伊吹雅也のトリプルフッキング/弥生賞

■今週の注目レース
→報知杯 弥生賞

■レース傾向の分析対象
→2014年以降の弥生賞

【Hook A】
生月日別成績
☆4月上旬以前 [3-4-4-22](複勝率33.3%)
★4月中旬以降 [1-0-0-14](複勝率6.7%)
→生月日が4月中旬以降だった馬は2009年まで遡っても[1-1-1-34](複勝率8.1%)。皐月賞の前哨戦やトライアル競走の中でも特別な位置付けの一戦であるせいか、馬体の成熟度を意外とシビアに問われます。

【Hook B】
“JRA、かつ中山以外、かつオープンクラスのレース”における連対経験の有無別成績
☆あり [4-3-3-6](複勝率62.5%)
★なし [0-1-1-30](複勝率6.3%)
→実績馬を素直に重視した方が良さそう。ただし、中山の重賞やオープン特別でしか好走経験のない馬は期待を裏切りがちでした。

【Hook C】
前走の条件が“JRAのレース”だった馬の、前走の上がり3ハロンタイム順位別成績
☆3位以内 [4-3-3-12](複勝率45.5%)
★4位以下 [0-1-1-22](複勝率8.3%)
→好走馬の大半は前走で出走メンバー中上位の上がり3ハロンタイムをマークしていた馬。大敗直後の馬や先行力の高さを活かしたいタイプは信頼できません。

【各馬評価】

1

【注目馬】
3.ジャンダルム
→4月25日生まれである点はやや気になるものの、このメンバー構成なら実績上位。京都の重賞でも優勝経験がある馬ですし、大きく評価を下げる必要はないでしょう。

8.ワグネリアン
→『コース別 本当に儲かる血統大全 2018-2019』の「このコースの買い! と消し!」から強調できる馬。2月10日生まれである点も高く評価して良さそうです。

9.ダノンプレミアム
→デビュー後の3戦がいずれも好内容。生月日を含め、特に不安要素が見当たりません。