単複名人のWIN5狙い馬(7月14日)

本誌では「でる単」でお馴染みの単複名人・加納裕一氏がWIN5の狙い馬を紹介します。
ここでのルールは、1頭だけしか選ばない(ヘソ馬と呼んでいます)レースを必ず5レースのうち1レース作ること。点数を絞りながら、的中を目指す企画です。どうぞ参考にしてください!

◆中京10R(知多特別)
14プレイズエターナル
ゲートの出が安定せず(7戦して6回発馬に失敗)、まともならとっくにオープン入りしていたはずの馬が夏競馬では1000万下に編入。4歳以上馬で骨っぽい相手といえば5リトルゲルダと6エーシンシャラクくらいですが、ともにハンデ→定量ですこぶる条件不利。3歳戦とはいえオープンで56を背負い慣れた馬が1000万下で54とは願ってもない好条件です。安田隆師もこのチャンスを生かすために初ブリンカー装着でエントリーしたら運よく大外枠ゲット。安田師もテン乗り浜中Jも思わずニンマリしたのでは?

◆福島10R(鶴ヶ城特別) 
2タイセイスウィープ
7レギス
11ルミナスウイング

◆函館11R(函館記念)
5レインボーダリア
6エアソミュール
10トウカイパラダイス

◆中京11R(ジュライS)
15タガノロックオン
16スズカセクレターボ

◆福島11R(バーデンバーデンC)
3フィールドシャイン
6マイネルエテルネル
7ビウイッチアス
13レオアクティブ

★加納先生、今日のひとこと
「ハンデ戦はハンデの有利不利だけで決まるわけではありませんが、〔函館記念〕では5レインボーダリア、6エアソミュール、8トウケイヘイローの3頭が少なくとも斤量面で他の13頭を引き離して有利なのは事実。ただし、横の比較では抜けていてもそれぞれ前走との比較で5が55→55.5、6が55→56.5、8は56→57.5と揃って自分の斤量を克服せねば、という課題を抱えています。その観点から考えて58→56の10トウカイパラダイスが浮上。去年は2.8倍の1番人気を裏切った馬ですが、GIIIでGIよりも2キロ軽い56キロ。57で巴賞を勝ったこの馬場でこの好条件をリベンジに生かさない手はない?と考えて、8を消しての3頭チョイスとしました」

というわけで、7月14日のWIN5は、1×3×3×2×4の72点です。
WIN5を買う方は馬選びや点数の参考に、馬券勝負派の方は単複や軸馬として、加納先生の狙い馬を参考にしてください。

※加納先生、5年ぶりの新刊がまもなく発売です!!
競馬王新書061『〔でる単〕式 着順固定作法』が、来週7月19日(金)に発売されます。
「厩舎の意図は着順に表れる!」を予想の根幹として、40年以上、厩舎の意図・思惑を読み続け、単複にこだわり続け勝利を手にしてきた「加納式単複馬券術」。5年ぶりの新刊は、季節を重視した四十八手の馬券作法を解説しています。3連単やWIN5での点数絞りにも活用できます。どうぞ御一読ください!
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