ザ・カンフルジョッキー伊吹雅也氏の皐月賞予想

▼01 川田将雅 ステラロッサ/同騎手時 0- 2- 0- 0(複勝率100.0%)
→500万下で2着の実績があり、好走率も高いコンビ。相性自体は悪くなさそうですが……。

▼02 武豊 ダノンバラード/同騎手時 2- 0- 1- 1(複勝率75.0%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。内めの枠ならもう少しやれるかもしれません。

▼03 四位洋文 ノーザンリバー/同騎手時 1- 1- 0- 0(複勝率100.0%)
→500万下勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。この馬なりにはやれると思います。

▼04 岩田康誠 サダムパテック/同騎手時 1- 0- 0- 0(複勝率100.0%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。この馬自身も内めの枠が合うようです。

▼05 柴田善臣 ナカヤマナイト/同騎手時 3- 3- 1- 0(複勝率100.0%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。これといった不安点は見当たりません。

▼06 内田博幸 ダノンミル/初騎乗
→ジャングルポケット産駒との相性が微妙。過信禁物だと思います。

▼07 吉田豊 ロッカヴェラーノ/初騎乗
→マンハッタンカフェ産駒との相性が微妙。大きな上積みを期待するのは酷でしょう。

▼08 北村宏司 ビッグロマンス/初騎乗
→グラスワンダー産駒との相性が微妙。この馬自身、芝では好走例がないだけに……。

▼09 丸山元気 カフナ/同騎手時 2- 1- 0- 0(複勝率100.0%)
→オープン特別で2着の実績があり、好走率も高いコンビ。まだ底を見せていないと判断することも可能です。

▼10 後藤浩輝 エイシンオスマン/同騎手時 1- 0- 0- 1(複勝率50.0%)
→500万下勝ちの実績があるコンビ。前々走も内容自体は悪くありませんでした。

▼11 安藤勝己 ベルシャザール/同騎手時 1- 1- 1- 0(複勝率100.0%)
→重賞2着の実績があり、好走率も高いコンビ。先行力を生かせる展開なら面白いと思います。

▼12 池添謙一 オルフェーヴル/同騎手時 2- 2- 1- 1(複勝率83.3%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。あとは東京替わりがどうかだけです。

▼13 横山典弘 リベルタス/初騎乗
→ディープインパクト産駒との相性が微妙。一変まではどうでしょうか。

▼14 田中勝春 フェイトフルウォー/同騎手時 2- 0- 2- 0(複勝率100.0%)
→重賞勝ちの実績があり、好走率も高いコンビ。この馬なりにはやれると思います。

▼15 佐藤哲三 デボネア/同騎手時 1- 0- 1- 0(複勝率100.0%)
→重賞3着の実績があり、好走率も高いコンビ。持ち味が生きる展開になれば楽しみです。

▼16 蛯名正義 トーセンラー/初騎乗
→ディープインパクト産駒との相性が微妙。過信禁物かもしれません。

▼17 松岡正海 プレイ/同騎手時 1- 3- 0- 1(複勝率80.0%)
→重賞2着の実績があり、好走率も高いコンビ。今回も展開ひとつでしょう。

▼18 藤田伸二 オールアズワン/初騎乗
→ネオユニヴァース牡馬との相性が微妙。一変まではどうでしょうか。

■同騎手時ベストパフォーマンス上位馬
12 池添謙一 オルフェーヴル
11 安藤勝己 ベルシャザール
09 丸山元気 カフナ
04 岩田康誠 サダムパテック
15 佐藤哲三 デボネア
17 松岡正海 プレイ
14 田中勝春 フェイトフルウォー
10 後藤浩輝 エイシンオスマン
05 柴田善臣 ナカヤマナイト
※同騎手時に3着以内となった経験がある馬のみ

■その他の注目コンビ
特になし

 皐月賞は前走1着馬が強いレース。特に前走1着、かつその前走が皐月賞トライアル(弥生賞、スプリングステークス、若葉ステークス)だった馬は〔7・1・4・14〕(複勝率46.2%)と信頼できます。
 なお、近年の皐月賞は「2000mに実績のある馬が上位を占める年(ヴィクトワールピサが制した2010年など)」と「マイラーに近いタイプの馬が上位を占める年(キャプテントゥーレが制した2008年など)」に分かれている印象。今年は降雨が予想されますし、ほとんどの馬が1800m以下の距離を問題なくこなしているので、プラスアルファとしての2000m適性が明暗を分けそうです。
 本命は岩田康誠騎手とサダムパテックのコンビ。2000mへの適性は前走で証明しましたし、朝日杯フューチュリティステークスのレースぶりからも、マイルよりは2000mの方が合うタイプだと思います。序盤の折り合いを考えれば内枠もプラスでしょう。
 相手は東京が合っていそうなナカヤマナイト、芝2000mのレースばかりを使われてきたダノンミル。スプリングステークスを勝ったオルフェーヴルなど、東京替わりや距離延長がマイナスに働きそうな馬は評価を下げました。

■3連複フォーメーション
04=05,06=02,09,11,12(9点)

※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2000年以降が集計対象。
※『同騎手時ベストパフォーマンス上位馬』は、各種レースデータ、レース映像、独自に採用したスピード指数などを参考に比較、決定しています。