伊吹雅也のトリプルフッキング/フローラS

■今週の注目レース
→サンケイスポーツ賞 フローラステークス

■レース傾向の分析対象
→2014年以降のフローラステークス

【Hook A】
“同年3月以降、かつJRA、かつ500万下から上のクラスのレース”において3着以内となった経験の有無別成績
☆あり [3-4-2-12](複勝率42.9%)
★なし [1-0-2-47](複勝率6.0%)
→近走成績を素直に評価したい一戦。新馬や未勝利のレース、同年2月以前のレースでしか好走していない馬は過信禁物と見るべきでしょう。

【Hook B】
馬番別成績
☆1〜7番 [3-3-2-20](複勝率28.6%)
★8〜18番 [1-1-2-39](複勝率9.3%)
→基本的に内枠有利。なお、馬番が8〜18番、かつ“同年3月以降、かつJRA、かつ500万下から上のクラスのレース”において3着以内となった経験がなかった馬は2014年以降[0-0-1-34](複勝率2.9%)と優勝争いに食い込めていません。

【Hook C】
“JRA、かつ重賞かオープン特別のレース”において連対経験がなかった馬の、前走の距離別成績
★1800m未満 [0-0-0-17](複勝率0.0%)
☆1800m以上 [2-4-3-33](複勝率21.4%)
→3着以内馬の大半は前走の距離が1800m以上。オープンクラスのレースで連対経験があった馬を除くと、前走で1800m未満のレースを使った馬は苦戦していました。

【各馬評価】

Photo2

【注目馬】

4.サトノワルキューレ
→不安要素が見当たらないのはこの馬くらい。素直に信頼していいと思います。

12.レッドベルローズ
→外寄りの枠に入ってしまったものの、このメンバー構成なら実績上位。大きく評価を下げる必要はなさそうです。

16.ノームコア
→前走が好内容。大外枠に入ってしまいましたが、今年は内寄りの枠に入った馬の大半が臨戦過程に不安を抱えていますし、それなりに高く評価していいでしょう。