本誌では「でる単」でお馴染みの単複名人・加納裕一氏による、ＷＩＮ５の狙い馬を紹介します。ここでのルールは、１頭だけしか選ばない（ヘソ馬と呼んでいます）レースを必ず５レースのうち１レース作ること。点数を絞りながら、的中を目指す企画です。どうぞ参考にしてください！
◆小倉10Ｒ（西部日刊スポーツ杯）
５アイラブリリ
６メイショウローラン
10ハノハノ
◆新潟10Ｒ（瀬波温泉特別）
１シルクエステート
９ディアビリーヴ
11マルターズカイト
◆札幌11Ｒ（ＵＨＢ賞）
３ビスカヤ
８シュプリームギフト
◆小倉11Ｒ（阿蘇Ｓ）
４タマモクリエイト
５スエズ
７ワンダーポデリオ
◆新潟11Ｒ（関屋記念）
３エーシンリターンズ
過去２ケタ着順に大敗直後、みごとにリベンジして２勝、２・３着を各１回経験している５歳牝馬。前回14着後の調整がすこぶる上手くいったようで、桜３着当時をはるかに越える出来。父エイシンサンサンが５歳で開花したように、どちらかといえば奥手の血が目覚めるような気がしています。10レッツゴーキリシマの逃げならペースも楽で、直後を追いかける数頭の中では最も消耗が少ないはず。あまりバラけそうにない展開で、２・３コーナーで人気サイドの14ドナウブルーより内を回って、絶えず主導権がキープできるのも有利です。上位混戦ですが、最も単に近いのはこの馬なのでは？
★加納先生の明日の注目レース
「わずか９頭ですが、小倉メイン〔阿蘇Ｓ〕は予想する上でかなり骨っぽい難解戦です。３頭をチョイスしましたが、馬券的に最も注目しているのは７ワンダーポデリオ。もう８歳だし、出遅れて17着大敗の直後で人気薄ですが、その前の６着時１分24秒６（1400ｍ）はここに入るとベスト３に数えていいほどの好内容。当時と前走が別定で57→56、そして今回のハンデ55は相対的にも９頭中最も有利。ＷＩＮ５はもちろんですがそれとは別に７の単複を狙ってみるのも面白いです」
というわけで今週のWＩＮ５は、３×３×２×３×１の54点です。ＷＩＮ５を買う方は馬選びや点数の参考に、馬券勝負派の方は単複や軸馬として、加納先生の狙い馬を参考にしてください。