12日の情熱大陸は矢作芳人調教師。言わずと知れた昨年のダービートレーナーで、日本を代表する調教師の一人です。
『競馬王』は矢作調教師に大変お世話になっており、師が調教助手だった頃からコラムをお願いしています。
調教師になられてからは、競馬王新書016『開成調教師 安馬を激走に導く厩舎マネジメント』を出版させていただきました。
『開成調教師』の出版は2008年。まだそれほど管理馬のレベルが高くない中で、好成績を挙げていく秘密が惜しみなく書かれています。
赤白のバンテージを左右前後で使う理由、経費節減の様々な工夫、賞金を積み上げるための細やかなテクニックなどなど。
競馬本でありながら、内容はビジネス書に通ずるもので、実際の経営者の皆さんにも参考になることと思います。有力オーナーの方が、この本に大変感銘を受けていた、という話も耳にしたことがあります。
矢作厩舎といえば、POGでも大変、人気を集める厩舎です。
『競馬王のPOG本』では、師が調教助手だった頃から親交のある棟広良隆さんが、矢作師に直撃しています。
このインタビューのなかにも、随所で矢作師の細やかな気配りが見てとれますので、こちらも是非、読んでみてください。