単複名人のWIN5狙い馬(7月28日)

本誌では「でる単」でお馴染みの単複名人・加納裕一氏がWIN5の狙い馬を紹介します。
ここでのルールは、1頭だけしか選ばない(ヘソ馬と呼んでいます)レースを必ず5レースのうち1レース作ること。点数を絞りながら、的中を目指す企画です。どうぞ参考にしてください!

◆小倉10R(西部日刊スポーツ杯)
4ソロル
12クラージュドール
14エーシンバリントン

◆新潟10R(日本海S)
4ヴァーゲンザイル
ハンデ比較で突出している訳ではないけれど、前走から2キロ貰った55キロが他馬に比べて最も有利と出たのはこの馬。前々回、昇級初戦の〔緑風S〕の55キロはどちらかといえば不利なハンデ。にもかかわらず勝ち馬からコンマ1秒の5着で準OPにメドを立て、前走も定量57で4着なら立派なもの。しかも前が壁になりながらもメンバー2位の上がり脚を披露し、2000mで2分の壁を初めて破っているように調子は断然右肩上がり。人気サイドなので新潟が初というのが多少引っかかるものの、東京で2勝しているので左回りそのものは何の心配もなし。吉田豊Jもキッチリ1勝を勘定に入れているのでは?

◆函館11R(クイーンS)
1オールザットジャズ
2クィーンズバーン
7マルセリーナ

◆小倉11R〔佐世保S〕
3ミヤジエムジェイ
9バーバラ

◆新潟11R(アイビスサマーダッシュ)
7スギノエンデバー
11パドトロワ
13ハクサンムーン
14リトルゲルダ

★加納先生のワンポイント
「〔アイビスサマーD〕は4頭チョイスになってしまいましたが、WIN5とは別に単複を買うなら7スギノエンデバー。ほぼ慢性の発馬灘を抱えているので1000mはそれだけでアウトになりそうですが、前走の北村友Jのコメントを読んでも、どうやら陣営はそれを織り込み済みの上で短距離重賞路線にこだわり続けているようです。直線コースでこの枠なら前が詰まるということは考えにくく、カーブのある1200mでも上がり32秒台の決め手があるので、テン乗り福永Jの騎乗ぶりにも大注目です」

というわけで、7月21日のWIN5は、3×1×3×2×4の72点です。
WIN5を買う方は馬選びや点数の参考に、馬券勝負派の方は単複や軸馬として、加納先生の狙い馬を参考にしてください。

※加納先生、5年ぶりの新刊発売!!
競馬王新書061『〔でる単〕式 着順固定作法』が、来週7月19日(金)に発売されました。
「厩舎の意図は着順に表れる!」を予想の根幹として、40年以上、厩舎の意図・思惑を読み続け、単複にこだわり続け勝利を手にしてきた「加納式単複馬券術」。5年ぶりの新刊は、季節を重視した四十八手の馬券作法を解説しています。3連単やWIN5での点数絞りにも活用できます。どうぞ御一読ください!

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