になっています。また、過去5年の平均4角通過順位は2.06となっていることからも前に行く馬が有利になっていることがわかります。期間中3度4角123番手がそのまま馬券圏内に納まっているなど、先行できなくても捲ってくれば直線はそれほど問題がないというころでしょうか。とにかく「外枠×先行」のパッケージングがマストのようです。



2.前走交流重賞組に勝機あり!

 毎年の様に馬券に絡んでくる条件は主に2つで、一つは南関東の重賞(S1~S3)競走で実績のある馬(ノブワイルドやベストマッチョなど)か中央の馬であればそれ以前に交流重賞で実績があればいいようです。特に交流重賞初参戦組がこのコースを走るのは容易ではないようで、18年に交流重賞初参戦で臨んだドライヴナイトは5人気で人気以下の6着。やはり交流重賞初出走組はすこし様子を見たほうがいいでしょう。ただ、唯一3歳馬はその限りでもなさそうですね。

 そして前走1着で勝利した馬は過去5年で勝利がないと意外な成績になっています。勝ち馬はダートグレード競走か新潟1200mを敗戦した馬の巻き返しが目立ち、NST賞組は【3-0-1-0】と相性はよさそうです。今年の出走はゼロですが、これは来年以降も使っていきたいデータ。新潟はJRA競馬場のなかでは比較的直線の短いコース。巻き返しにも頷けます。

 留意したい情報といえば「馬齢」にも大きな特徴があります。この競走は「5歳以上」の馬が活躍傾向。ノブワイルドもこの競走を初めて制したのは6歳の時でした。馬券圏内に入ってきた3・4歳はともに1頭ずつ。2頭はともに2人気以内で連対率100%の快挙を残していますので(16年サイタスリーレッド、1着・19年ワイドファラオ、2着)2人気以内の3・4歳馬は狙っていきたいですね。基本的に狙える中心になるのは5歳以上、勝ち馬に限ると6歳以上に注目です。



3.米国持続型が中心に。

 今年は少し雨がぱらつきそうですが良馬場開催と想定すると変わらず米国系が中心になっていきそうです。ここで重要になってくるのが「キングマンボ系」。欧州経由の米国系といたりすることもありますが、この欧米系とも言える血統がこの競走では重要になってきます。米国中距離系とキングマンボ系が入った馬を買うのが基本になってきそうです。それは昨年の結果を見てもわかり、2・3着の地方馬は共にこの条件に該当している馬でした。(力があるとは言え)地方馬が馬券内に来るので、相当強い傾向であることがわかります。

 ちなみに昨日までの浦和開催でもこの傾向は強く出ていて、9/22の浦和10Rで穴を開けたソヨギ(11人気2着)も父系にはキングマンボ系が入っていたなどこの傾向が日頃から強く出ていることが伺えます。そのため狙っていくのはキングマンボ系と米国中距離系が中心になっていくでしょう。



4.該当馬

 それではテレ玉杯オーバルスプリントの該当馬を見ていきましょう。

3.サクセスエナジー

枠△ 脚質〇 年齢〇 前走〇 血統△

 昨年の覇者と言うことで侮らないことにします。前走好走しているのでそこまでの期待値はありませんが、それでも実績尊重ということですかね。キンシャサノキセキ産駒は好走と凡走を繰り返しやすい傾向にありますので、凡走しても不思議ではありませんが、このコースは比較的得意です。

4.アンティノウス

枠△ 脚質〇 年齢〇 前走〇 血統〇

 前走はここ浦和で行われたプラチナCを4角先頭に立って勝利。上りも2位のタイムを叩き出しました。どちらかといえば捲って先頭に立てる馬。勝利までと考えると厳しい感じもしますが、馬券内と考えれば面白い馬。注目ですね。

11.ダノンレジーナ<ヒデの注目馬

枠〇 脚質〇 年齢〇 前走〇 血統〇

 外枠で面白いのはこの馬です。穴馬を何頭も出してきた小久保きゅう舎所属馬というのもプラスですね。この馬はエンプレス杯、JBCレディスクラシックでともに4着と馬券内一歩手前まで迫っているにも関わらず5人気以下に落ち着きそうで今回は十分ねらい目になるのではないでしょうか。この馬は大注目です。

12.テイエムサウスダン<ヒデのイチオシ!

枠〇 脚質◎ 年齢×人気◎ 前走〇 血統〇

 黒船賞で激押しした一頭。4歳と若いものの、人気になりそうなため「3・4歳×2人気以内」の連対率100%法則に該当しそうです。黒船賞を制したコンビ復活というのも十分にプラスになりそうですね。また、サウスヴィグラス産駒は外枠も休み明けの両方とも好走条件にある種牡馬。今回は確勝級かもしれません。


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昨日の白山大賞典ではヴェンジェンスかメイショウか2択を見事に外しました。最近2択で外すことが増えてきています。この打破方法ってありますか?笑

今日のテレ玉杯オーバルスプリントは1か2と該当馬のBOXで買おうか考え中です。テイエムサウスダンは強いと思うのですがどうでしょうか。

それでは!

ヒデ