人気×主流血統=鉄板!? 白山大賞典分析

おはようございます、ヒデです。本日は今日、922日に行われる交流重賞白山大賞典を分析していきたいと思います。今年はJBCと同じ距離で行われるということで、JBCを見据えたメンバーの豪華共演です。果たしてどのような結果になるのでしょうか。過去の傾向とデータから見ていきましょう。本日もよろしくお願いいたします。


< 目次 >

1.人気に忠実なレースな様です。人気×8枠が優勢!?

2.4角5番手以内が優勢に。

3.意外にも好調な主流血統。中距離はダートでも主流血統を!?

4.該当馬


1.人気に忠実なレースな様です。人気×8枠が優勢!?

  過去5年の傾向を見るとかなり人気に忠実なレースが続いています。過去5年中4年で1番人気が勝利するなどその傾向がいかに強く出ているかがわかります。唯一1人気が馬券外に沈んだ18年のミツバは心房細動を発症してしまったもの。その時勝利したのも2人気のドンフォルティスだったので、過去5年で1人気4勝、2人気の1勝で3人気以下の勝利はありません。それだけ考えてもかなり人気が忠実なレースと言うことができるでしょう。

 そしてもう一つ、過去5年間で8枠が5連勝中です。これは『競馬王10月号』で吉原騎手が話してくれていたように、内側の砂が深いことが影響しているのではないでしょうか。金沢競馬場などの狭い競馬場では内側をわざと深くすることによってすべての馬が内側に密集しないように砂が深くなっているのです。その影響なのか、実力のめぐりなのか過去5年間12枠の馬券内はありません。ただ3枠以降であれば過去5年で一回は馬券内に入っているので12枠のみ軽視すれば大丈夫そうです。ただ、やはり有利なのは8枠。特に5枠以降に期待値が高くなると考えられます。

2.45番手以内が優勢に。

 やはり先行した馬が有利になっています。最近の金沢競馬では「大外を回った馬が最後の最後に届く」というパターンも乱発していますが、この白山大賞典に限ってはそのようなことはないようです。過去5年で36番手以下から馬券内に飛び込んできた馬は20年のロードゴラッソのみです。それ以外の馬は45番手以内に入っていたことを考えると交流重賞などの重賞で実績を残しているような馬でなおかつ捲れる持続力が無ければならないなど注文が多そうですね。これは地方馬と中央馬の実力が離れすぎているため、ペースについて行けずに大きく馬群がわかれてしまうことが原因だと思われます。基本的には先行争いをできる馬を。これがひとつの指標になっていきそうです。

3.意外にも好調な主流血統。中距離はダートでも主流血統を!?

 中距離ダートでは意外にも主流血統が活躍しやすい傾向にあります。東京ダート2100mではディープインパクト産駒が2回東京開催では単複100%を超えていたり、中山ダート2500m父マンハッタンカフェ産駒が2頭中2頭が馬券内に飛び込んだりとサンデー系が得意な条件でもあるようです。その傾向はこの白山大賞典でも如実に出ており、昨年は父系サンデーサイレンス系統の馬が馬券圏内を独占。過去5年で15頭中13頭に父系または母父系にサンデーサイレンス系が入っていました。それ以外の馬でも一頭はキングカメハメハが入っていたので純粋に主流血統以外となると2017年のインカンテーションのみとかなり主流血統が有利な馬場とも言えるでしょう。

 ダート中距離ということで米国中距離系を狙って行きたいところですが、血統的に狙っていくのはサンデー系が良さそうですね。

1~3のまとめ

2人気以内を狙うのが定石に。6人気以下は割引。

8枠が5連勝中。12枠は割引、5枠以降が期待値上昇。

45番手以内に入っていないと厳しい。

④血統的に狙えるのは主流血統

4.該当馬

 それでは白山大賞典の該当馬を見ていきましょう(人気は想定人気になっています)

4.スワーヴアラミス

想定人気〇 枠-- 45番手以内〇 血統〇

 4枠というのは可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。しかし近走は盤石の走りを見せていて、3走連続で連対中、4走連続で掲示板内と好調です。昨年のマーチS以降少し低迷していたのが嘘の様です。ここを狙って来たということはJBCももちろん狙いに来るでしょう。その試金石になるのか、注目です。

6.マスターフェンサー(ヒデのイチオシ)

想定人気〇 枠〇 45番手以内〇 血統〇

 昨年の覇者は前走マーキュリーカップで完全復活。ジャスタウェイ産駒はダート1800m以上の延長に強い傾向があります。特にダート2000m以上の延長はとんでもない成績を残し続けています。この馬も昨年マーキュリーカップ(2000m)→白山大賞典(2100m)→名古屋グランプリ(2500m)と延長×地方交流で3連勝。今年の敗戦も共に短縮ローテであったことを考えると延長で臨む今回はまさに確勝級と言えるでしょう。


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ミツバが心房細動を発症した週も台風の影響が出た週だったと記憶しています。その時に騎乗していた松山騎手が今年も1倍代になりそうな馬に騎乗、、、オカルトで決まらないことを祈ります。

個人的にはミューチャリー推しです。御神本騎手の分も吉原騎手頑張れ!

それでは!

ヒデ