単行本『1億5000万円稼いだ馬券裁判男が明かす いま儲かる騎手・種牡馬・厩舎ランキング』1/24発売

Imamoukaru


「投資競馬の神」と呼ばれた男が手がける「馬券貢献度ランキング」が登場! 一般的な評価手法の問題点を解決すべく開発された「卍流評価手法」で、いま買うべき騎手、種牡馬、厩舎が明らかに!!

○○騎手は巧い、△△産駒は強い、□□厩舎は優秀……。
競馬ファンなら誰しもこのようなイメージを持っているはずです。
しかし、そのイメージは本当に正しいのでしょうか?
すでに旬を過ぎているかもしれませんし、注目されすぎて妙味がなくなっているかもしれません。
当然ながら間違ったイメージを持ったままでは損をしてしまいます。
そうならないためには、定期的にイメージを修正しなければならないのです。

例えば、株式投資においては「銘柄選び」が重要です。
多くの人に注目されていない優良銘柄を知っていれば圧倒的優位に立つことができます。
競馬でも同様です。儲かる騎手、種牡馬、厩舎を他の馬券購入者よりも先に知っていれば、回収率が向上します。
儲かりやすいものを買い、儲かりにくいものを嫌う。
シンプルではありますが、回収率を上げるためには非常に有効なのです。

本書では「卍流評価手法」をもとに、競馬場、距離、クラス等、それぞれの条件のベスト20、ワースト20を掲載しています。
意外な評価結果も多いので、是非ご覧になってください。なお、それぞれの総合1位はN騎手、S産駒、O厩舎となっています。


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本書まえがきより

 ここでは、私が本書を執筆しようと思った理由についてお話させていただきます。

 数年前のことですが、回収率が100%を超える条件を100パターン以上も集めた古い本を図書館で借りたことがありました。
 その本に掲載されていた条件は、例え
ば「〇〇競馬場で○○産駒で前走の第4コーナーでの順位が○位以内」というように、データベースで検索すれば回収率を簡単に調べることができるものでした。
 そこで、その本の出版日以降の期間の回収率を集計してみたところ、ほぼ全てのパターンの回収率が、100%を下回る平凡な回収率になっていました。
 これは、回収率が100%を超えるような条件を無理やり見つけ出しているため、それぞれのパターンに該当する馬の数が数十から百頭程度と非常に少なく、統計データとしての信頼性に欠けるためです。
 このような本を読むと、簡単に回収率が100%を超えられそうな気がしてワクワクしてしまいますが、実際は、分析結果の信頼度が低いため、期待を裏切られてしまうことの方が多いのです。

 馬券の回収率を向上させるためには、より信頼度の高い統計データが必要ですが、そのためには基本的にサンプル数が多くなければなりません。
 このような考えから、以前の私は、騎手や種牡馬や厩舎ごとの成績を分析したり、それらを競馬予想に組み込むことに消極的でした。
 騎手や種牡馬や厩舎のような予想ファクターは、個々の出走数に大きな偏りがあり、出走数が年に数回〜数十回しかない騎手や種牡馬や厩舎がいるので、統計データの信頼度が低くなってしまうからです。
 また、これらの予想ファクターは、馬券購入者の注目を集めやすいので人気の変動が生じやすく、また毎年入れ替わりがあるため、10年前の過去データが当てにならないことも多く、信頼度の高い分析結果を得ることが難しいからです。

 しかしながら、現在はパソコンを使った競馬予想が普及しており、人工知能による競馬予想も普及しつつあるので、過去10年分や過去20年分の大量のデータを分析するというようにサンプル数に頼った分析手法だけでは他の馬券購入者に対する優位性を保つことが難しくなってくることが予想されます。
 これからの時代は、より少ないサンプル数からより高精度な分析結果を導き出し、その分析結果を競馬予想に活用していくことが重要になってきます。

 そこで私は、より少ないサンプル数からより高精度な分析結果を導き出すための独自の評価手法(卍流評価手法)を考えました。
 本書をご覧いただいている読者の方は、過去データを分析する手間をかけることなく、卍流評価手法による分析結果を簡単にご覧いただけます。
 競馬の楽しみ方は人それぞれなので、「藤田菜七子騎手のファンだから藤田菜七子騎手から馬券を買うんだ」という読者の方は、そのままの買い方を続けて競馬を大いに楽しんでいただくのが一番です。
 でも、馬券の回収率を少しでも向上させたいという読者の方は、本書の評価結果をご覧いただいて個々の騎手や種牡馬や厩舎に対するイメージを修正していただくことで、他の馬券購入者に対する優位性を得て、長期的な回収率が向上していくだろうと思います。

──2019年12月 卍


★著者プロフィール
卍(まんじ)
2007~2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗に言う〝外れ馬券裁判〟の当事者。
2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数〝卍指数〟を基に、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。


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