11/1(金)からサービス開始する『競馬王チャンネル』から、ファミリーナンバーの使い手・片野治雄による『枝の定理・注目馬』を先行公開

明日11/1(金)からコンテンツ配信を開始するニコニコ公式チャンネル競馬王チャンネル。競馬王チャンネルでは、毎週水・木・金・土曜日に競馬王ライター陣の重賞見解などを競馬王Webマガジンで配信いたします。

本日は、毎週水曜日に配信予定のファミリーナンバーの使い手・片野治雄による『枝の定理・注目馬』を先行公開いたします。なお、競馬王チャンネルの配信コンテンツは、下記をご参照ください。

競馬王チャンネルの配信コンテンツ

<ファミリーナンバーの使い手・片野治雄による『枝の定理・注目馬』>
【アルテミスS展望】
昨年より新設された2歳牝馬限定重賞。前身の赤松賞からも重賞勝ち馬が続出していたように、レース条件自体は重賞競走に相応しいものと言えます。昨年はコレクターアイテム [9-f]と、アユサン [9-f]という同型F-No.馬がワン・ツーを決めたように「一瞬の決め手」に特化したタイプにとって有利な設定となっています。

「重賞級の活躍を期待できる血統的な下地を持っていて、かつ高速上がりで好走してきた馬」を狙うのがベストなのですが、正直、今年の出走予定馬は重厚な配合馬が多く、あまりクラシックや暮れの阪神JFに直結するとは思えません。ただ、それでも今後の重賞戦線で活躍する可能性が高いのも事実で、その辺りを踏まえて注目馬をピックアップしていきたいと思います。

【注目馬一覧】
○パシフィックギャル [8-c]
ゼンノロブロイ産駒で[8-c]という組み合わせはブリッジクライムと同じ。どちらかと言えば器用さを活かしてこそのタイプですが、前述した通り今年の出走メンバーは重厚な質を持つ馬が多く参戦しており、この馬の持つ器用さが大きなアドバンテージになると見ています。

○サクラパリュール [13-c]
父サクラプレジデント×[13-c]と言えばサクラプレジール(フラワーC)やサクラゴスペル(オーシャンS)らと同じ組み合わせ。3頭に共通しているのは母父にHail to Reason系の種牡馬を持っている事ですが、この馬の場合は母母父にも配合されているのがポイントで瞬発力がより強化された血統構成とも言えるでしょう。本質的には3歳春以降に開花する母系ですが、重賞特有の速い流れになれば潜在的な能力を発揮してくれると思います。

▲ツクバアスナロ [10-d]
祖母メジロドーベルを始め、3冠牝馬スティルインラブなど多くの名牝を輩出している[10-d]。昨年もサウンドリアーナという活躍馬が出たように、やはりこのF-No.は牝馬でこそ。スタートに難のある同馬ですが決め手はメンバー中、屈指のもので一発の魅力が漂います。

▲ハッピーベリンダ [2-n]
先週の天皇賞で鮮やかな差し切り勝ちを決めたジャスタウェイと同じF-No.を持つ同馬ですが、基本的にこのNo.は「仕上がり早でまとまったタイプ」を多く出す系統。器用さもあるので、内めのロスなく競馬ができる枠順を引ければ面白いでしょう。

※日曜・東京のアルゼンチン共和国杯ではエックスマーク[2-e]、京都のみやこSではブライトライン[1-s]に注目しています。

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