単複名人のWIN5狙い馬(3月10日)

本誌では「でる単」でお馴染みの単複名人・加納裕一氏がWIN5の狙い馬を紹介します。
ここでのルールは、1頭だけしか選ばない(ヘソ馬と呼んでいます)レースを必ず5レースのうち1レース作ること。点数を絞りながら、的中を目指す企画です。どうぞ参考にしてください!

◆阪神10R(甲南S)
1ステキナシャチョウ
2エアハリファというかなり絶対感のある馬が人気を集めそうなここで、人気薄を1頭チョイスをするのは相当冒険ですが…。昇級後5戦で得意な1800ダを1回も使わなかったのを不思議に思っていたのですが、休み明け初戦の前走は超久々の芝を見え見えの稽古代わりにして、ここがまさに勝負がかり。考えに考え抜いた連闘策に出てきました。おまけに先行タイプが揃っていて人気の2を核にして相当のハイペースとなり、おそらく4角を迎える前に脱落馬が出てくるほどの差し有利の展開では。これまでの1800ダの実績(2・5・0・2)の通りの競馬をして自分のテンポを守っていれば、勝ちは転がり込んでくる!と踏んでいます。

◆中山10R(東風S)
4キョウエイストーム
10エアラフォン
13スピリタス

◆中京11R(トリトンS)
10サカジロロイヤル
15ジャーエスペランサ
16バーバラ

◆阪神11R(フィリーズレビュー)
3ノーブルコロネット
5サウンドリアーナ
12サンブルエミューズ

◆中山11R(中山牝馬S)
8スマートシルエット
10メイショウデイム
12サンシャイン
〔中山牝馬S〕は相当難解なGIII。人気上位(と思われる)1、2、9、16あたりはどうにもハンデ不利で狙えない代わりに、あまり支持はなくてもメイショウデイム、サンシャインの2頭はこのハンデならスマートシルエットに十分絡んでいける資格あり、と見ています。特に注目は10メイショウデイム。切れ味不足と見てこれまでの短距離一辺倒から一気に路線変更を敢行してきた佐山厩舎の意図に注目。単複勝負をかけるならこれ!とまで考えています。

というわけで、10日のWIN5は、1×3×3×3×3の81点です。
WIN5を買う方は馬選びや点数の参考に、馬券勝負派の方は単複や軸馬として、加納先生の狙い馬を参考にしてください。