ダートましまし、新潟芝はタフ?(考察)

 こんばんは、ヒデです。本日は来週から行われる新潟競馬についての考察を書いていこうと思います。今回は開催前ですのでほとんど憶測の域を出ない仮説的なお話です。ですが少しでも週末の予想に役立つような情報を発信していこうと考えておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

1.寝起きドッキリのような急遽の開催となっていました。
 先日の地震の影響で福島競馬場には競馬開催が厳しくなるようなダメージを浴びてしまいました。そのため、春の福島開催は中止となり、新潟競馬場での代替開催(夏の開催が中止の場合は中山競馬場で代替するそうです)というような運びになったようです。番組表を見てみるとびっくり、初日からダートが9鞍あります。本来の開催に合わせて準備をしていたため、芝の生育状態が著しくないようです。新潟は日本屈指の豪雪地帯ということもあり、冬の間は開催が難しいのも新潟の特徴と言えます。加えて新潟開催はこのあとオークスの週までの連続開催ということになりました。その観点から見ても次回開催のために芝を温存する必要があり、ダートの多い開催になったのだと思います。

2.新潟ダートは緩急勝負が多いです
 今開催多くなるダートですが、新潟では主に1200m、1800m、2500mが開催されます(今開催は1000mの施行はありません)。新潟コースの特徴は中央競馬では狭いコースにも関わらず、類似コースの札幌などに加えて100m直線が長いことが特徴です(競馬王1月号より)。そのためコーナーでは減速しやすく、結果として先行勢が有利に働きやすいコースになるようです。基本的には中団より前に付けている馬を狙うのがベストです。また、中山を勝って新潟に臨んでくる馬は勝利なしと平坦コースと坂ありコースの適性の違いを見せていますので、注意が必要のようです。

3.タフ&タフ。芝コースはもはや欧州並みなのでしょうか!?
 芝の発育がよくないという話は1でもしましたが、日本の芝は基本的に洋芝+野芝のミックス芝が使われることが多いです。所謂オーバーシードというやつですね。ですが、洋芝の弱点としてはすぐに掘り返されてしまうことなので、それをカバーするために野芝でカバーしているというイメージです。ですが今回はその野芝があまり発育状態がよくないようで、洋芝だけとなってしまったら早くに掘り返され欧州系や欧州経由の米国系が主流血統を抑え込むことも考えられます。最初はミスプロ系やキングマンボ系が台頭する馬場となりそうです。外回りの長い直線は中団からくるパワー×瞬発力VS前目につけるスタミナ系の決戦にもなりそうで、そのあたりは適性を見ながら買いたいところです。

4.最後に
 個人の感想ですが、かなりタフになると予想される新潟競馬場。馬柱のきれいな馬が最初は売れると思いますので、芝コースは特に適性というところにクローズアップして馬券を検討していけば大きな配当も夢じゃないかなと考えています。予想通りになることを願います笑


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もう4月なのですね。早いものです。一か月ほぼ毎日投稿していますが、皆様のおかげでございます

引き続き頑張りますのでご覧いただければ幸いです。

それでは

ヒデ