亀谷敬正さんの重賞ビーム・スワンSを大公開!/『血統ビーム 黄金ガイド』コラボ企画

10/25に発売された亀谷敬正さんの新刊血統ビーム 黄金ガイドコラボ企画として、競馬王ブログでは亀谷敬正さんの重賞分析コラム、名付けて『重賞ビーム』を公開させていただくことになりました。本日は10/26(土)のスワンSの重賞ビームを公開いたします。

血統ビーム 黄金ガイド

<亀谷敬正の重賞ビーム スワンS>
血統面では、1400m重賞のセオリー通り、ダートシェア(新刊・血統ビーム 黄金ガイド参照)の高い種牡馬が走るレース。2010年9人気2着のショウナンアルバや、09年16人気2着のアーリーロブストは父がダートシェア55%以上のダート指向強い種牡馬。

これに関連するファクターとして、2歳、3歳前半までにマイル以上の重賞で実績のあった馬が走るのも当レースの特徴。新刊・血統ビーム 黄金ガイドにも書きましたが、ダート適性と体力の完成度(2歳の芝重賞を体力のアドバンテージで押し切る能力)は密接な関係があるからです。

2歳、3歳限定のマイル以上の重賞で3着以内になったことのある馬は過去5年で複勝率30%、複勝回収率158%。去年も1~3着馬が該当。2011年も1着リディルと2着ジョーカプチーノ。10年は2着ショウナンアルバと3着ジョーカプチーノが該当。ブラッドバイアス血統馬券プロジェクトでも注目馬に上げ、競馬放送局の予想でも10万馬券を的中。毎年2頭以上は、馬券になる馬を出しています。

ただし、今年は該当馬が異常に多いです。今年の該当馬は、アドマイヤセプター、エーシントップ、グランプリボス、コパノリチャード、サダムパテック、サンカルロ、テイエムオオタカ、レッドオーヴァル。

絞り込みで有効なのは、例年ならば、前走3コーナー2番手以内か6番ゲートより内の馬を買うこと。過去5年で複勝率27%、複勝回収率155%。これに当てはまらなかった1、2番人気は7頭いて、08年のスズカフェニックスが1番人気4着、ファリダットが2番人気8着、09年のスズカコーズウェイが1番人気5着、トレノジュビリーが2番人気11着、11年のグランプリボスが2番人気8着、12年のダノンシャークが2番人気4着、レオアクティブが1番人気9着で、すべて4着以下です。

今年も各種天気予想サイトを見ると晴れる確率は70%以上。内有利になりそうです。

また、前走1200mを使っていた馬の場合は前走で先行しているか、末脚に見どころがなかった馬。前走で1200m適性を示しすぎていないほうが良いからです。過去5年の前走1200mで馬券になった馬はすべて前走上がり4位以下。前走1200mで上がり4位以下だった馬は複勝率31%、複勝回収率110%。

最終的な注目馬はブラッドバイアス血統馬券プロジェクトの亀谷重賞コラム(重賞アプローチ)で。

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