伊吹雅也のトリプルフッキング/有馬記念

■今週の注目レース
→有馬記念

■レース傾向の分析対象
→2010年以降の有馬記念

【Hook A】
出走数別成績
☆21戦以下 [7-7-7-53](複勝率28.4%)
★22戦以上 [0-0-0-34](複勝率0.0%)
→若い馬を重視したい一戦。キャリアが豊富過ぎる馬は評価を下げましょう。

【Hook B】
前走が“JRAのレース”だった馬の、前走の上がり3ハロンタイム順位別成績
☆2位以内 [4-3-3-22](複勝率31.3%)
★3位以下 [2-4-3-62](複勝率12.7%)
→前走で出走メンバー中2位以内の上がり3ハロンタイムをマークしていた馬は堅実。一方、前走が“JRAのレース”、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が3位以下、かつ出走数が19戦以上だった馬は2010年以降[0-0-0-35](複勝率0.0%)と苦戦していました。

【Hook C】
“前年か同年、かつJRA、かつ牝馬限定を除くGI”において3着以内となった経験の有無別成績
☆あり [7-6-6-40](複勝率32.2%)
★なし [0-1-1-47](複勝率4.1%)
→実績馬が優勢。なお“前年か同年、かつJRA、かつ牝馬限定を除くGI”において3着以内となった経験がなかった馬のうち、“同年12月、かつJRA、かつ2000mの重賞”における優勝経験もなかった馬は2010年以降[0-0-0-45](複勝率0.0%)と好走例がありません。

【各馬評価】

1

【注目馬】
6.サトノクロニクル
→『ウルトラ回収率 2018-2019』の「正ウルトラ」該当馬。GⅠでの好走経験こそありませんが、“同年12月、かつJRA、かつ2000mの重賞”において優勝経験があった馬は2010年以降[0-1-1-2](複勝率50.0%)ですし、好枠を活かせるタイプだと思います。

13.ミッキークイーン
→特に不安要素が見当たらない馬。牡馬相手のGⅠにおける着順が少しずつ上がってきていることもあり、今年は特に楽しみです。

14.スワーヴリチャード
→前走が好内容。コース替わりが極端に堪えるタイプではないでしょう。