こんばんは、ヒデです。兵庫県では少しずつ雨が降り始めたようですね。阪神競馬場は馬場が渋った中でのレースになりそうです。上がりがかかる中で道悪とかなりイレギュラーなレースとなりそうですが、どうなるでしょうか。早速見ていきましょう本日もよろしくお願いします！
＜ 目次 ＞
１．はじめての阪神開催は波乱を呼ぶ？
２．トライアルは着狙いに？
３．差しの強襲には母父米国系！？
４．該当馬．
１．はじめての阪神開催は波乱を呼ぶ？
今回阪神で行われる秋華賞。イレギュラーな開催にもかかわらず阪神競馬場の位置する兵庫県宝塚市仁川は雨模様。稍重程度での開催が予測されます。天候コンディション的には2019年のクロノジェネシスが勝ったレースに似るかもしれません。ただ今回は阪神競馬場、稍重馬場であると考えると差しも決まるのかもしれません。重馬場で開催された今年の大阪杯やG1昇格前の2012年産経大阪杯などではそれぞれ差し馬が決まっています。普段は内枠先行馬が有利になる阪神芝2000mも雨が降るとタフになり後ろからスピードと持続力を持って進める馬が台頭してくる可能性があります。差し馬には注意が必要でしょう。
上がりタイムは35秒台〜36秒台くらいになりそうなので普段からかなりかかっている阪神競馬場で、さらにかかると言えるかもしれません。
２．トライアルは着狙いに？
ローテ＆ステップを見ていくとやはり休み明けの馬が優勢になっています。今回は特にずば抜けて成績が安定しているところはありません。ただ、前走紫苑S組はこの競走とよくあっているようで、過去5年【2- 3- 0-20/25】と直近でも紫苑S4着だったマジックキャッスルが2着に好走しています。これは『』でも触れましたが、レースのラップタイムが本番の秋華賞と直結しやすいところが挙げられるでしょう。特に今年は上がりのかかる阪神競馬場開催で余計にこの競走との関わりが深くなりそうですね。
もう一方のトライアル競走、ローズSはそこまで関連性があるわけではなく、過去5年で【0- 1- 4-26/31】にとどまっています。今年のローズSは2000mで行われましたが『』でも書いた通り少し阪神とは違うラップタイムになっていましたので相当力が抜けていないと厳しそうですね。かなり長距離の持続戦になりそうなため「瞬発力勝負」は直結しにくい性質があると考えています。トライアルならば基本的に紫苑Sとなるでしょうか。
それ以外のレースで見ると「同距離」もしくは「延長」の馬が好調。昨年ソフトフルートは中京芝2000mの夕月特別を勝ち上がって秋華賞3着。この同距離などは条件戦にも対応していることが分かります。もちろん今年は阪神に変わりますので少し変わってきそうですが、延長は苦手な産駒が多いことからも延長以外のローテが良さそうです。
３．差しの強襲には母父米国系！？
昨日と同じようなことを言っていますが、道悪大阪杯の傾向を見ても今年の大阪杯は1〜3着を母父米国系が独占するなど、タフなレースになるだけに米国系のパワーとスピードが勝る格好になっていきます。これは前述した2012年の産経大阪杯の1・2着も母父か父に米国系が入っていました。このことからも道悪の阪神はダートに近いパワーを必要にしているということになります。もちろん欧州系もパワーはある程度ありますが、勝負どころのスピードで米国系に劣るということでしょうか。いずれにせよ、道悪の阪神芝2000mは米国系が入っている馬に注意が必要ですね。
４．該当馬
それでは秋華賞の該当馬を見ていきましょう。
4.ソダシ
脚質⚪︎？ 前走○ 血統○
札幌記念では「仮想秋華賞」のようなレースぶりを見せて内で粘るレースを展開。今回の阪神の舞台を見据えた戦いだったと言えるでしょう。クロフネが入っているということで、道悪になって持続戦でも粘る力は十分にあるでしょう。特に札幌記念ではG1・2勝のラヴズオンリーユーや札幌巧者のペルシアンナイトを抑えてというのは価値がありそうですね。
8.エンスージアズム
脚質○ 前走△ 血統○
前走ローズSも血統的には大いに期待できそうな血統です。特にこのコース道悪時の母父としては相性が比較的に良いStorm Cat系を持っているのはこの馬が唯一。フラワーカップ2着時も最後4Fの持続戦でじわじわ上がって2着という強い競馬を見せています。最後の一冠は大きく人気を分けられていますが、巻き返しの可能性も捨てきれないでしょう。
12.アカイトリノムスメ
脚質○？ 前走○ 血統○
オークス2着はルメール騎手の好判断。今回は中団を進むものと思われるので、じわりじわり上がっていく競馬ができそうな感じはしています。特にオークスでは34秒台で2着に来たのは素晴らしく、今回は休み明けも相まって最後の一冠で親子制覇を叶える可能性も十分あります。
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ソダシは何着になるか、それも楽しみの一つかもしれません。
それでは！
ヒデ