『競馬王のPOG本』、クラブ別注目馬~シルク編~

『競馬王のPOG本』に登場した一口クラブの注目馬を挙げてみたいと思います(あくまで主観です)。まずは、今週のオークスにもローブティサージュをスタンバイさせているシルクホースクラブから。

一頭目はスペシャルギフト(牡・父スペシャルウィーク、母スーヴェニアギフト・須貝)。24ページに写真を掲載しています。ノーザンF早来の編集担当ケシハタさんがやたらと「今年はスペシャルウィークの評判がいい」と言っているのですが、その一翼を担うのがこの馬であることは間違いないでしょう。

続いてはカイザーヴァルツァ(牡・父ゼンノロブロイ、母プンティラ・音無)。ノーザンF空港牧場と音無師のインタビューに登場。大木厩舎長のコメントから仕上がりの早さが伝わってきますし、音無師は「いい馬ですよ」とお墨付き。ちなみにまだ残口アリですよ!

ワールドインパクト(牡・父ディープインパクト、母ペンカナプリンセス・友道)はPOGファンお馴染みの血統。資質の高さは疑いようのない血筋なので、伊吹雅也さんや栗山求さんといった“書斎派”の裏付けがあるのは心強いですね。

C 個人的に注目なのはグランプリエ(牝・父Footstepsinthesand、母ボシンシェ・池江)。栗毛でとにかくカワイイ(写真参照。印刷された『競馬王のPOG本』でも是非確認してみてください!)。素直な気性でゆったりした体の造りからは、長めの距離で良さそう。父はジャイアンツコーズウェイの初年度産駒で、3戦3勝で引退した大器でした(フジキセキみたいなイメージ?)。

穴っぽいのは「栗山ノート」推奨の2頭、グレンロック(牡・父ゴールドアリュール、母シルキーラグーン・村山)とヘヴンズチョイス(牝・父マンハッタンカフェ、母アーティストチョイス)。前者は父の代表産駒エスポワールシチーを思わせる配合、後者は「マンカフェ名人」の異名をとる栗山さんが推すマンハッタンカフェ産駒というだけで期待が高まります。

もちろん母ベッラレイアや母ダンツクレバーなどは言わずもがなの注目馬ですね。個人的にはシルクホースクラブから一頭は確実に指名するつもりです。
取り上げた馬たちの詳しい情報は、『競馬王のPOG本2013-2014』をご覧下さい。