伊吹雅也のトリプルフッキング/安田記念

■今週の注目レース
→安田記念

■レース傾向の分析対象
→2014年以降の安田記念

【Hook A】
“JRAのレース”において出走経験があった馬の、“JRAのレース”における最高馬体重別成績
★500kg未満 [0-0-1-27](複勝率3.6%)
☆500kg以上 [4-4-3-23](複勝率32.4%)
→馬格のある馬が優勢。昨年の安田記念は単勝6番人気以内の馬がすべてこの条件に引っ掛かっており、レッドファルクス(単勝3番人気)の3着が最高でした。

【Hook B】
“JRA、かつGⅠ、かつ牝馬限定を除くレース”において連対経験がない、かつ前走の条件が“JRAのレース”だった馬の、前走の上がり3ハロンタイム順位別成績
☆2位以内 [2-1-0-7](複勝率30.0%)
★3位以下 [0-0-1-22](複勝率4.3%)
→牡牝混合のGⅠで連対経験があった馬を除くと、前走で出走メンバー中2位以内の上がり3ハロンタイムをマークできなかった馬は不振。実績馬や差し馬に注目しましょう。

【Hook C】
“前年か同年、かつJRA、かつGⅠかGⅡ、かつ牝馬限定を除くレース”における連対経験の有無別成績
☆あり [3-4-4-27](複勝率28.9%)
★なし [1-0-0-25](複勝率3.8%)
→前年以降の戦績も重要なポイント。牝馬限定のレースやGⅢ、オープン特別を主戦場としてきた馬は信頼できません。

【各馬評価】

Photo_2


【注目馬】
2.サトノアレス
→このメンバー構成なら実績上位。“前年か同年、かつJRA、かつGⅠかGⅡ、かつ牝馬限定を除くレース”における連対経験こそありませんが、大きく評価を下げる必要はないと思います。

4.アエロリット
→ジョッキーとの相性こそ強調できないものの、コース適性の高さは証明済み。展開にも恵まれそうです。

11.リアルスティール
→こちらもジョッキーとの相性は強調できませんが、臨戦過程には不安のない馬。地力の高い馬ですし、引き続きマークしておくべきでしょう。