立川優馬の穴馬トッピング(8月30日)

レース質と馬単位をベースに二択で絞る!気鋭の予想家・立川優馬氏が厳選した穴馬をご紹介します。土曜はアポロチーター、ミニオンペールが3着しましたが爆発とはならず。明日、先週のような大爆発を期待しましょう。


●新潟
新潟9R 五頭連峰特別 芝1600m
レース質:外枠・差し・スローペース

今開催はAコース使用のまま、新潟外回りは外差しの馬場傾向。スローは間違いないメンバーで、直線馬群が広がった外目を、だらだら伸びてくる馬が差し切るレース質。

16.アルトリウス
摩擦のある馬場向きの差し馬で、走っても人気になりにくい。外2頭が先行タイプで、全体の大外をスムースに競馬できそう。短縮ローテはプラスで、馬キャラ的にも関屋記念のサトノアーサーのイメージで。


新潟10R 朱鷺ステークス 芝1400m
レース質:内枠・先行・短縮

今開催の新潟内回り芝短距離は外枠では勝負にならない馬場傾向。コース替わりがなく、さすがに内目が荒れてきているが、二桁馬番は軽視する。先行馬が少ないメンバーで内の好位差しや先行馬が残すレース質。

3.グランドボヌール
荒れた馬場で逃げたらしぶとい馬キャラで、左回りの非根幹距離が得意なタイプ。摩擦のある馬場で、左回り1400mの内枠、延長ローテ得意の血統で、積極的な競馬を好む石橋騎手と走る条件がそろいすぎ。

5.ハーレムライン
伸びずバテずの馬キャラで、枠や馬場などの後押しがあると馬券に絡むタイプ。内の好位を取れそうで、短縮ローテと追えるデムーロ騎手でなだれ込むイメージ。


新潟11R 新潟2歳ステークス 芝1600m
レース質:外枠・差し・短縮

今開催はAコース使用のまま、新潟外回りは外差しの馬場傾向。レース自体も例年スローからの末脚比べになる。控えて競馬ができて、メンバー上位の末脚をもつ外枠馬が差し切るレース質。

9.ブルーシンフォニー
6月の東京開催は高速馬場だったが、渋った中で上がり3F34.2秒を使えれば十分。控える競馬も経験していて、鞍上田辺騎手も自然と外を回すタイプ。


●小倉
小倉10R 九州スポーツ杯 ダート1700m
レース質:先行差し・ハイペース

小倉ダート1700mは、3コーナーから押っつけ通しになるため、ゴール前バテ合いになる。逃げ・マクリなどペースの緩急に弱い馬や、コーナーで遅れて差してくる馬が好走しやすいのが基本のレース質。

6.レディマドンナ
コーナーを苦手にしていて、一気にギアアップする競馬しかできない馬キャラ。小倉ダート特有のロングスパート合戦のレース質はぴったり。


小倉12R 3歳以上1勝クラス ダート1700m
レース質:先行差し・スローペース

小倉ダート1700mは、3コーナーから押っつけ通しになるため、ゴール前バテ合いになる。逃げ・マクリなどペースの緩急に弱い馬や、コーナーで遅れて差してくる馬が好走しやすいのが基本のレース質。

13.ペイシャノリッジ
レース質上、同コースは短距離で差し競馬をしていた馬の距離延長が決まりやすい。延長ローテを苦にする血統ではなく、楽な追走から短距離向きの末脚を使えそう。


●札幌
札幌9R 小樽特別 芝1200m
レース質:外枠・差し・短縮

札幌は土曜夕方から日曜いっぱい雨予報。開催後半の洋芝に雨が降れば、Aコース後半と同様短距離では外差し傾向に。微妙な先行馬がそろったメンバー構成で、前が止まったところを差し馬勢が飲み込むレース質。

16.ファクトーラ
自在性ある馬だが、団野騎手が乗ったときは控える競馬を選んでいる。ここはレース質にはまりそう。

8.ソーユーフォリア
エピファネイア産駒は何より揉まれないことが大事。追走力がないので前が止まって自然に外に出して位置取りを上げられそう。


札幌11R キーンランドカップ 芝1200m
レース質:外枠・差し・短縮

札幌は土曜夕方から日曜いっぱい雨予報。開催後半の洋芝に雨が降れば、Aコース後半と同様短距離では外差し傾向に。直線馬群が凝縮する形になって、外枠の短縮馬が恵まれるレース質。

16.ヤマカツマーメイド
自分の力だけしっかり走る馬キャラで、延長で凡走して、短縮でパフォーマンスを上げるタイプ。短縮ローテの大外枠で、不利なく走ればメンバー上位。

15.ディメンシオン
このレースの短縮ローテの馬は、ヤマカツと同馬の2頭のみ。奇しくもどちらも8枠に入った。乗り難しいタイプだが、1200mの外枠なら自然と差しに回るレースができる。


札幌12R 支笏湖特別 芝1800m
レース質:内枠・先行・スローペース

札幌は土曜夕方から日曜いっぱい雨予報。開催後半の洋芝に雨が降れば、Aコース後半と同様中長距離では先行馬が粘り込む。先行タイプが少ないメンバーで、逃げ馬が残るレース質。

10.サクラユニヴァース
内枠に入るのがベターだったが、このメンバーならハナを切れる。距離延長得意のネオユニヴァース産駒で、逃げ馬なら長期休養明けも気にならない。