単複名人のWIN5狙い馬(6月16日)

本誌では「でる単」でお馴染みの単複名人・加納裕一氏がWIN5の狙い馬を紹介します。
ここでのルールは、1頭だけしか選ばない(ヘソ馬と呼んでいます)レースを必ず5レースのうち1レース作ること。点数を絞りながら、的中を目指す企画です。どうぞ参考にしてください!

◆阪神10R(灘S)
6スズカルーセント
10ダイヤノゲンセキ
13コウユーヒーロー

◆東京10R(相模灘特別) 
12ミナレット
降級4歳馬の天下になりそうな組み合わせですが、この昇級3歳牝馬なら勝負になりそう。短距離戦にもかかわらずスローに流れることが多い東京1400m芝で、前走も絶妙のペース配分から上がりの競馬に持ち込んで1分21秒6。今回は、20秒台が持ち時計の馬がズラリと揃っているので時計を1つ以上詰めないと、という厳しい条件つきですが、ここ3走の勢い、特に前走で初古馬挑戦を難なくクリアしている目下の乗りの良さならひょっとして?という気がします。ことに同型の2ジョーオリオンとの5キロ差
というのが魅力。外枠から出て邪魔されることなく自分の位置がとれるのでは?

◆函館11R(函館スプリントS)
1フォーエバーマーク
12ドリームバレンチノ

◆阪神11R(米子S)
6オースミスパーク
7オセアニアボス
18マイネルロブスト

◆東京11R(ユニコーンS)
3サマリーズ
6ベストウォーリア
15ベリートゥベリー
毎年平穏に終わるGIIIなので、今年も「2強」に圧倒的に票が集まりそう。チョイス馬3頭はどれも比較的人気薄ですが、12サウンドアリーナには東京の長い直線がいかにも不向き、連勝中の7チャーリーブレイヴは予定のレースを使えなかったのが痛くベストの状況とは思えない。というわけで浮上してきたもの。ではWIN5を離れて1頭単複勝負をするのはどれ?と聞かれたら断然
6ベストウィーリア。10年にここを勝ったバーディバーディと同じ〔兵庫チャンピオンS〕からの転戦というローテーションがいいですね!

というわけで、16日のWIN5は、3×1×2×3×3の54点です。
WIN5を買う方は馬選びや点数の参考に、馬券勝負派の方は単複や軸馬として、加納先生の狙い馬を参考にしてください。