札幌ダートは前残りと・・・? 札幌ダートを分析!

 こんばんは、ヒデです。本日はヒデの分析ローカル編と致しまして「札幌競馬場ダートコース」について分析していきたいと思います。どんな傾向になっているのか早速見ていきましょう。(過去5年のデータを基に分析しています)


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<目次>

1.圧倒的に前有利の札幌競馬場ダートコース

2.前走は阪神コースが有利のようです

3.血統的には「スピード特化型」がモノ言う馬場に


1.圧倒的に前有利の札幌競馬場ダートコース

 札幌競馬場ダートコースの特徴はなんといっても前有利です。本日発売の『トリプルバイアス予想理論 ポジション・展開・馬の特性で極める前残り戦略!』の著者前田一太さんも競馬王7月号にて「平坦コースなので前残りが頻発する」と書いています。これは札幌競馬場でも顕著で、過去5年307回施行されたレースの内85%にあたる261レースで逃げ先行馬が勝利しています。

 このように圧倒的前有利の競馬場とあって、回収率という面から見ても逃げ先行が単複の回収率100%を超えていいるのに対して追込み馬は単勝回収率0%、複勝回収率も18%とほとんど馬券に絡んでいないことがわかります。後ろから行く馬よりも前にいく馬。これは徹底するべきでしょう。

 この傾向が特に出ているのが1000mです。1000mは加速力が問われるため、逃げ先行の勝率は97.7%にも上ります。札幌短距離ダートで出遅れるとよほどのことがない限り巻き返しが不可能ということですから、短距離になるほどこの傾向を信じていくのがよさそうです。



2.前走は阪神コースが有利のようです

 前走(札幌・函館を除く)を競馬場別に見てみると阪神競馬場が一番好成績を残しています。これは本誌でもとうけいばさんが書いてくれていた『ローカル競馬の「降格ローテ」』でも言及されています。

 この阪神競馬場から出走した馬は「巻き返しが多い」という点が特徴として挙げられます。中でも前走馬券外で惨敗した4~9着馬は【13-5-7-64】で複勝率は30%弱に上るなど、巻き返しが顕著になっています。

 コース的にタフな展開から平坦に変わることで追走が楽になったことがひとつ挙げられます。もうひとつはとうけいばさんが挙げていた「降格ローテ」が挙げられそうです。こちらは本誌でぜひご確認ください。



3.血統的には「スピード特化型」がモノ言う馬場に

 血統的に見るとTOP5の内4頭がサンデーサイレンス系とサンデーサイレンス系が得意とするダートコースの一つです。それは昨年の重賞エルムSの勝ち馬を見てもわかります(勝ち馬タイムフライヤー:ハーツクライ産駒)

 このようにスピード勝負となる馬場であるため、芝で求められる要素が多い傾向にあるようです。それは米国型にも言えることで、ダートの短距離を先行して勝つことの多いサウスヴィグラス産駒やヘニーヒューズ産駒が札幌競馬場の産駒成績上位にいることからもスピードが優位であるということができるでしょう。

 札幌競馬場のダートで求められるのはパワーや持続ではなくスピードの様です。前残りが多いということは今井雅宏著の『ウマゲノム版種牡馬辞典2021‐2022』のダッシュ再現値を見ていくのも有効と言えます。そちらも併せてご活用ください!


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夏ですね。北海道開催と聞くと夏と思います。

しかも今年は熱くなるのが早すぎます。1000m58秒くらいの天皇賞秋ですね。

それでは

ヒデ