単複名人のWIN5狙い馬(7月21日)

本誌では「でる単」でお馴染みの単複名人・加納裕一氏がWIN5の狙い馬を紹介します。
ここでのルールは、1頭だけしか選ばない(ヘソ馬と呼んでいます)レースを必ず5レースのうち1レース作ること。点数を絞りながら、的中を目指す企画です。どうぞ参考にしてください!

◆中京10R(尾頭橋特別)
5トーホウペガサス
9カシノインカローズ
15トップオブザヘヴン

◆福島10R(横手特別)
3ロジスプリング
2年前の春に阪神へ遠征して1000万下を勝っている実力派ですが、4歳以降は2走するとガタが来て、13ヶ月という長期を含む休養を強いられており、今回3回続けて使えること自体がまず大きなプラス材料。その休み明け直後の2着→前走で2→4着で一見後退したように見えますが、自身の前後半のラップは35秒4→36秒6から36秒4→35秒5で、同じ逃げを打って負けたとはいえ大きく改善しています。初の福島遠征ですが、100m延びたとはいえ息の入りやすい小回り1700mはずっと向くはず。古賀慎厩舎もここは転厩3戦目での4勝目をかなり意識しているのでは?

◆函館11R(函館2歳S)
6オールパーパス
7ビービーブレイン
15クリスマス
16ヴァイサーリッター

◆中京11R〔中京記念〕
6ドナウブルー
7アカンサス

◆福島11R(福島テレビOP)
5ミキノバンジョー
10ゲシュタルト
11キョウエイストーム
13ドリームバスケット

★加納先生のワンポイント
「古馬GIII〔中京記念〕でハンデが有利な上位4頭は7・6・5・15の順。実力トップの5リルダヴァル(トップハンデの1頭)を、牝馬2頭がハンデ面でしのぐ?という格好になりました。このGIIIが今の時期に行われるようになったのは昨年からですが、いきなりショウリュウムーンが6人気2着したように、『夏は牝馬』の古い格言を今年も思い出させる結果になりそうです。中でも注目は7アカンサス。昨秋の〔アイルランドT〕を別定53で勝っているので54は妥当でしょうが、前走9着といっても0秒5差。直線で前が塞がる不利から伸びており、完全に一時の不振から脱出しての2度目の中京入りと見ました。WIN5とは別に単複勝負してみたいですね!」

というわけで、7月21日のWIN5は、3×1×4×2×4の96点です。
WIN5を買う方は馬選びや点数の参考に、馬券勝負派の方は単複や軸馬として、加納先生の狙い馬を参考にしてください。

※加納先生、5年ぶりの新刊発売!!

競馬王新書061『〔でる単〕式 着順固定作法』が、来週7月19日(金)に発売されました。
「厩舎の意図は着順に表れる!」を予想の根幹として、40年以上、厩舎の意図・思惑を読み続け、単複にこだわり続け勝利を手にしてきた「加納式単複馬券術」。5年ぶりの新刊は、季節を重視した四十八手の馬券作法を解説しています。3連単やWIN5での点数絞りにも活用できます。どうぞ御一読ください!

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