障害戦鉄板の法則は〇〇のようです。

 こんばんは、ヒデです。4月になりました。今月も競馬王をよろしくおねがいします。4月最初の投稿ということで、なかなか買いにくいのに毎週行われる障害レースを分析していきたいと思います。過去5年間の平均配当を見てみると複勝回収値が一番高いのも障害コース、一番低いのも障害コースとまさに障害はピンキリです。なぜこのような傾向になるのでしょうか、分析していきたいとおもいます。(※データは2016年~先週までの約5年間で集積しています。)

1.障害には鉄則があるようです。
 障害レースは必ず飛越を行います。この得意不得意がレースの展開を左右するのは間違いないようです。飛越が下手な馬はたいていの場合騎手が下げて行く光景を目にすることもよくあります。このように勝負になる馬が前へ行きやすいことからとにかく前有利です。障害でともに覇権を争っていたアップトゥデイトとオジュウチョウサンも基本的には先行して成績を残した馬です。飛越がうまくて前にいける。こんな馬を見かけたときは軸にしても問題ないと思います。まとめると、飛越がうまい+先行=鉄板という鉄則があるようです。

2.障害物が影で荒れを誘発していました。
 障害競走には大きく分けて2種類のタイプがあります。一つは常設型の障害。常にそこにおいてある障害のことを言います。主場はこのケースが多いですね。そしてもう一つはコース内に障害レース時のみ設置する「置き障害」というものがあります。これはローカルで行われることの多いパターンです。小倉などすね。この二つの障害によって求められる適性が違います。そのため、障害物の条件が変わった時がねらい目のようです。

例)2021年3月6日 小倉障害オープン マイネルヴェッサー 14人気2着
常設障害では馬券内1回に対して置き障害では1勝2着4回、3着4回

3.初障害は前走極端がよさそうです。
 いきなりの3000m以上の障害レースですが、短距離戦か長距離戦で出走していた馬が好走することが多いようです。一番好成績をあげているのは前走2100m~2400m組で単勝回収率102%複勝回収率74%はともにトップです。一方で穴を開けやすいのが前走短距離戦組で、前走1200m経験組は単勝回収率78%とマイルや中距離組よりも穴を開けやすい傾向があります。元障害ジョッキーの林満明調教助手は『息の使い方を覚えたら短距離馬のほうが障害は向いている。ピッチ走法で器用だから』とインタビューで答えており、飛越のうまい単距離馬には注意する必要がありそうです。なお、成績が一番低いのが前走マイル組で、単勝回収率11%、複勝回収率は34%と極端に低くなっています。これは施行の多い根幹距離でぶっちぎりの最下位なので、単純に息の使い方など障害には向かないようです。

4.最後に
 障害レースで穴を開ける馬も先行馬の複勝率が40%、逃げ先行、捲りが回収率100%超えの高い数値を記録している以上、先行できそうな馬を狙っていくのがセオリーです。条件というフレームでより穴目の馬を選択できるように馬券を購入していきたいですね。


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明日からは今週の重賞分析を行います。阪神は日曜日雨予想ですか。ぐずついた天気例年以上に多いような気がします。G1昇格後は良馬場を続けていただけに、難しい予想になりそうです。

それでは!

ヒデ