今週の「馬券サバイバー」ゲストは加納裕一氏

「競馬王×netkeiba.comコラボコーナー」にて公開の馬券サバイバー。

 6回目の挑戦者は、本誌「でる単」でお馴染みの加納裕一氏です。

本誌では単複名人として、10年以上前からさまざまな企画で予想を公開してもらい数々の単複馬券を的中させてきました。かつての「馬券サバイバー」にも何度か登場いただきましたが、02年の新潟記念を人気サイドながらきっちりと仕留めており、夏場も苦にしていません。今年もWIN5企画で七夕賞のアスカクリチャンを2頭のうちの1頭に指名しており、期待が高まります。

Kanou

今週のチャレンジャー加納裕一

普段の予想スタイル「すべての馬券の基本は単勝にあり」を基本姿勢として、「無駄な馬券は買わない」ことにこだわる〔でる単〕流。連勝馬券が複数購入しても1点しか的中しないなら、そのぶんを単複に回すべきという考え方から、複勝をメインに単勝をボーナスとして単複で利益が出るように資金配分している。単複の応用といえる3連単を買う場合も、軸1頭マルチ4点(36点)までに抑えている。

得意レースハンデ戦。独自の分析により各馬のハンデを5段階で診断し、「すごく有利」と出た馬のなかから、厩舎のパフォーマンス&馬の能力を加味して単複馬を決定。上記した七夕賞のアスカクリチャンは、京都金杯の好走に対して55キロで出走できたことをハンデの盲点とし、初の福島と鞍上に対しても「初モノは人気薄にはプラスに作用する」というでる単格言から買い材料と捉えてピックアップした。

参考にするファクター陣営の思惑と馬の能力を読み取り、今回のレース条件や季節、ローテーションなどがその馬の勝ち負け(単複)に繋がるかを判断する。また、狙った馬の好走条件や勝負どころを書きとめておくマイ厩舎作りによって、確実に追っかけ馬の勝負時を狙い撃つ。

チャレンジャー紹介

電通のコピーライターから競馬専門紙の編集長に転身し、故大川慶次郎氏の薫陶を受けた異色の経歴を持つ予想家。大川氏から競馬の本質と考え方を学び単複予想を極めるなかで、「競馬=馬券は何を買うかよりもどう買うかを重視しなければ絶対に儲からない」という持論を確立し、「モンテカルロ式」を競馬に応用した第一人者でもある。主な著書に、『でる単 利益が出る単複・馬単教室』『ヤリヤラズ入門 〔でる単〕式着順固定講座』 (ともに弊社刊)。

◎馬券サバイバーとは…?
 2001~2004年に「競馬王」で行われていた伝説の企画。競馬王編集部から任命を受けた競馬王ライターが、自らの威信をかけて自信の一鞍(一か月に一本)の買い目を発表し、読者に無料でメール配信。毎月入れ替わる豪華な顔ぶれと、ライター陣による驚異の的中率&回収率が好評を呼び、復活を望む声が絶えなかった。

◎新・馬券サバイバーのルール
 前回の馬券サバイバーより、さらにガチンコ感を増して再登場。今回は、以前とは異なり、「2点以内」の縛りのもと、「最も当てる自信のあるレース」(日曜日に開催されるレースならば、どれを選択してもOK)で勝負するルールに変更。
「本命党、穴党問わず、馬券のプロフェッショナルは絞って馬券を当てられるはず」というコンセプトのもと、挑戦者の方には予算1万円、2点以内で勝負してもらい、当たれば総獲り、外れればノーギャラというルールで敢行。

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※土曜日20時公開!