ザ・カンフルジョッキー伊吹雅也氏の高松宮記念予想

▼01 福永祐一 ロードカナロア/同騎手時 3- 1- 0- 0(複勝率100.0%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。この馬なりにはやれると思います。

▼02 古川吉洋 サンダルフォン/同騎手時 4- 2- 1- 9(複勝率43.8%)
→1600万下で2着の実績があるコンビ。もっとも、重賞では苦戦が続いていました。

▼03 武豊 アグネスウイッシュ/同騎手時 1- 2- 0- 2(複勝率60.0%)
→1600万下勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。相性自体は悪くなさそうです。

▼04 松山弘平 レジェトウショウ/初騎乗
→芝はキングヘイロー産駒との相性がいまひとつ。一変まではどうでしょうか。

▼05 和田竜二 エーシンリジル/同騎手時 0- 0- 0- 1(複勝率0.0%)
→好走例のないコンビ。大きな変わり身は期待できないと思います。

▼06 勝浦正樹 ベイリングボーイ/初騎乗
→メイショウオウドウ産駒との相性がいまひとつ。過信禁物かもしれません。

▼07 吉田隼人 アポロフェニックス/初騎乗
→アフリート牡馬と相性良し。この馬なりにはやれそうです。

▼08 小牧太 ツルマルレオン/同騎手時 3- 1- 1- 1(複勝率83.3%)
→オープン特別勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。ここ2戦はコンビ実績のないジョッキーだったので度外視可能でしょう。

▼09 川田将雅 エーシンダックマン/同騎手時 1- 1- 0- 1(複勝率66.7%)
→重賞で2着の実績があり、好走率も高いコンビ。あとは展開次第だと思います。

▼10 池添謙一 カレンチャン/同騎手時 5- 1- 1- 2(複勝率77.8%)
→G㈵勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。引き続き期待できそうです。

▼11 N.ピンナ サクラゴスペル/初騎乗
→サンデーサイレンス系との相性が微妙。大きな上積みを期待するのは酷かもしれません。

▼12 浜中俊 マジンプロスパー/同騎手時 1- 0- 0- 1(複勝率50.0%)
→重賞勝ちの実績があるコンビ。あとはコース替わりがどうかだけでしょう。

▼13 渡辺薫彦 タマモナイスプレイ/同騎手時 2- 0- 2- 9(複勝率30.8%)
→重賞で3着の実績があるコンビ。もっとも、昨秋以降は苦戦が続いています。

▼14 藤岡佑介 グランプリエンゼル/同騎手時 1- 0- 1- 5(複勝率28.6%)
→オープン特別勝ちの実績があるコンビ。この馬なりにはやれそうです。

▼15 横山典弘 ダッシャーゴーゴー/同騎手時 0- 0- 1- 1(複勝率50.0%)
→地方でG㈵3着の実績があるコンビ。休養明けで展開も向かなかった前走は度外視可能かもしれません。

▼16 内田博幸 ジョーカプチーノ/同騎手時 0- 0- 0- 1(複勝率0.0%)
→好走例のないコンビ。過信禁物でしょう。

▼17 吉田豊 サンカルロ/同騎手時 5- 2- 6-15(複勝率46.4%)
→G㈵で2着の実績があるコンビ。この馬なりにはやれると思います。

▼18 四位洋文 トウカイミステリー/初騎乗
→キングカメハメハ産駒との相性が微妙。大きな上積みを期待するのは酷でしょう。

■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
09 川田将雅 エーシンダックマン
10 池添謙一 カレンチャン
17 吉田豊 サンカルロ
14 藤岡佑介 グランプリエンゼル
01 福永祐一 ロードカナロア
12 浜中俊 マジンプロスパー
※同騎手時に3着以内となった経験がある馬のみ

■その他の注目コンビ
07 吉田隼人 アポロフェニックス
→アフリート牡馬と相性良し。
15 横山典弘 ダッシャーゴーゴー
→地方でG㈵3着の実績があるコンビ。

 高松宮記念は実績馬が強いレース。JRAG㈵で3着以内となった経験がない馬は2002年以降[3-1-6-107](複勝率8.5%)と苦戦しています。また、前走がJRA重賞以外だった馬も2003年以降は[0-0-0-28](複勝率0.0%)と好走例がありません。一方、前年のスプリンターズステークスで3着以内だった馬は2002年以降[2-4-0-7](複勝率46.2%)と比較的堅実。また、前年のスプリンターズステークスで単勝5番人気以内だった馬も2002年以降[3-4-1-14](複勝率36.4%)と安定しています。昨秋以前の古馬スプリント戦線で主役級の活躍をしてきた馬に注目したいところです。
 なお、今年の1回中京芝1200m(3月24日終了時点)は、4歳以上のレースに限ると4コーナーを3番手以内で通過した馬が[0-0-2-7](複勝率22.2%)。もともと差し馬が優勢なレースであることを考えても、先行馬は割り引きが必要でしょう。
 本命は吉田豊騎手とサンカルロのコンビ。このメンバーなら実績上位ですし、ゴール前の直線に急坂のあるコースが得意な点も強調できます。東京競馬場は合わないようですが、2010年高松宮記念(4着、勝ち馬から0.1秒差)のレースぶりを見る限り左回り自体は問題なさそう。外めの枠を引き当てた点も好材料です。
 相手は昨年のスプリンターズステークスで1着だったカレンチャン、同じく昨年のスプリンターズステークスで単勝2番人気だったダッシャーゴーゴー。ゴール前の直線が平坦なコースにしか実績のないロードカナロアは評価を下げました。

■3連複フォーメーション
17=10,15=01,06,10,12,14,15,16(11点)

※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2002年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。