伊吹雅也のトリプルフッキング/天皇賞春

■今週の注目レース
→天皇賞(春)

■レース傾向の分析対象
→2011年以降の天皇賞(春)

【Hook A】
“JRA、かつG㈵、かつ天皇賞(春)を除くレース”において3着以内となった経験の有無別成績
☆あり [7-6-4-31](複勝率35.4%)
★なし [0-1-3-72](複勝率5.3%)
→実績馬が強いレース。まだビッグレースで結果を残していない馬は過信禁物と見るべきでしょう。

【Hook B】
血統別成績
☆父がサンデーサイレンス系種牡馬 [7-5-6-60](複勝率23.1%)
★父がサンデーサイレンス系以外の種牡馬 [0-2-1-43](複勝率6.5%)
→父にサンデーサイレンス系以外の種牡馬を持つ馬は、2013年3着のレッドカドーを最後に3着以内なし。ちなみに、父がディープインパクトだった馬も2011年以降[0-1-1-11](複勝率15.4%)と人気を裏切りがちでした。

【Hook C】
前走の条件が“JRAのレース”、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が2位以下だった馬の、馬番別成績
☆1〜7番 [5-2-3-28](複勝率26.3%)
★8〜18番 [0-2-0-58](複勝率3.3%)
→基本的に内枠有利なレース。前走の上がり3ハロンタイムが1位だった馬を除くと、馬番が8〜18番だった馬はほとんど上位争いに食い込めていません。

【各馬評価】

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【注目馬】

4.カレンミロティック
→天皇賞(春)に対する適性の高さは証明済み。この枠順なら素直に信頼して良さそうです。

11.シュヴァルグラン
→外寄りの枠に入ってしまったものの、このメンバー構成なら実績上位。大きく評価を下げる必要はないと思います。

12.レインボーライン
→前走の上がり3ハロンタイム順位が1位なので、枠順は気にしなくても良いはず。特に不安要素が見当たりません。