こんばんは、ヒデです。明日は今年初めての交流Jpn1、川崎記念が川崎競馬場で行われますね。昨年はカジノフォンテンが地方所属馬の勝利をもたらしたこの競走、はたしてどのようなタイプが有利になっているのでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いいたします。
＜ 目次 ＞
１．先行馬が圧倒的に有利のようです。
２．東京大賞典組と名古屋GP組有利！？
３．コース的にミスプロ系が活躍！？
４．該当馬
１．先行馬が圧倒的に有利のようです。
このレースは昨年のカジノフォンテンや18年のケイティブレイブをみてもわかる通り逃げ馬が安定した成績を残しています。特に2100m戦ということで前半はかなりスローで残りやすいのが一つ影響しているかもしれません。差してくる馬は4角で5番手以内に付けていないと差し切れず、道中で動く必要に迫られます。道中で動けるのであれば20年のヒカリオーソのように人気薄の差しが台頭してくることもありますので差し馬が厳しいというわけではありません。
そして有利なのは6枠以降。前述の穴をあけたヒカリオーソも7枠からの激走でしたし、勝ち馬も昨年のカジノフォンテンを除いて6枠以降から出ています。17年に昇級戦で穴を開けたオールブラッシュも7枠から逃げ切っています。基本的に内枠から馬券になるのは人気馬中心で穴馬を探すのであれば少なくとも4枠以降から探してみたいところです。
２．東京大賞典組と名古屋GP組有利！？
前走別で見てみると昨年は東京大賞典組が1着から3着までを独占。東京大賞典組が圧倒的に優勢であることは変わりません。また、地方競馬でコーナー多く回る名古屋グランプリ組も有利になっています。名古屋グランプリ組からは19年1着のミツバが勝利しているなど実績もありますね。そのほかのローテを使ってきたJRA所属馬はチャンピオンズカップを勝利してこのレースを制覇したチュウワウィザードや17年の覇者オールブラッシュが浦和記念から3着に来るなどG1(Jpn1)を制したことがある馬だとローテ不問で来る可能性が高いですね。昇級戦組は17年に2頭きたもののそこまで信頼度は高くないです。
馬齢にも特徴があり、4～6歳が圧倒的。過去一番勝っているのは5歳馬ですが勝つか馬券圏外かと安定してません。4歳馬は複勝率で安定していますが、『競馬王1月号』でnigeさんが「今年の明け4歳馬はメンバー的に手薄」との記述がある通り4歳馬よりも6歳馬が今年は中心になるかもしれません。複軸は6歳馬がよさそうですね。なお、牝馬はこの競走であまり活躍していません。有力馬がＴＣＫ女王盃へ行くという背景もあるでしょうが牝馬は成績残せていないのは留意していく必要がありそうですね。
３．コース的にミスプロ系が活躍！？
先ほども書きましたが、急なコーナーを6回も回るコース形態のわりに直線が300mとコーナーから考えると長い直線も相まって3コーナーあたりから加速できる加速力とその持続力が強い傾向があるといえます。この形態で一番マッチしているのはミスプロ系のようですね。勝ち馬を見ても19年のチュウワウィザード(父：キングカメハメハ)や17年のオールブラッシュ(父：ウォーエンブレム)が制していますし、20年2着のヒカリオーソも母父サウスヴィグラスでした。
そのほかやはり強いのは米国系で、17年昇級戦で3着となったコスモカナディアンも父ロージズインメイ産駒、21年1着のカジノフォンテンも父カジノドライヴ産駒でした。今週の川崎開催も米国系が強く、本日10レースに施行された佐々木竹見記念(2000m)でも9人気のダンカーク産駒が勝利しています。このことから考えても中心は米国系になりそうですね。ここのところ2000m以上ではPサンデー系が強い傾向も踏まえると、パワーと加速が重要になっているようです。
４．該当馬
それでは川崎記念の該当馬を見ていきましょう。
9.カジノフォンテン
先行〇 枠〇 馬齢〇 前走〇 血統〇
昨年の覇者ですが、今年も問題はなさそうですね。前走はデムーロ騎手とはそこまで相性が合わなかったようですが、今回は張田騎手に戻るものプラスでしょう。馬自身も不調ということではなく、調教も動けているようですので、2番手辺りを追走できるのであればチャンスは十分でしょう。
10.ヒロイックテイル
先行〇 枠〇 馬齢〇 前走△ 血統〇
先行できているのは確実にプラスで、外枠に入ったのもこの馬に取ってプラス。急坂のあるアルデバランSこそ外枠で凡走しましたが、それ以降は安定しています。今回はブリリアントCを勝ったとき以来のデムーロ騎手とのコンビ、積極的に先行していけばチャンスは十分でしょう。血統的には加速できるかどうかだけが注目ポイントです。
11.デルマルーヴル
先行〇 枠〇 馬齢〇 前走〇 血統〇
米国系で穴馬として狙ってみたいのがこの馬です。前走でもかなり注目していたんですが凡走。ここを目標にかなり調教は数をこなしているようですがそこまでタイムが良くないのが心配なところですが、マイペースに行けるのであれば侮れません。
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サルサディオーネは東海Sを蹴ってまで参戦したところに陣営の自信を感じます。日本テレビ盃でも牡馬相手に勝利しているように一発あってもおかしくありません。応援馬券を買おうと思います。
それでは！
ヒデ